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井上学特集

“東芝ショック”はこれからが本番か

2・14決算発表 瀕死の東芝が次に開ける「パンドラの箱」

債務超過はダメですが、どうせ赤字を計上するなら、適度に額を大きくしておいた方が来期以降のV字回復を演出しやすいですからね」(経済ジャーナリストの井上学氏) ■中国原発事業に市場が疑心暗鬼 いかにもな手法だが、東芝にはランディスの「のれん代」以外にも経営危機につながりかねない“爆弾”がある。今、懸念されているのは、中国で進めている原発4基の新設プロジェクトだ。建設工事…

平林氏は名物社長だったが

突然の社長交代 HIS創業者・澤田氏の再登板は吉と出るか

HISの業績も悪くない」(経済ジャーナリストの井上学氏) HISの業績は堅調だ。15年10月期は、売上高5374億円、営業利益200億円は5期連続の過去最高。今期(16年度10月期)は売上高5350億円、営業利益190億円で前期より微減で、一服感はあるが、悪くない数字だろう。 なぜ、この時期、名物社長だった平林氏は降格されたのか。 「短期的にはインバウンド(訪日旅行…

三菱自動車の益子社長(右)と同社会長を兼務することになったゴーンCEO

3社トップ兼務のゴーン社長 三菱自にどう切り込むのか?

突破力があるのはフランス人で、共同CEOもフランス人でもよかったが、さすがに日本人を起用しましたね」(経済ジャーナリスト・井上学氏) 西川氏はゴーン氏を脅かす存在感がある人ではなさそうだ。 ゴーン氏は20日の会見で、三菱自動車が日産の傘下に入ることで、世界第3位の自動車グループになることを宣言したが、「日産への注意をそらさない」と説明した。共同CEO設置でゴーン氏は…

企業深層研究

10億円赤字拡大 「ブックオフ」852店舗は資源か重荷か

経済ジャーナリストの井上学氏はこう言う。 「ネット販売のアマゾンが本を扱いだしたころは新しい本が中心で、ブックオフは“無傷”でした。今、アマゾンは、全国の古本屋と提携し、古本のラインアップも充実してきている。リアルな店舗で古本を売買する時代ではなくなってきているのです。ブックオフの全国の店舗は、他社にはない経営資源であると同時に、重荷にもなります」 こうなると、本…

してやったり?(左から日産・ゴーン社長と三菱自・益子会長)

三菱自を電撃救済 日産ゴーン社長に「自作自演か」の声も

今回の騒動は、三菱自を手に入れるため、ゴーン社長が自作自演したのではないか、なんていう見方も業界内で飛び出しています」(経済ジャーナリストの井上学氏) 最強ともいわれる三菱グループは、三菱自に不祥事が相次いでも、本来なら見捨てるわけはない。だが、グループの中心である三菱重工は客船事業で巨額損失を出し、三菱商事も資源ビジネスの損失で最終赤字に転落した。現状を見る限り、…

買い叩かれるのか?(右が三菱自動車の相川社長)

燃費不正の三菱自動車 “身売り先”に浮上する本命と大穴

エンジンを買っているのは、中国最大の民営自動車会社の長城汽車、中国3大メーカーの一角を占める東風汽車、それに準大手の北京汽車です」(ジャーナリストの井上学氏) 中国企業は東芝の家電部門を買収するなど、日本企業の獲得に熱心なだけに、「開発部門を持ち、中国企業に比べれば技術力のある三菱自は魅力かもしれません」(井上学氏)という。 ■EV開発では先駆企業 意外な外国企業が…

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新CMが依然炎上中…スバル車の売れ行きは大丈夫なのか

経済ジャーナリストの井上学氏はこう言う。 「このCMに対する意見は評価が分かれています。サーフィン妻といわれる女性陣からは、『夫を一人で冬の海に行かせたら危ない』とか、『サーフィン直後の運転は危険』『ほのぼの家族でしょう』など理解を示す意見も出ています」 炎上騒ぎで、クルマが売れなくなる心配はないのか。 「そもそもスバルは男性に人気のメーカーなので、CMの影響で売…

あくまで強気の高田社長

ボーダーライン上 企業の生死

【タカタ】自動車各社は「今は使わない」と言っただけ

ただし、タカタ製品を『今は使わない』と言っただけで、今後一切使わないとは言っていないのです」(経済ジャーナリストの井上学氏) タカタの主要取引先は、日本の自動車メーカーに加え独フォルクスワーゲン、米フォード、米GM、ルノー日産など世界を代表するメーカーが並ぶ。 「タカタのビジネスはBtoB(企業と企業)が基本です。エアバッグにしても、メーカーや車種ごとに仕様が異なる…

安倍首相と豊田章男社長

トヨタ4年ぶり首位陥落…鮮明になった消費増税の重いツケ

経済ジャーナリストの井上学氏が言う。 「トヨタの首位陥落は、今の日本経済を象徴しています。“若者の車離れ”が言われて久しいですが、それは20~30代の非正規雇用が増え、所得が伸びないからです。もともと、“ぜいたく品”である車やバイクを買い控える傾向が強まっていましたが、消費増税がトドメとなりました。彼らにとっては、薄型テレビもパソコンも外食もすべてぜいたく品です。…

“水増し”指令(左から西田、田中、佐々木氏)

逮捕者の可能性も “水増し会計”東芝に囁かれる「解体」危機

東芝としては、原子力部門は強みであり残したいでしょうが、銀行が『原子力もこの先どうなるかわからない』と判断すれば、本体から切り離すこともありえます」(経済ジャーナリストの井上学氏) さらに、「上場廃止」に追い込まれる可能性もゼロじゃない。東芝と同じ規模の2000億円の粉飾決算を行ったカネボウは05年、上場廃止になっているのだ。 「やっていることは明らかに粉飾で、今後…

