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中澤潔に関する記事

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横綱稀勢の里 借金2で休場

取材歴50余年の相撲評論家、中澤潔氏はこう言った。 「私はそれを『横綱病』と呼んでいますが、確かに、負けが込んでくるとケガがなくとも古傷の診断書をとって、休場を申請するというのが、残念ながら一般的になっている。権威、名誉を守るための、ある種の横綱の特権です。この日、嘉風(35)に敗れて3敗目を喫した鶴竜(31)も休場が決まった。稀勢の里も苦しい。この日の相手の遠藤…

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稀勢の里 「下半身」だけで残り12日乗り切れるか

むしろ千代の国を褒めてやらなきゃいけませんよ」 こう話すのは、相撲評論家の中澤潔氏だ。 16日、横綱稀勢の里(30)は平幕千代の国(26)と対戦。前日、結びの一番で鶴竜を撃破した相手に、和製横綱は防戦一方だった。立ち合いから負傷を抱えている左半身を攻められると、その後も千代の国のスピードに翻弄されっぱなし。だが、土俵際まで攻められながらも右足一本で千代の国の寄りをこ…

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稀勢の里 初日黒星で吹き荒れる雑音の嵐

稽古場だと様子を見ながら力を出せるけど、本場所は違う」 相撲評論家の中澤潔氏もこう言う。 「攻めて負けたのならまだいいが、小柄な嘉風に手も足も出ないのでは……。全く相撲になっていないので、何が悪いかの理由も探しようがない。嘉風の右おっつけは決して厳しいものではなかったのですが、これでは『左腕はまったく使えません』と公にしたようなもの。左腕のサポーターを見る限り、不安…

最近、メキメキ力を付けてきた高安

大相撲を楽しむ10の予備知識

いつだって真剣勝負 “ガチンコ力士”台頭で土俵は戦国時代へ

「無気力相撲とまでは言えませんが、今でもおかしな相撲はありますね」 こう言うのは、相撲評論家の中澤潔氏だ。 八百長問題が世を賑わせたのが今から6年前。現在は協会を挙げて無気力相撲の根絶に取り組んでいるが、そこは地縁や一門のしがらみが複雑に絡む世界。たとえそうでなくても、モンゴル出身の力士たちは“モンゴル部屋”として色眼鏡で見られるような面がある。 その一方、かつての…

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稀勢の里 あの横綱の二の舞になりかねない

相撲評論家の中澤潔氏は「筋肉のケガというと、横綱の栃ノ海を思い出す」と、こう言う。 「1964年に昇進した栃ノ海はケガに泣かされ続けた。横綱としての優勝はたったの1回。最後は右腕上腕筋を断裂したことが引き金となり、引退した」 稀勢の里は筋損傷。断裂ほど重傷ではないが、得意の左差しに影響が出るのは必至だ。 「ケガを完治させたところで、負傷箇所を強化しなければ弱点にな…

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横綱稀勢の里 亡き師匠の孤高の哲学「孤独にならないと強くなれない」

相撲評論家の中澤潔氏は「隆の里は独特の哲学を持った力士でした」と、こう言う。 「孤独であれ、というのは入門後の経緯が関連しているでしょう。青森県出身の隆の里は二子山親方(元横綱、初代若乃花)に見いだされるわけですが、同時にスカウトされたのが、1歳年下だった2代目若乃花。2人は同じ夜汽車に乗って、二子山部屋に入門した。しかし、入門後に伸び悩む隆の里とは対照的に、若乃…

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手負いの横綱 稀勢の里 逆転優勝の危険な代償

千秋楽は前日よりは動けていたが、まさか優勝するとは思っていませんでしたね」と言うのは、評論家の中澤潔氏だ。 大相撲春場所の横綱・稀勢の里(30)は、13日目の日馬富士戦で左肩付近を負傷。前日の横綱・鶴竜戦にはなすすべなく敗れたものの、千秋楽は大関・照ノ富士(25)に本割と優勝決定戦に連勝。逆転で2場所連続優勝を果たした。新横綱での優勝は貴乃花(95年初場所)以来22…

