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金子勝特集

巻頭特集

疑獄を“役人の忖度”に矮小化 目に余る狡猾政権の印象操作

安倍首相も国会で私を「しつこい人だ」と言い出した〉 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「籠池理事長が新設しようとした小学校は、安倍首相にとっても、是が非でも開設したい理想のモデル校だったのだと思います。教育基本法を変えて教育目標に〈愛国心〉を盛り込み、道徳を教科化した安倍首相の教育方針と、籠池理事長の教育方針はピタリと一致している。当初、小学校の名称を〈…

ファーストレディーが私人?

巻頭特集

見苦しいブチ切れ答弁…森友疑惑、主役は安倍晋三である

■森友は美しい国モデル校 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)は言う。 「銭金の問題ではなく、安倍首相の政治姿勢に共鳴するグループを権力が守る構図が透けて見えます。新設小学校の教育方針は戦前の教育勅語を実行で、安倍政権の方針とピタリと合致する。つまり、国家存亡の機になれば、国のために命を捧げる国民の育成です。森友学園でそうした教育システムを確立し、全国展開すれば、安倍…

党首討論での岡田代表と安倍首相

「私は総理なのだから」…安倍首相“戦争法案”答弁の支離滅裂

自衛隊のイラク派遣の際、小泉元首相は『自衛隊の活動している所は非戦闘地域だ』と言って国民をアキレさせましたが、その発言を彷彿させるデタラメ答弁です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) ■屁リクツで議論をウヤムヤに 一連の戦争法案では、自衛隊が集団的自衛権を行使する場所に制限が設けられていない。例えば米軍が相手国の領土で戦闘している場合、現地に赴かなければ集団的自衛権…

民進党に激震

巻頭特集

まるで詐欺師の口上 怪しい改憲宣言と薄っぺらな野望

総理大臣が国会をコントロールしようとしているわけで、三権分立も無視した非常に危険な考え方です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 第1次政権の時から、安倍は憲法改正という野望を隠そうとしなかった。世論の反発が予想される憲法9条の改正が難しいと悟ると、まず唱えたのが、96条の改正だ。憲法改正の要件を「各議院の3分の2以上の賛成」から「2分の1以上」に緩和することを目指…

何回頭を下げても…(東芝の綱川社長)

巻頭特集

国策決算は完全に裏目 「東芝救済シナリオ」にわかに暗雲

慶大教授の金子勝氏(経済学)が指摘する。 「東芝が06年にWHを買収したころは、原油や天然ガスの価格高騰を背景に、政財官を挙げて原発をもてはやす風潮がはびこっていました。この年には原発関連企業を束ねる一般社団法人として新たに『日本原子力産業協会』が発足し、経団連名誉会長の今井敬氏が会長に就任します。同年8月には経産省の外局である資源エネルギー庁が『原子力立国計画』を…

三権分立を理解しているのか?

巻頭特集

森友疑獄もう一つの唖然 首相の資質このレベルでいいのか

質問に真摯に答えようとせず、野党議員を揶揄して国会を侮辱しているのは安倍首相の方です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 辻元に対する安倍の発言は、作家の中沢けい氏もツイッターで〈呆れてものも言えない。なんだこれは〉と驚愕していた。 〈国会で首相が「御党の辻元さんも同じことが起こっている」と発言した件。これは見逃したらいけない。野党4党で強く抗議を申し入れるべき〉 …

衆参で4時間答弁

巻頭特集

口利き証明ファックスが決定打 昭恵喚問か内閣総辞職か

立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)は言う。 「国民の疑念を払拭するには昭恵夫人の証人喚問しかありませんが、安倍首相は踏み込めないでしょう。そうなれば、国民の不信感は増大し、支持率はどんどん下がる。さあ、どうするか。2度も無様に政権を放り出せない。ここで解散すれば、追い込まれ解散になる。私は心底、籠池理事長の身辺が心配になってきました」 24日は渦中の迫田英典国税庁長…

消極的な民進党蓮舫代表と野田幹事長(左は籠池理事長)

巻頭特集

毒が回ったかビビる野党 森友と偽メール事件は全く違う

民進党は絶対に弱気になってはダメです」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) この期に及んで民進党の腰が引けているのは、森友疑惑の深刻さを分かっていないからではないか。 最大の問題は、なぜ、園児に「教育勅語」を暗唱させるような異様な教育を行っている学校法人に、小学校新設の認可が下りたのかである。 もちろん、疑惑の本丸は、国有地が8億円も不当に安く払い下げられたことだ。 …

報道陣もケチョンケチョン

巻頭特集

国会招致拒否の自民に国民唖然 もう逃げ切りは通じない

自民党全体が籠池理事長の教育方針にシンパシーを感じている裏返しでしょう」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) いまや自民党議員約240人が「日本会議」の国会議員懇談会に名を連ね、閣僚の大半がメンバーである。これでは「日本会議」の幹部である籠池理事長の国会招致に動くはずがない。 ■国民は逃げ切りを許さない どんなに野党が「国会招致」を要求しようが、安倍自民党は籠池理事長…

「美しい国づくり」に万歳

巻頭特集

籠池理事長は自民の同志 自民党改憲草案と森友の酷似

■破れかぶれテロを警戒 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。 「与党はもっともらしい理屈を並べていますが、籠池氏を参考人招致できない正当な理由は見当たらない。どれも屁理屈です。国会に呼ばれた籠池氏が破れかぶれになって何を言い出すか分からない。安倍政権に不利益な事柄をベラベラとしゃべるかもしれない。ここまで強硬に拒むのは、そうした事態を恐れているようにしか見…

