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金子勝特集

党首討論での岡田代表と安倍首相

「私は総理なのだから」…安倍首相“戦争法案”答弁の支離滅裂

自衛隊のイラク派遣の際、小泉元首相は『自衛隊の活動している所は非戦闘地域だ』と言って国民をアキレさせましたが、その発言を彷彿させるデタラメ答弁です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) ■屁リクツで議論をウヤムヤに 一連の戦争法案では、自衛隊が集団的自衛権を行使する場所に制限が設けられていない。例えば米軍が相手国の領土で戦闘している場合、現地に赴かなければ集団的自衛権…

戦前教育に逆戻り

安倍政権の狙いはミエミエ…教員免許「国家資格化」の危うさ

立正大教授の金子勝氏(政治学・憲法)は「非常に危うい話です」と、こう言う。 「日本を戦争できる国にする。そうした国家の方針を小中高教育でたたき込むためには、現場の教師を“従属”させる必要があります。安倍政権はそれを狙っているとしか思えません。教員免許が国家資格化すれば、政府に忠実な教師ばかりを採用でき、逆に意に沿わない、盾突く教師をクビにできる。教科書も政府の言う…

新書あらかると

「資本主義の克服『共有論』で社会を変える」金子勝著

(集英社 720円+税)…

「美しい国づくり」に万歳

巻頭特集

籠池理事長は自民の同志 自民党改憲草案と森友の酷似

■破れかぶれテロを警戒 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。 「与党はもっともらしい理屈を並べていますが、籠池氏を参考人招致できない正当な理由は見当たらない。どれも屁理屈です。国会に呼ばれた籠池氏が破れかぶれになって何を言い出すか分からない。安倍政権に不利益な事柄をベラベラとしゃべるかもしれない。ここまで強硬に拒むのは、そうした事態を恐れているようにしか見…

本当に法律家なのか

巻頭特集

稲田防衛相のクビは当然 平和憲法蹂躙に無反応の世も末

立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。 「とにかく自衛隊を海外に出して、世界中どこでも動かせるようにしたい。そのためには憲法違反もいとわないというのが、この政権の基本姿勢です。政治倫理も何もあったものじゃない。ウソも方便とでも思っているのかもしれませんが、『戦闘』を『衝突』と言い換えれば法的に問題ないという屁理屈で既成事実をつくっていく。『戦争』を『事変』と表現…

国内ではやりたい放題でこの笑顔

巻頭特集

この政権は強行採決なんて朝飯前だ 国家乗っ取りが着々

立正大教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「いま安倍首相は、国民が想像する以上の権力を手に入れています。ポイントは、27年ぶりに衆参とも自民党単独で過半数を制していることです。予算も法案も、野党の協力なしで成立させられる。そのうえ、与党の公明党だけでなく、野党の維新まで補完勢力として法案に賛成している。この体制は強いですよ。恐らく、夏の参院選で勝利した瞬間、安倍首相…

巻頭特集

棚上げの姑息…鳥肌が立つ自民党改憲草案と「明治の日」

立正大教授の金子勝氏(憲法)が言う。 「参院選の結果、衆参両院で改憲勢力が3分の2を占めた。憲法改正を悲願とする安倍首相にとって、今ほど環境が整ったタイミングはありません。そんな中で憲法審査会の実質審議が始まるのです。安倍首相は、参院選後にも『我が党の案をベースに3分の2をいかに構築していくか。これがまさに政治の技術だ』と姑息なことを言っていましたが、満を持して、憲…

まるで北朝鮮国会

巻頭特集

巨大与党 大政翼賛国会の薄気味悪さ、空しさ、おぞましさ

安倍政権が安保関連法案をゴリ押しするなら、もうイチャモンをつけるのはよそうと、横畠裕介長官以下の法制局メンバーが悪い意味でハラをくくっていたとしか思えません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 内閣法制局は法の番人としての役割を放棄し、安倍内閣の“番犬”に成り下がっている。 安倍政権が強行した安保法制をめぐり、内閣法制局は“前科”を抱えている。2014年7月に集団的…

ニースのテロ現場で献花する人々(上)、イスタンブールのタクシム広場で警戒に当たるトルコ軍兵士

巻頭特集

世界で緊急事態が常態化…ダッカ、ニース、トルコの次は

立正大教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「恐らく、安倍首相は、テロから国民を守るためだ、治安の強化が必要だと訴えて、『緊急事態条項』の成立に動くはずです。緊急事態条項は、すでに自民党の改憲草案98条に記載されている。緊急事態条項は、制限付きであっても政府に強い権限を与え、独裁体制につながりかねない。民主主義の先進国であるフランスでさえ、130人が犠牲となった昨年1…

警戒に当たるダッカの警官(右は菅官房長官)

巻頭特集

ダッカの悲劇は今後も続く “人質よりも改憲”が政権の本性

立正大教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。 「あのフランスでさえ、パリの同時多発テロの後、緊急事態だとして、国民の基本的人権を犠牲にしてまで治安強化を優先しています。たとえば、令状がなくても逮捕できるようにしている。もし、日本でパリと同じようなことが起きたら、フランス以上に強い国家統制を求める声が広がりかねない。少なくとも、安倍政権は、国民をその方向へ引っ張っていこう…