4日目は蒼国来を寄り切り

横綱昇進で相撲が豹変 稀勢の里4連勝に評論家「不思議」

大関以上にプレッシャーや不安はあって当然なのに、少なくとも土俵上では重圧を感じているように見えません」 相撲評論家の中澤潔氏がこう言った。 15日、蒼国来を寄り切って初日から4連勝の横綱稀勢の里(30)に関してだ。 大関時代の勝率は7割近い。歴代の大関と比べてもコンスタントに勝っているものの、平幕相手の取りこぼしや、肝心な場面でのポカがあり、優勝は先の1月場所の1度…

ただ勝つだけでは横綱にあらず

前頭の蒼国来に万全の対策 白鵬に透ける横綱の焦りと限界

■いかに自分が有利な体勢で組むか 評論家の中澤潔氏が言う。 「蒼国来は四つでなければ相撲を取れない力士。つまり、立ち合いで組み止めれば怖い相手ではありません」 要するに白鵬は最高位が現在の前頭2枚目の力士に対し、万全の対策で臨んだことになる。ここ最近も左差しが得意な力士に対して右脇をしっかりしめて立ち合うなど、相手に合わせた相撲が目立つようになっていた。誰が相手で…

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稀勢の里 一門連合で嘉風と対戦

長年、相撲取材を行ってきた評論家の中澤潔氏は、「われわれの時代は、稽古で何勝何敗なんて書く記者はいなかったんですが……」と、こう話す。 「稽古はあくまで稽古。自分の調子を見ながら、いかに鍛えるかが大事です。日頃の成果を試す、本場所とは訳が違う。昔は、『勝敗に関係なく試していることがあるのではないか』『何かの対策を練っているのではないか』と、内容で記事を書いていたも…

プレッシャーに弱い稀勢の里だが…

全勝の稀勢の里 白鵬黒星で“早すぎる単独トップ”の不安

相撲評論家の中澤潔氏は「稀勢の里だけは、すべてが終わってみないと信用できませんから」と、苦笑いしてこう話す。 「昨年の3月場所も初日から10連勝しながら、バタバタと負けて優勝を逃した。先場所も3横綱を破りながら、平幕の栃ノ心に屈した。確かに今場所は落ち着いて相撲を取っている。この日のように不利な体勢から勝ちを拾う相撲が目立つが、余裕があるからこそ、回り込んで逆転の…

先場所は白鵬を撃破したが

先場所も負け越し…遠藤に「学生相撲の延長」と厳しい声

相撲評論家の中澤潔氏は「いやいや、何もかもが足りませんよ」と、こう話す。 「1横綱3大関を破ったのはいずれも前半戦。まず照ノ富士に勝って勢いに乗り、相撲も良い方に良い方に流れただけでしょう。それでも本当に力があるならば、勝ち越して当然。負け越しということは、力量不足の証拠です。遠藤の相撲はまだまだ学生相撲の延長に見える。学生相撲はトーナメント制の一発勝負なので、確…

日大のドン、田中理事長や先輩たちもビックリ

ハンマーで殴る 日大東北高の暴力指導で“ドン”にも火の粉

相撲評論家の中澤潔氏が言う。 「日大相撲部は相撲界の超エリート。問題の教員は田中氏に相撲部を強化するよう期待されて赴任したのでしょう。大学のときに受けた厳しい指導を行ったのかもしれませんが、相撲に人生を懸けているわけでもない少年にやるのは無理がある。成績を上げなければならないという気持ちがあったかもしれません」 この騒動がきっかけで追及が日大相撲部にまで及べば、ド…