こんな首相が3期9年もやれば日本中が森友化する懸念

巻頭特集

「安倍首相バンザイ」園児と同じ 自民と大メディアの異様

国民主権、平和主義、基本的人権の尊重を葬り去る“壊憲”が、彼らにとっての最終目標なのです」(立正大教授・金子勝氏=憲法) 安倍が目指す「保守政治」の理想だって、森友学園が振り付けるような浅薄、非常識なものではないのか。少なくとも、安倍の「お仲間」たちの言動を見る限り、そういう疑念が浮かんでくる。 ■戦後の占領政策を打ち破ったアイドル的存在 戦前回帰の極右集団に共鳴し…

本当に法律家なのか

巻頭特集

稲田防衛相のクビは当然 平和憲法蹂躙に無反応の世も末

立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。 「とにかく自衛隊を海外に出して、世界中どこでも動かせるようにしたい。そのためには憲法違反もいとわないというのが、この政権の基本姿勢です。政治倫理も何もあったものじゃない。ウソも方便とでも思っているのかもしれませんが、『戦闘』を『衝突』と言い換えれば法的に問題ないという屁理屈で既成事実をつくっていく。『戦争』を『事変』と表現…

国内ではやりたい放題でこの笑顔

巻頭特集

この政権は強行採決なんて朝飯前だ 国家乗っ取りが着々

立正大教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「いま安倍首相は、国民が想像する以上の権力を手に入れています。ポイントは、27年ぶりに衆参とも自民党単独で過半数を制していることです。予算も法案も、野党の協力なしで成立させられる。そのうえ、与党の公明党だけでなく、野党の維新まで補完勢力として法案に賛成している。この体制は強いですよ。恐らく、夏の参院選で勝利した瞬間、安倍首相…

巻頭特集

棚上げの姑息…鳥肌が立つ自民党改憲草案と「明治の日」

立正大教授の金子勝氏(憲法)が言う。 「参院選の結果、衆参両院で改憲勢力が3分の2を占めた。憲法改正を悲願とする安倍首相にとって、今ほど環境が整ったタイミングはありません。そんな中で憲法審査会の実質審議が始まるのです。安倍首相は、参院選後にも『我が党の案をベースに3分の2をいかに構築していくか。これがまさに政治の技術だ』と姑息なことを言っていましたが、満を持して、憲…

まるで北朝鮮国会

巻頭特集

巨大与党 大政翼賛国会の薄気味悪さ、空しさ、おぞましさ

安倍政権が安保関連法案をゴリ押しするなら、もうイチャモンをつけるのはよそうと、横畠裕介長官以下の法制局メンバーが悪い意味でハラをくくっていたとしか思えません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 内閣法制局は法の番人としての役割を放棄し、安倍内閣の“番犬”に成り下がっている。 安倍政権が強行した安保法制をめぐり、内閣法制局は“前科”を抱えている。2014年7月に集団的…

ニースのテロ現場で献花する人々(上)、イスタンブールのタクシム広場で警戒に当たるトルコ軍兵士

巻頭特集

世界で緊急事態が常態化…ダッカ、ニース、トルコの次は

立正大教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「恐らく、安倍首相は、テロから国民を守るためだ、治安の強化が必要だと訴えて、『緊急事態条項』の成立に動くはずです。緊急事態条項は、すでに自民党の改憲草案98条に記載されている。緊急事態条項は、制限付きであっても政府に強い権限を与え、独裁体制につながりかねない。民主主義の先進国であるフランスでさえ、130人が犠牲となった昨年1…

警戒に当たるダッカの警官(右は菅官房長官)

巻頭特集

ダッカの悲劇は今後も続く “人質よりも改憲”が政権の本性

立正大教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。 「あのフランスでさえ、パリの同時多発テロの後、緊急事態だとして、国民の基本的人権を犠牲にしてまで治安強化を優先しています。たとえば、令状がなくても逮捕できるようにしている。もし、日本でパリと同じようなことが起きたら、フランス以上に強い国家統制を求める声が広がりかねない。少なくとも、安倍政権は、国民をその方向へ引っ張っていこう…

正体見たり

巻頭特集

失言では片づけられない 「妄言集団」自民党の醜悪な正体

そういう図式の中で出てきた発言だと思います」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) ■「自民党改憲草案」を先取りする安倍政治 「巫女さんのくせに」という発言も、低レベルのチンピラ議員による女性蔑視と単純に捉えてはいけない。 この発言が出たのは北海道5区補選の応援先でのこと。「~のくせに」の裏にある本音は、「神社は自民党の支援団体であり集票マシン。巫女さんは自民党を支持す…

海上自衛隊観艦式での安倍首相

巻頭特集

安倍政権で始まった防衛省制服組の暴走をどう見るべきか

立正大教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。 「言論の自由を含む精神的自由が、経済的自由より優越することは、憲法の基本のキです。精神的自由は、よほどの理由がない限り制限できない。改憲を掲げる総理大臣が答えられなかったのは衝撃です。安倍内閣が“電波の停止”を持ちだしてテレビ局という言論機関に介入しているのは、憲法の大原則を知らないからでしょう。恐らく、安倍首相は、権力が言…

連呼で乗り切る算段

巻頭特集

憲法破壊者の安倍首相が「改憲」を言い出す笑止

改憲をタテに党内政局を抑え込み、総裁任期をズルズルと先延ばしすることも可能になります」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 安倍にしてみれば、改憲を争点にすれば、衆参ダブル選の大義になるという思惑もある。実は与党内にも、改憲を選挙の争点にするべきでないという意見がある。安保法制に対する国民の反対が凄まじいものだったからだ。同日選への慎重論もある。だから、安倍はあえて「…

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