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「太宰治 女性」に関する記事

姜尚中氏

著者インタビュー

「漱石のことば」姜尚中氏

「若いうちは夢中になった太宰治や芥川龍之介は、ある年齢に達すると読み直そうという気になりません。ぼくは熊本なので、夏目漱石は小学生のときから馴染み深かったのですが、高校時代、引っ込み思案になった頃から本格的に読みだしました。漱石は何度読んでも『あ、こういうことだったんだ』という発見があります。ダヴィンチ・コードならぬ漱石コードがあって、あちこちに言葉を仕掛けています…

太宰治が好きな読書家としても有名な押切もえ/(C)日刊ゲンダイ

文芸誌デビュー作は絶賛 作家・押切もえは真剣「直木賞」狙い

モデルの押切もえ(34)は太宰治好きの読書家として、芸能界ではちょっと知られた存在だが、現在発売中の「小説新潮」1月号で自身2作品目となる小説「抱擁とハンカチーフ」を発表。曽野綾子(83)、筒井康隆(80)、北村薫(64)、林真理子(60)、角田光代(47)といった人気・実力・経験の三拍子が揃った作家陣と同列に名を連ねたものだから、どれほどの筆致かが気になるところ。…

人生ナナメ読み文学講義

先手を打って“自己批判”が防御となる

太宰治の「人間失格」はそうした特権的な小説のひとつだろう。内容はフィクションだが、ダメ男が自己愛に満ちた自己反省を交えつつ、己の過去を内面の苦悩とともに告白するというスタイルは、まさに私小説の王道を思わせる。 主人公・葉蔵は、互いに欺き合いながら平然と生きている「人間」を恐怖し、「お道化」の演技を隠れみのに世の中を渡っていこうとするが、女性遍歴を重ね、金に困ったり、…

ザッツエンターテインメント

酒と酒場の本特集

JR青梅線御嶽駅から徒歩2分の「玉川屋」は築130年、かやぶき屋根の建物で、太宰治も訪れたという。地元の酒「澤乃井」で、稚鮎の天ぷらともつ煮がお勧めだ。 うるさいことは言わない。冷えたビールの後は、地酒の1合瓶で。何の変哲もないポテトサラダにごく普通の空揚げ、素朴なラーメンでシメる。登山後の至福のひとときをそっと見守ってくれるような店が心地よい。 酒飲みの究極の言い…

週末オススメ本ミシュラン

肩から力が抜けたアナキズム研究者

ここから感じられるのは太宰治的な「生れて、すみません」論法である。 非常勤大学講師をしている政治学者の著者は173センチ、52キロで自分のことを弱いと考え、さらに年収も100万円以下だと述べている。さらには、20代後半の女性を口説いたら激怒されたと書き、モテないことを嘆いている。 〈よりによってわたしのようなクズというか、かせごうともしない人間から好きだといわれたわ…

「あの道・この道」高峰秀子・瀬木慎一著

新東宝のプロデューサーが、昭和23年春の大作として、人気作家・太宰治書き下ろし、高峰秀子主演の映画を企画した。鎌倉で打ち合わせをしたとき、太宰は酔っぱらって「もっと飲ませろ、けち」などと怒鳴っていた。原作が半分ほどできたところで太宰は死んだが、ヒロインは丸顔で手足が細い女性になっていた。 「ちゃんとあの人、じろじろ見てたんですね、酔っ払ったふりして」と高峰秀子。故・…

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