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鈴木敏文特集

勝見明氏

注目の人 直撃インタビュー

セブン&アイ鈴木会長を熟知…勝見明氏が語る“引退の真相”

セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長兼CEO(83)は、自身の提案したセブン―イレブン・ジャパンの社長人事が取締役会で否決されたことから、身を引く覚悟を固めた。鈴木会長を何度となく取材し、鈴木会長の近著「働く力を君に」(講談社)で構成を担当したジャーナリスト・勝見明氏は、今回の騒動をどう見ているか。 ■井坂社長をおとしめるつもりはなかった ――鈴木会長に関す…

“ポスト綱川”は誰になる?(中央上から時計回りに永守重信、川村隆、鈴木敏文、澤田秀雄の4氏)

市場は外部招聘を要望 東芝“次期トップ”の意外な有力候補

「業界は異なるもののセブン&アイHDの鈴木敏文名誉顧問(84)に託してみたいですね。無駄を徹底的に排除し、利益の出る経営体制に変貌させるノウハウはピカイチだと思います」(倉多慎之助氏) いまや東芝再建は“国策”という見方もある。だとしたら、安倍政権に近い富士フイルムHDの古森重隆CEO(77)やキヤノンの御手洗冨士夫CEO(81)の登板もあり得る。 「HIS創業者…

課題が山積

トップ人事は決着も…セブン&アイ井阪新体制が抱える難題

総会が終盤に差し掛かった午前11時50分ごろ、鈴木敏文前会長と井阪隆一新社長は、議長の村田紀敏前社長に促され、握手を交わした。 カリスマと呼ばれる鈴木会長が突然の引退を表明したのは4月7日。セブン&アイの稼ぎ頭であるセブン―イレブンのトップ人事を巡る迷走の末、自ら辞任を決断した。創業家(伊藤家)や創業家の次男(順朗取締役)、鈴木家の次男(康弘取締役)、社外取締役など…

不振は続く(左は辞任した戸井元社長)

企業深層研究

イトーヨーカ堂 「衣料部門」が苦戦から抜け出せない

昨年、鈴木敏文会長が退任し激震が走ったセブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイ)。流通業界のカリスマの引退で、同社の行く末が心配されたが、足元の業績は好調を維持している。 好調の要因は、コンビニのセブン―イレブンが圧倒的強さを維持しているためだ。セブンの既存店売上高は、今年1月まで54カ月連続で伸び続けている。日本全体の消費が伸び悩む中で、この実績は驚異的ともい…

和田秀樹さん

プロの本棚

和田秀樹さん(精神科医)

経済本なら、セブン&アイHD・鈴木敏文会長の経営哲学が書かれた「鈴木敏文の統計心理学」が参考になる。学者は旧来型の仮説にこだわるけど、商売人は、心理的なマーケティングをするから説得力が増す。医学本に多いですが、旧来の常識に反する内容は、必ず、統計数字やデータを付けています。 今まで読んだ本の中で一番印象に残っているのは、クルーグマンの「格差はつくられた」。リベラルが…

吉と出るか凶と出るか

企業深層研究

イトーヨーカ堂 中国事業を成功させた新社長の反骨心

三枝氏をはじめ、中国に渡った社員の多くは、セブン&アイをここまで成長させ、昨年引退したカリスマ、鈴木敏文氏と反りが合わなかったという。 「国内で認められないなら新天地で足跡を残そう」。そんな反骨心が三枝氏らにはあったようだ。そしてそれを支えたのが、出発にあたって創業者の伊藤雅俊名誉会長が贈った「お客さまは来ていただけないもの。取引先は売ってくれないもの。銀行はお金…

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業界別 サバイバルの現場

農協と郵便局を味方につけた「ファミマ」がセブンを猛追

そもそもコンビニ業界の変化は、セブンが鈴木敏文前会長を引退させたことで分かります。地方では農協と郵便局が生活インフラを担ってきましたが、コンビニが商社の力などを借りてその座を担えるようになれば、その時こそ生き残れると思います」(前出の清水氏) その時、今のように3強時代が続いているのか、それともどこかが脱落しているのか……。…