全勝の豪栄道は勢い任せ

朝青龍も怒り呆れた 横綱鶴竜と大関豪栄道の呼び込み合い

相撲評論家の中澤潔氏が言う。 「鶴竜は3敗だが、内容は尻上がりに良くなっていた。今日は相手の懐に入る、鶴竜らしい相撲を取るのかと思ったのですが……。これでは横綱としての体面は保てません」 鶴竜に対しては、元横綱朝青龍もツイッターで「何だこいつは? 引くな!! 恥ずかしい。真面目にやれこら!!」と、怒りの声を上げていた。 全勝の豪栄道にも問題がある。 「今場所は相手…

まさかの快進撃

連日金星で3連勝 隠岐の海はガムシャラさが賜杯へのカギ

相撲評論家の中澤潔氏は「石にかじりついてでも、という気持ちがあれば」と、こう続ける。 「隠岐の海はバランスの取れた体つきで、身体能力、相撲技術はいずれも高い。負傷休場は3度ありますが、いずれも大きなケガではありません。それはつまり、良い力士の証明でもある。ただ……甘いというか欲がない。気持ちが持続しないので、格下につまらない負け方をする。特に相手有利の体勢では、あ…

人気、実績ともに群を抜いていたが

稀代の大横綱千代の富士 なぜ理事長になれなかったのか?

相撲評論家の中澤潔氏は「他の親方衆から反感、やっかみを買っていたのではないか」と、こう話す。 「角界初の国民栄誉賞といっても、多くの親方は『千代の富士の前に大鵬さんがもらうべきじゃないか』と思っていたでしょう。事実、大鵬が国民栄誉賞を受賞したのは亡くなった後ですからね。箔付けが早すぎたということです。少数派閥の高砂一門であることも不利に働いた。今の角界は最大派閥の出…

突き落としで敗れた稀勢の里

平幕にまさかの土 稀勢の里に「横綱は時期尚早」と評論家

「結局、稀勢の里は体格と勢い任せで相撲を取っているということが、ハッキリ分かりました」 こう話すのは、相撲評論家の中澤潔氏だ。 初日から4連勝で5日目を迎えた大関稀勢の里(30)。序盤を乗り切って綱取りに弾みをと思われたが、平幕の栃煌山(29)に突き落とされ、土俵下に転げ落ちたのだ。 得意の左四つを封じられ、攻めきれないまま今場所初黒星。支度部屋では口も重く、「切り…

今場所も綱とりは継続

稀勢の里の横綱昇進条件 協会は明確化すべしと評論家苦言

相撲評論家の中澤潔氏は「全勝か、せめて14勝1敗の優勝でなければいけません」と、こう話す。 「確かに稀勢の里は強い。2場所連続13勝2敗と安定感もあります。でも、現状では『日本人力士の中では一番強い』というだけ。相撲の取り口にしても、どこに特徴があるのかといえば言葉に窮します。結局、横綱審議委員会と相撲協会が日本人横綱を無理やりにでもつくって、盛り上げたいというだ…

白鵬の言葉は反省ではなく開き直り

白鵬“エルボー”で豪栄道骨折 「かち上げ」本来どんな技?

相撲評論家の中澤潔氏は「かち上げでケガなんて、昔は聞いたことがない」と、こう続ける。 「いくら禁じ手や反則ではないからといって大横綱たる白鵬が相手を痛めつけて勝つというのは異常です。格下と戦う時は、受けて立つのが横綱の横綱たるゆえんですよ。白鵬は双葉山を尊敬していると口では言っていますが、やってることは正反対。むしろ、横綱のイメージを悪くしている」 白鵬は乱暴な相…

会見で勝利へのこだわりを語ったが…

最多賜杯更新も 白鵬が理解できない大横綱“引き際の美学”

相撲評論家の中澤潔氏は「これが37回も優勝した横綱の言葉かと思うと情けなくなる」と、こう続ける。 「横綱は地位にふさわしい相撲が求められる。それをして初めて、周囲から大横綱と認められるわけです。過去に大横綱と呼ばれた千代の富士や北の湖も、力の限界を口実に引退しました。限界とは横綱らしい相撲が取れなくなったからです。『勝てばいい』という相撲ならば、彼らももっと長く相…

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