日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

「井上靖 作品」に関する記事

「冒険の森へ 傑作小説大全」集英社から発刊

江戸川乱歩の復讐譚「白髪鬼」と、純文学の井上靖「敦煌」と一見、分野違いの2つの長編を同時に並べ、さらに、SF小説の草分け的存在の海野十三「軍用鮫」や夢野久作、小川未明といった人たちの作品も一緒に収録されるという大胆さ。要するに、“面白い”という観点に焦点を当て、日本のエンターテインメント小説の成り立ちがそこから立ち上ってくるような、画期的な作品構成になっているのだ。…

出版HOT NEWS

UFOにキングコング…大御所作家たちの“ヘンな本”

他にも、尾崎紅葉による桃太郎の後日談、井上靖が描く雪男など、ヘンな本のオンパレード。読後は古書店巡りをしたくなること間違いない。…

BOOKレビュー

「小説集 真田幸村」末國善己編

幸村の曽祖父・海野棟綱と息子の小次郎(後の幸隆)を描く南原幹雄の「太陽を斬る」をはじめ、幸村に仕えた十勇士の一人、猿飛佐助を主人公にした山田風太郎の「刑部忍法陣」、そして幸昌・幸村生存説を題材にした井上靖の「真田影武者」や真田家をライフワークにした池波正太郎の「角兵衛狂乱図」まで大御所たちの作品8編を収録。 (作品社 1800円+税)…

半藤一利さん

喜怒哀楽のサラリーマン時代

半藤一利さん 井上靖さんのひとことで決まった芥川賞

佐藤さんは続けて井上靖さんに意見を求めます。 「井上君、君は黙っているが、どう思っているのか」 そう聞かれた井上さんは、「私は先生がおっしゃるほど悪い作品だと思っていません」と答えた。それから佐藤さんは一言も発言しなかった。私はこれが決定打だったと思います。編集者って面白い場所にいるんだと思いましたね。 ■週刊文春での初仕事は美智子さんの写真探し 1959年4月8…

None

流されゆく日々

連載10041回 金沢はめずらしく晴れ

選考委員は、井上靖、吉行淳之介、三浦哲郎、瀬戸内晴美、奥野健男、尾崎秀樹、森山啓、そして私というメンバーである。瀬戸内さんと小生をのぞいては、皆、鬼籍に入ってしまった。 今回の受賞者は川上弘美さんである。『大きな鳥にさらわれないよう』で、圧倒的な存在感を示した。鏡花賞としてはかねてから待望の受賞者である。 授賞式の後の講演が卓抜だった。鏡花、犀星などの句をとりあげな…

井原裕 独協医科大学越谷病院こころの診療科教授

薬に頼らないこころの健康法Q&A

「法学部に進んだのに作家を志望する息子にどう声をかけるべきか」

新聞記者として長く勤めた後、小説家に転じた井上靖は自らの乱作時代を振り返ってこう語っています。 「その時期を才能だけで切り抜けて、一生書いていくというのは難しい。才能が早く出て、社会に出ないままに作家になってしまう人はいるけれど、本当に苦しいだろうな。自分は少なくとも半生を社会で暮らし、書きたいものをもって出発している。それは幸運だったと思っている」(黒田佳子「父…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事