三菱商事出身の竹増社長

企業深層研究

ローソン 三菱商事と組み製造小売業モデルで2強に対抗

一方、セブン-イレブンといえば、カリスマ・鈴木敏文氏が無念の引退。世代交代が始まった。 コンビニ業界が大きな曲がり角を迎えた中、業界3位に転落したローソンが選択したのは、筆頭株主である三菱商事との結びつきをさらに強めることだった。 現在、三菱商事はローソンに対するTOB(株式公開買い付け)を実施中だ。これにより33.4%の三菱商事の持ち株比率は51%にまで高まること…

セブン&アイHDの社長に就任した井阪隆一氏

企業深層研究

セブン&アイHD 羊華堂洋品店から小売りの複合企業へ

鈴木敏文名誉顧問(83)の入社は63年だ。東京出版販売(現トーハン)からの転職だった。鈴木氏はメキメキと頭角を現し、ヨーカ堂“七人の侍”のひとりとまでいわれるようになる。 74年にセブン―イレブンの1号店が東京都江東区に開業。このころから鈴木氏の快進撃は始まった。 「古い話ですが、米国のセブン―イレブンとイトーヨーカ堂の提携は、当初、商社の伊藤忠商事が絡んでいまし…

もうツーショットは見られない?(鈴木氏・左と伊藤氏)

企業深層研究

セブン&アイHD 鈴木氏は13年前から引退促されていた

連載時から13年以上が過ぎ、伊藤名誉会長は92歳となり、鈴木敏文名誉顧問は83歳になった。 今年5月26日の株主総会を経て、流通界のカリスマ・鈴木氏はようやく「使命を果たし終えた」ようだ。 「10年以上も前から、伊藤氏は“早く身を引け”と促していたのです。ところが、鈴木氏は身を引くどころか、ピラミッドの頂点に君臨し続け、影響力を強めていった。この間、伊藤氏はひたす…

イラスト・八木幸恵

失敗と成功の日本史

お家騒動は時代を超えて…名家を潰した“浅井久政の大罪”

「セブン&アイ・ホールディングス」の鈴木敏文会長が、子会社「セブン―イレブン・ジャパン」の井阪隆一社長を辞めさせ、副社長の古屋一樹氏を昇格させようとしたところ、これに創業家の伊藤雅俊名誉会長が反発して、逆転したとも伝えられている一件――。 結果、井阪氏がセブン&アイHDの新社長に就任しました。 この椿事で思い起こされるのは、近江(現・滋賀県)北部を領有した戦国大名・…

セブン&アイHDの鈴木敏文前会長兼CEO

プロはこう見る 経済ニュースの核心

集中日は6月29日の773社 「株主総会」に分散化の動き

何しろイトーヨーカ堂時代から20年超にわたってグループに君臨してきたカリスマ、鈴木敏文会長兼CEOが突然、退任を迫られるというお家騒動を起こしたばかり。ガバナンスのあり方やカリスマなき後の成長戦略を巡り、新しく社長としてグループの顔を担うことになった井阪隆一取締役(兼セブン―イレブン・ジャパン社長)に投資家から厳しい質問が浴びせられる可能性もある。 6月22日に総会…

NEWSを読み解く今週のキーワード

ニッポン企業総崩れ

辣腕の鈴木敏文元会長の退任は衝撃的ニュースとして伝わった。本書はこのセブン帝国による非道なフランチャイズいじめを告発した専門ジャーナリストの遺稿。セブン帝国は自衛隊OBの経営幹部を雇い、全国に“連隊方式”の制度を張りめぐらせ、過酷な上納金制度に苦しむフランチャイズ店の元に「特殊部隊」を送り込んで、自殺に追い込むほど厳しい監視と取り立てを行っていたという。イトーヨーカ…