正体見たり

巻頭特集

失言では片づけられない 「妄言集団」自民党の醜悪な正体

そういう図式の中で出てきた発言だと思います」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) ■「自民党改憲草案」を先取りする安倍政治 「巫女さんのくせに」という発言も、低レベルのチンピラ議員による女性蔑視と単純に捉えてはいけない。 この発言が出たのは北海道5区補選の応援先でのこと。「~のくせに」の裏にある本音は、「神社は自民党の支援団体であり集票マシン。巫女さんは自民党を支持す…

海上自衛隊観艦式での安倍首相

巻頭特集

安倍政権で始まった防衛省制服組の暴走をどう見るべきか

立正大教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「言論の自由を含む精神的自由が、経済的自由より優越することは、憲法の基本のキです。精神的自由は、よほどの理由がない限り制限できない。改憲を掲げる総理大臣が答えられなかったのは衝撃です。安倍内閣が“電波の停止”を持ちだしてテレビ局という言論機関に介入しているのは、憲法の大原則を知らないからでしょう。恐らく、安倍首相は、権力が言…

連呼で乗り切る算段

巻頭特集

憲法破壊者の安倍首相が「改憲」を言い出す笑止

改憲をタテに党内政局を抑え込み、総裁任期をズルズルと先延ばしすることも可能になります」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 安倍にしてみれば、改憲を争点にすれば、衆参ダブル選の大義になるという思惑もある。実は与党内にも、改憲を選挙の争点にするべきでないという意見がある。安保法制に対する国民の反対が凄まじいものだったからだ。同日選への慎重論もある。だから、安倍はあえて「…

北海道は高橋はるみ氏が4回目の当選

野党の無力、メディアの迎合…統一選の結果が必然だった背景

緊張感も何もありゃしません」(立正大教授・金子勝氏=政治学・憲法) だったら、その分、野党は直接対決になった大分と北海道の知事選に全力投球すべきだったのに、ともにボロ負けだから、ヒドイものだ。 改めて言うまでもないが、国政選挙には強い安倍自民党も地方の県知事選では苦杯をなめ続けてきた。昨年は滋賀県知事選に負け、沖縄県知事選も落とし、今年1月の佐賀県知事選も足をすくわ…

最凶破壊コンビが…(橋下徹氏と安倍首相)

巻頭特集

安倍独裁への布石着々 2016年政治はここまで暗黒化した

だから、平和憲法を犯してでも軍事行動の実績作りに躍起なのではないですか」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 23日の国連安保理で日本は、米国が提出した対南スーダン制裁決議案の採択を棄権し、廃案に追い込んだ。珍しい「自主外交」の裏には、新任務を発令したばかりのPKO部隊をとどめるため、現地政府への刺激を避けたいとの思惑がある。 安倍たちは米国に背を向けてまで、憲法違反…

国民の安全よりも外交日程を優先

巻頭特集

支離滅裂の安倍外交 真珠湾訪問は百害あって一利なし

立正大教授の金子勝氏(憲法)が言う。 「安倍首相にとって大事なのは、世界の大国と渡り合うことであって、外交成果は関係ないのだと思う。プーチン大統領と16回もサシで会ったとか、トランプ次期大統領と一番最初に会ったといった、表面的なことを重視しているとでも考えない限り、安倍外交はつじつまが合いません。毎月のように外遊しては、成果もないのにカネをばらまいている。外国の首…

安慶田副知事は「オスプレイはいらない」と抗議

オスプレイ墜落 海兵隊トップ「県民は感謝しろ」のア然

立正大教授の金子勝氏(憲法)が言う。 「駐留米軍の幹部から植民地に対するような発言が出るのは、安倍首相がアメリカに対し、宗主国を相手にするような対応をしているからです。本来、日本の首相は沖縄県民の立場で、米軍にもの言うべきなのに、米軍の代弁者として沖縄県民に我慢を強いている。このままでは、米軍による第2、第3の事故が起きますよ」 安倍首相は今すぐ、ニコルソン四軍調…

世界のリーダー気取り

巻頭特集

口先だけの安倍首相が歴代最長を目指す悪夢とカラクリ

この先、日本の不況が強まると、若者を中心に、ますます安倍政権の支持者が増える恐れがあります」(立正大教授・金子勝氏=憲法) しかし、あと5年も安倍政権が続いたら、この国はオシマイだ。アベノミクスを続けても、格差が広がるだけである。戦前回帰も急ピッチで進んでいくだろう。 安倍政権の内閣支持率は、60%に達している。はたして、60%の国民は、安倍政権が強行採決した「年金…

プーチン大統領と握手する安倍首相

巻頭特集

ネタ元は官邸大本営 吹き荒れる解散と北方領土憶測報道

日本のメディアは、完全に役割を放棄しています」(立正大教授・金子勝=憲法) 野党はあの体たらく、メディアは権力に踊らされている。日本の民主主義は絶望的な状況になっている。…

メッセージに見入る人々

巻頭特集

平成の「玉音放送」に騒然の世相と安倍政権のこれから

それで一代限りの特別措置法で生前退位に対応する案が浮上しているが、立正大教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。 「天皇制の安定化という意味では、特別措置法ではなく、憲法でしっかり位置づけた方がいい。そうなると、天皇の生前退位が最初の改憲になる可能性があります。改憲の国民投票は1回目で失敗すると、しばらく発議もできなくなる。その点、天皇条項の改正は、自民党の言う“お試し改…

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