この頃から対立表面化(左から西田氏、田中氏、佐々木氏)

醜い内紛に東芝社員ウンザリ 西田相談役一派は辞めないのか

そもそも仲が良ければ、佐々木氏も出身母体の業績を良く見せる必要はなく、西田氏に相談もできたはずです」(経済ジャーナリストの井上学氏) 西田氏としては、今回の問題に乗じて、佐々木氏を追い出せてニンマリかもしれないが、巻き込まれた社員はたまったもんじゃない。東芝が主要取引銀行に対して要請する融資枠の金額は、最大で7000億円規模にもなるといわれる。この支援を受けるために…

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欠陥エアバック問題 タカタが主張一転「全面降伏」のウラ事情

突然の合意には米当局や日本の完成車メーカーの思惑が複雑に絡んでいるとにらんでいます」(経済ジャーナリストの井上学氏) エアバッグで世界シェア20%を持つタカタの顧客構成(15年3月期)は、ホンダ、独VW、米GM、ルノー日産、英フィアット・クライスラーがトップ5だ。米ビッグスリーの一角、GMとの関係は深く、エアバッグ問題がこじれたままだと、GMの売れ行きに悪影響が出か…

鈴木修スズキ会長(左)は御年85歳

スズキ会長は「90歳まで続投」 高齢経営者が大健闘のヒミツ

経済ジャーナリストの井上学氏がこう言う。 「高齢経営者の強みは豊富な人脈があること、それと業界のディープ情報から社員のプライベートまで隅々まで知り尽くしていることです。圧倒的な情報優位性により極めて的確な経営判断をすることができるのです。しかも社内で尊敬を集めているケースが多いため、厳しい指示を飛ばしても“ブラック”などと言われず組織の団結力が崩れにくいのも特徴と…

米公聴会に出席したタカタ幹部(左2)/(C)AP

「欠陥エアバッグ」タカタ問題 “日本車叩き”に変わる恐れも

今回はトヨタだけではなく、日本車全体に被害が及ぶ恐れがあります」(経済ジャーナリストの井上学氏) 自動車業界からは、TPP交渉を有利に進めるため、米国がタカタ問題を利用しているという声もあがっている。日米自動車摩擦の再燃が懸念されるが、当事者のタカタは意外に強気だという。 「タカタ製エアバッグは、米フォードも積極採用しています。だから、この問題が広がり過ぎると、米ビ…

すでに社長を14年務めるゴーン氏/(C)日刊ゲンダイ

今度は副社長…幹部相次ぎ退社のゴーン日産に一体何が…?

「ゴーン氏が退任しないからです」と分析するのは経済ジャーナリストの井上学氏だ。 「ゴーン氏が14年の長きにわたって社長を務めているため、ほかの幹部たちは昇進できない。それが不満を誘発しているのです。トップは居座るし、中国市場が冷え込んでいるため日産がこれからさらに大きくなるという確信も持てない。だから同業他社からの引き抜きに応じるのです。実はゴーン氏自身もリーマン・…

起死回生になるか?(平井一夫社長)/(C)日刊ゲンダイ

売り上げ目標5年で500億円 「ソニー不動産」の勝算は?

ソニーが掲げる5年で500億円という目標がいかに厳しいか分かるはずです」(経済ジャーナリストの井上学氏) しかも、ソニーは「新規事業」をうたいながら旧弊にとらわれている可能性があるという。 「ソニーには昔から“新規事業を立ち上げる際の売り上げ目標は年間100億円以上”という内規がある。今こそ医療機器とか、エレキ技術を生かせるような新規事業を、年間数億円程度の売り上げ…

西田会長、田中社長、佐々木副会長/(C)日刊ゲンダイ

覇権争いに終止符…東芝会長退任で完成する「西田シナリオ」

自分の息のかかった人物を会長にするため、室町氏を復帰させたと考えるのが自然です」(経済ジャーナリストの井上学氏) ■「西田VS佐々木」のバトルの末 そもそも「西田─佐々木」の対立が激しさを増したのは、3・11大震災後だといわれる。社長時代に原発ビジネスを推進した西田氏に対し、佐々木氏が批判発言を繰り返したという。震災後の原発を取り巻く環境の変化が、2人の亀裂を深めた…

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軽自動車増税が引き金 スズキは外資メーカーの標的になる

業界再編も視野に入ってきます」(経済ジャーナリストの井上学氏) ■業界再編は必至!? 軽自動車の主力メーカーはダイハツ工業とスズキだ。ただ、ダイハツはすでにトヨタ系列となっている。問題はスズキの未来だ。 「低価格で小回りの利く軽自動車は、アジア地域で需要は高まるばかりです。スズキ争奪戦が起きても不思議ではありません。外資は虎視眈々(たんたん)です。中国や韓国の自動車…

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低迷中国市場の責任は日本人に…日産ゴーンのえげつない人事

ここらで副会長に祭り上げ、世代交代を図ろうというのでしょう」とは経済ジャーナリストの井上学氏だ。 「ただ、この人事は少々えげつない。ゴーン氏は3人を競わせ、いずれルノー出身のパーマーとマンのどちらかをCOOに据えようともくろんでいるはずです。つまり、ルノーの日産支配強化が目的。西川氏を尖閣問題で売り上げが低迷している中国市場の統括責任者に据えたのがその証拠です。回復…

写真はイメージ

小池知事は意欲も 東京五輪“携帯リサイクル”メダルに盲点

特にメダル製造に多く使う銀の市場は要注意です」(経済ジャーナリスト・井上学氏) エコな小池知事がいかにも食いつきそうなプランではあるが、またひと騒動……となるんじゃないか。…

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