左から三菱自の相川社長、セブン&アイの鈴木会長、シャープの高橋社長

三菱自は反発 株価で見る“お騒がせ企業”の勝ち組・負け組

カリスマ引退が話題のセブン&アイHDは、鈴木敏文会長が辞任を表明した4月7日に年初来安値(4168円)を更新した。 「カリスマが去ったあとのセブン&アイがどうなるか。不透明なだけに株価は下落して当然でした」(流通関係者) ただ、その後は盛り返し、16日終値は4718円と騒動前の水準に戻している。セブン&アイの新体制を市場が評価した格好で、株価的には勝ち組だ。 エアバ…

5月下旬の株主総会を乗り切れるか(井阪隆一氏)

セブン&アイ新体制で注目 モノ言う株主が狙う“次の一手”

子会社セブン―イレブン・ジャパン社長の井阪隆一氏(58)がHD社長に昇格し、鈴木敏文会長兼CEO(83)と村田紀敏社長兼COO(72)は退任する。また新設の副社長に、鈴木体制を支えた後藤克弘取締役(62)が昇格。5月下旬の株主総会後に正式発足する。 鈴木会長は名誉顧問で調整中と伝わったが、社外取締役などの承認が得られず先送りされた。 「これまで漏れてきた人事情報通り…

かつては野菜も売った(柳井社長)

企業深層研究

ファーストリテイリング社名に込められた柳井社長の野望

柳井氏は、セブンの鈴木敏文会長(83)と数十年の交流があり、この提携もトップ会談で決まったといわれる。鈴木会長は後継者問題も絡み、引退を決めた。柳井氏が社長に復帰して10年以上。トップ交代のタイミングは迫っている。…

水面下で何が…(伊藤名誉会長=左と鈴木会長の退任会見)

井阪社長承認で現実味 セブン&アイ創業家への“大政奉還”

15日の指名・報酬委員会で、引退する鈴木敏文会長兼CEO(83)の後釜となるHD社長に、セブン-イレブンの井阪隆一社長(58)が昇格する人事案が承認された。大方の予想通りである。 「これで今後、経営の主導権を握るのは井阪社長と創業家でしょう。井阪社長は、鈴木会長から辞めろと言われても踏ん張った。これまで鈴木会長に逆らった人物はいなかっただけに、相当な覚悟です。ただ…

蜜月は続く

巻頭特集

NHK会長は“粛清”強行 北朝鮮化するメディアから漂う腐臭

鈴木敏文会長兼CEOが辞任を表明したセブン&アイHDは15日、指名・報酬委員会を開き、新しい経営体制の選任案を決める。新社長には、セブン―イレブン・ジャパンの井阪隆一社長(58)の昇格が有力。鈴木会長が退任を迫ったその人である。交代案が取締役会で否決されたことが、鈴木会長辞任の引き金だった。 「三越事件で、当時の岡田社長は取締役会で解任された時『なぜだ』と叫んだそう…

セブン&アイの鈴木会長は引退

セブンだけじゃない “内紛の火ダネ”創業家が大株主の21社

セブン&アイHDの鈴木敏文会長兼CEO(83)が引退を決めた。退任の理由の一つは、「(セブン&アイ株を約10%保有する)創業家の豹変」と鈴木会長は話している。 創業者の伊藤雅俊名誉会長(91)が経営の一線から退いたあと、セブン&アイの経営は鈴木会長が担い、創業家は一切口出ししてこなかった。ところが、この3月に鈴木会長が提案したセブン―イレブンの社長人事を、伊藤名誉会…

退任表明の鈴木敏文氏

こんなに変わるサラリーマン新常識

50歳を越えたら社長になれない

セブン&アイ・ホールディングス鈴木敏文会長兼CEO(83)が引退を表明したが、その理由がセブン─イレブン・ジャパンの社長人事の失敗だ。58歳の井阪隆一社長から66歳の古屋一樹副社長へバトンタッチすることを提案したが、“年齢”を理由に反対意見が出てしまった。 しかし、日本の社長はどんどん高齢化している。帝国データバンクの2015年調査によると、社長の平均年齢は59.2…

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