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深沢七郎特集

人生ナナメ読み文学講義

恋愛は「ビフテキ」と思って味わい、楽しめ

小説家にしてギタリスト、名作「楢山節考」で知られる深沢七郎はいわゆるインテリ作家ではないが、その型にはまらない音楽性豊かな小説は、今なお第一線の小説家にも評価が高い。しかし型破りなのは小説だけではない。人生相談「人間滅亡的人生案内」は、よくある作家の人生相談と思って読んだら、社会の常識や道徳にとらわれない深沢の回答に度肝を抜かれること間違いなしだ。 何事も計画を書い…

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流されゆく日々

連載10073回 師走の街に風が吹く

篠山紀信、阿佐田哲也、長嶺ヤス子、野坂昭如、吉行淳之介、畑正憲、深沢七郎、徳川夢声、木村伊兵衛、藤圭子、福地泡介、羽仁五郎、水の江滝子、伊坂芳太良、日影丈吉、高橋和巳、武満徹、平岡正明、生島治郎、松永伍一、川鍋孝文、松本清張、柴田錬三郎、富島健夫、石川達三、高畠通敏などなど。その一年だけで登場する人名を、いまの人たちはどれだけ知っているだろうか。現在も健在で、現役と…

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流されゆく日々

連載10072回 師走の街に風が吹く

(12月) ◇若い頃ってね、いい歌にヨワいんだ◇ブルガリアでうたう歌◇なにがCIAに挑む、だ◇野坂昭如氏と「ベルサイユのばら」見物◇対談ばかりなり年の暮◇「夕刊フジ」の担当は美人ですぞ◇「GORO」誌で名人戦に出場◇雀聖阿佐田、ハグキグマ畑に敗る◇テレビを見て心が痛む◇写真ってものは面白い◇深沢七郎さんはなぜイヌを飼わないか◇ブラジルの芝居は凄い◇頭痛がするときの…

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流されゆく日々

連載9941回 モハメッド・アリ追想

(昨日のつづき) モハメッド・アリとのインターヴューが雑誌に掲載されてからかなりたった頃、深沢七郎さんと対談の仕事が舞いこんできた。深沢さんのほうから、対談をやりませんか、というお話があったのだ。 お会いしたときに、深沢さんは、 「アリとの対談はとてもよかった。あれを読んで五木さんと話してみたいと思ったので」 と、言われた。深沢さんが読んでくれていたことを知って、と…

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流されゆく日々

連載9937回 モハメッド・アリ追想

フランソワーズ・サガンも、キース・リチャーズも、深沢七郎も、みんな一期一会の人だった。 アリとは雑誌の対談の仕事で会った。1972年(昭47)の3月の18日、麻布の白亜館というレストランでの対面だった。英語がからきし駄目な私のために、雑誌社はきわめて有能な通訳氏を用意してくれていた。その日の対談が思いがけないほどスムーズにいったのは、その名通訳氏のおかげである。撮影…

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