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降旗康男特集

/(C)AP

高倉健インタビュー秘録

筋肉質の太もも見せるため着物にも工夫

この作品は「健さんがアイドルから名優に脱皮した」(降旗康男監督)映画だ。 ストーリーは単純そのものである。高倉健は材木問屋に勤める頭の役。材木問屋の主人が病死した後、商売敵の悪徳経営者が意地悪をして、高倉が働く問屋をつぶそうとする。主人公はじっと我慢するが、最後の最後になって、仲間のために立ち上がる。 本作を見て、降旗康男監督はつくづく「高倉健はいい役者になったと…

写真はジャニーズ事務所

大高宏雄の「日本映画界」最前線

ジャニーズきっての主演作数 岡田准一と映画の“相思相愛”

「追憶」は監督・降旗康男、撮影・木村大作と大御所2人が話題になったが、筆者がとくに注目したのは青島武と瀧本智行が担当した原案・脚本だ。過去と現在を結ぶサスペンスという体裁をもちつつ、いまの時代が抱える多くの社会的な問題が浮き彫りになる劇構造だった。 DV、孤児、不況、不倫などが描かれ、過去から現在、犯罪はそれらの問題が複雑に絡み合って生み出される。刑事役の岡田は、…

ジャニーズ事務所

芸能界クロスロード

前代未聞の番宣行脚も…木村拓哉と岡田准一の決定的な差

降旗康男監督・木村大作カメラマンという邦画界を代表する名コンビ。映画関係者によれば、「降旗・木村で高倉健さんの作品を数々手掛けヒットを飛ばした。2人の名前だけでも客を呼べる」という。 本来、映画は監督と作品が先で役柄に合わせて主演を選ぶ。黒沢明監督がそうであったように、本来の映画の正しいあり方を降旗監督は継承している。今回も「岡田しかいない」と降旗から直々に指名した…

「あなたへ  (2枚組)」  DVD発売中 発売元:テレビ朝日/電通  販売元:東宝

観ずに死ねるか

あなたへ(2012年 降旗康男監督)

(森田健司)…

公開中の映画が高評価

ヌード覚悟も? 長澤まさみが三十路目前で見せたクソ度胸

降旗康男監督と木村大作カメラマンとの16度目の名匠タッグで話題の映画「追憶」がこのほど公開され、岡田准一演じる主人公の妻を繊細に演じて、高評価を得ている。「何より驚かせたのが、現場でのクソ度胸」と関係者がこう言う。 「木村さんは多重カメラを使って、全方位から一気に撮影します。演じる俳優は普段以上の緊張を強いられるのですが、長澤さんは初めてにもかかわらず、気負いも見せ…

「高倉健の背中」大下英治著

降旗康男が初めて助監督として仕事をした美空ひばりの映画「青い海原」に出演したのが、東映の新人俳優、高倉健だった。 撮影中、製作部長とあつれきがあり、以後、降旗はスター映画の担当をはずされた。ところが、7年後、関わることになったのが高倉健の「昭和残侠伝」だった。当時、撮影所の組合員は午後5時を過ぎると時間外労働を拒否したが、高倉は怒らず、「はーい、お疲れさーん」ときっ…

ドキュメンタリー映画「健さん」

各国映画人が語る高倉健 映画「健さん」が迫る巨星の美学

山田洋次、降旗康男、梅宮辰夫、八名信夫をはじめ、マイケル・ダグラス、マーティン・スコセッシ、ジョン・ウーといった海外の名優や名匠まで登場する。語りは中井貴一。 そして、極めつきはこのシーン。40年来の付き人であった西村泰治氏の息子の結婚式にサプライズで出席し、祝辞を述べる場面は高倉の人間力を垣間見せる。 劇場に足を運ぶ際は、大判のハンカチを忘れずに。…

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日本外交と政治の正体

ついに芸能界からも続々と安保法制反対の声

7月16日、映画人446人が安倍政権が進める安全保障関連法案に反対するアピールを発表、女優の吉永小百合さんや倍賞千恵子さん、大竹しのぶさんのほか、映画監督の高畑勲さん、降旗康男さんらが参加した。 彼らは「映画人九条の会」で、これまでも革新的な発言をしてきた人が多く、国民に決定的な衝撃を与えたわけではない。ところが今、流れが大きく変わり始めた。必ずしも革新的と言われ…

吉永小百合も含め映画人446人が反対アピール

吉永小百合さんも「NO」 映画人446人が戦争法案反対アピール

アピールの呼びかけ人を務めたのは映画監督の高畑勲、降旗康男、大林宣彦、山田洋次ら10人。高畑監督は会見で「自公の議員も(法案に)全面的に賛成していないのに、どんどん進んでしまっている。日本人にはズルズル体質がある。一線を越えてはならない」と話した。…

(C)日刊ゲンダイ

高倉健インタビュー秘録

森繁久弥がこぼした愚痴

降旗康男監督は、この時期の高倉健について、こんなことを言っている。 「私は昔の颯爽とした役の健さんよりも居酒屋の親父とか駅長さんとかの役をやっているほうがいいと思っています。年輪を経て滋味が出てきたというのでしょうか」…

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高倉健インタビュー秘録

面白い映画ではなくいかに高倉健のいい絵を撮るか

本作は石井輝男が監督だが、シリーズのうち、6本のメガホンを取った降旗康男監督はこんな思い出を語る。 「『網走番外地』を監督していた時、当時の東映幹部から『最初と最後に健さんの歌が付いてて、立ち回りがあれば途中はどうでもいい』と言われました。それを聞いた時は憤慨したけれど、映画館で『網走番外地』を見た時、その言葉はある意味で真実だなと思いましたねえ。映画が始まってギタ…

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高倉健インタビュー秘録

監督は「OK」なのに健さんが「もう一度やろう」

コッポラの「ゴッドファーザー」を見た東映関係者が降旗康男監督と脚本家の倉本聰に「健さん主演で和製ゴッドファーザーをやってほしい」と頼んで、製作された映画だという。 そういえば、北大路欣也はマイケル・コルレオーネ役のアル・パチーノをほうふつさせるし、悪役連中がそれぞれ殺される最後のシーンは「ゴッドファーザー」のラストに酷似している。 映画の舞台は横浜。元町商店街、港…

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高倉健インタビュー秘録

映画に出るか出ないかは「ホン」のひと言で決めた

また、本作を監督した降旗康男監督によると、高倉健と一緒に中国へ行った時、「北京に日本料理店『兆治』がある。一緒に行かないか」と映画関係者から誘われたことがあったという。中国にも高倉健ファン、そして、この映画のファンがいるのだ。 原作は直木賞作家の山口瞳。野球のヒーローだった男が脱サラして、モツ焼き屋を開店。かつての恋人(大原麗子)が資産家の妻になり、その後、幸せでは…

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高倉健インタビュー秘録

組合も納得させた「唐獅子牡丹」の美しさ

この映画で助監督を務めていた高倉健の僚友、降旗康男監督はこう説明する。 「当時、東映の労働組合は時間外撮影を拒否していました。撮影は午後5時までには絶対に終了しなくてはならなかったのです。ですから、健さんには朝早く来てもらって、急いで彫り物を入れてもらった。彫り物を背中に描くには時間がかかるからです。だが、その日はなかなかできなくて、助監督だった僕は何度も早くして…

(C)AP

高倉健インタビュー秘録

降旗監督が「もう一度」といった最初で最後のシーンがある

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