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中村逸郎特集

金正恩(左)とは密接な関係

金正恩に援軍 国連安保理をひっかき回すプーチンの“思惑”

筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治学)はこう言う。 「米国のシリア攻撃に激怒しているプーチン大統領は、北朝鮮問題を最大限に利用しようとしています。6カ国協議の再開を訴えているのはあくまで表向き。実現可能性の極めて低い6カ国協議を持ち出して、北朝鮮に時間稼ぎをする猶予を与えているのです。その一方で、情勢が緊迫するほど、トランプ大統領の立場は悪くなる。そこで行司役とし…

世耕経産相はカヤの外

世耕経産相赤っ恥 露が北方領土に住宅大量建設の深謀遠慮

筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治学)はこう言う。 「新設住戸は内陸からの移住者誘致というより、出稼ぎ労働者向けでしょう。北方領土は極端な住宅不足に陥っている。夏に向けて中国、韓国、北朝鮮から漁業関係者が集まるのですが、彼らは船上暮らしを余儀なくされています。それに、連邦政府主導の復興計画が進められ、空港や道路整備など担う現場労働者も流入している。住宅対策をして労…

いよいよ一触即発か

緊迫シリア情勢 米ロ開戦はプーチンの腹ひとつで決まる

■背後にイラン・北朝鮮との闇トライアングル 筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。 「トランプ大統領の狙いはロシアとイランの切り離しです。イランが1月に弾道ミサイル発射実験を強行したのを受け、いら立ちを強めた米国は〈最大のテロ支援国家だ〉と非難してきた。そこへきてシリアに化学兵器使用疑惑が持ち上がり、それを供給したのも、北朝鮮の軍事力強化をサポートしてい…

プーチンにまんまとやられた

巻頭特集

大失敗の亡国外交ショーを実況中継 戦慄するプーチン狂騒

筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。 「プーチン大統領には、そもそも北方領土を引き渡す気など最初からなかったことが、今度の訪日ではっきり分かりました。これだけの大変な歓迎を受けながら、『手ぶら』でやって来た。それどころか、まるで年越しの集金に来たかのようでした。お金だけはしっかりもらって帰る。それほど経済援助が欲しかったということでしょう。極東に回せる…

12・15訪日はどうなる?

訪日ドタキャンか 安倍政権にプーチンの狡猾プレッシャー

筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。 「安倍政権は領土返還に前のめりになり過ぎ、経済以外の懸案事項に目をくれていなかった。平和条約交渉は今年5月の安倍首相のソチ訪問が皮切りでした。一方、ロシアのショイグ国防相が択捉島に地対艦ミサイルの配備を表明したのは3月です。日本側がその計画にハッキリと異議を唱えなければ、日本は黙認しているとロシアが受け止めるのは当…

強力の隣国タッグに?

トランプ大統領で何が起こるか

プーチンは高笑い トランプ勝利で世界勢力図はこう変わる

筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治学)は言う。 「ロシアメディアの報道は、今回の米大統領選への政治介入を認めたようなものです。実際、ロシアの影がチラついていた。民主党のメールがたびたびハッキングされ、ヒラリー陣営はロシア介入を声高に非難していましたし、投開票日には、投票所周辺への在米ロシア外交官の立ち入りが制限されたとも聞きます」 つまり、プーチン大統領のシナリオ通…

安倍首相は狡猾なプーチンと駆け引きできるのか

色丹島で幅を利かせる中国資本…知られざる北方領土の今

筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。 「米国を牽制し、アジアへの覇権を強めるプーチン大統領にとって、北方領土は要衝です。北端に位置する択捉と国後の2島は陸地面積の9割超を占め、軍事力の増強を進めている最中です。プーチン大統領が手放すはずはありません」 ロシアは昨年、択捉と国後の2島で計392の軍事関連施設の建設に着手。3500人規模の部隊を駐留させ、新…

今日の新刊

「シベリア最深紀行」中村逸郎著

(岩波書店 2400円+税)…

“個人的関係”は効力なし

破綻した安倍外交…米ロ関係悪化で「4・27訪ロ中止」か

筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。 「安倍首相が真っ先にトランプ大統領の決意を『支持』したことは、ロシアでも報道されています。安倍首相の今月下旬の訪ロは中止になると思います。もっとも、本音では安倍首相は訪ロ中止を歓迎でしょう。昨年12月の首脳会談で合意した経済協力のプロジェクトは進んでいない。プーチン大統領に会いにいっても叱られるのが関の山ですからね…

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流されゆく日々

連載10069回 今週読んだ本の中から

『シベリア最深紀行』(中村逸郎著・岩波書店) 辺境の村を紀行するドキュメントだが、人々の生活が如実に描かれていて、一種のドキュメント文学だと思った。 また「閉ざされた山岳地帯の村を訪ねて」の章には、ラスコーリニキ、またはスタロヴェールと呼ばれる「古儀式派」の人びとの暮らしがうかがえて、すこぶる希有なルポルタージュとなっている。ロシアに今だにこのような化外の民が住む…

ソチ会談では経済支援を提案

ロシア担当相まで新設 北方領土“電撃返還”本当にあるのか

だが、筑波大学教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。 「ロシアにとって北方領土は重要な対米軍事拠点ですし、利己的なプーチン大統領が人間関係で動くことはまずない。返還交渉が前に進むとは思えません。プーチン大統領の頭にあるのは極東のインフラ開発資金と対米圧力です。訪日予定が12月なのは米国をにらんでのこと。11月に大統領選を終え、1月の新大統領就任を控えるこの時期…

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