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「江戸川乱歩 作品」に関する記事

ザッツエンターテインメント

文豪の意外な素顔に触れる本

その他、姪を妊娠させてしまった島崎藤村や、町内会の副会長に選出され精力的に活躍したという江戸川乱歩など、50人の偉大な作家たちの業績から代表作のあらすじ、そして意外な素顔まで。一読すれば、近寄りがたかった文豪たちが身近に感じられるに違いない。(宝島社 1000円+税) 明治34年3月、書店に並んだ「文壇照魔鏡」なる書物が物議を醸す。著者、発行者、発行地がすべて架空…

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ザッツエンターテインメント

一冊で数倍楽しい短編アンソロジー文庫特集

収録されているのはダントツの得票数で1位に選ばれた「戻り川心中」(連城三紀彦著)を皮切りに、第5位の「押絵と旅する男」(江戸川乱歩著)、第6位の「妖婦の宿」(高木彬光著)、第7位の「桔梗の宿」(連城三紀彦著)、第8位の「DL2号機事件」(泡坂妻夫著)の5作品。 心中未遂の末に自害した大正期の詩人の評伝小説を書いている「私」が心中事件の真相に迫る物語である「戻り川心中…

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ザッツエンターテインメント

鉄ちゃんでなくても面白い鉄道本特集

日本では、江戸川乱歩と同時代の作品にクローズアップ。葛山二郎「股から覗く」、夢野久作「木魂」など風変わりな名作を紹介。戦後復興期には、横溝正史をはじめ、国鉄マンだった海野詳二や芝山倉平の作品に触れる。蒸気機関車、電気機関車、夜行列車……今となっては懐かしい響きだ。 そして、高度経済成長期は国鉄黄金期。時刻表トリックの名手・鮎川哲也、鉄道公安官に光を当てた島田一男、社…

少年時代はミステリー作品が大好きだった橋本一さん

プロの本棚

橋本一さん(映画監督)

それを契機に江戸川乱歩、夢野久作を読み始めましたね。今考えると、『犬神家の一族』なんてガキの頃に読んじゃいけないんじゃないかと思うんですがね、ハハハ。江戸川乱歩の『少年探偵団』は小学生の頃、何度も図書館で読みましたが、この5、6年、子供ができてからかな、自分の中で再ブームが来て、全巻揃えて繰り返し読んでいます。子供の頃は純粋に楽しめたけど、大人になると本当にヤバい話…

ザッツエンターテインメント

世界の名著ダイジェスト版特集

本書では、椅子の魅力に取りつかれた男の最後に驚かされる江戸川乱歩の「人間椅子」、アニメのラストシーンで有名なウィーダ作「フランダースの犬」の結末などが、漫画の1コマで分かりやすく描かれているのもいい。 さらに本書で注目すべきは、その絵柄だ。どこから見ても、昨年亡くなった漫画家の水木しげる氏のそれ、そのものである。実は著者のドリヤス工場氏は、水木氏の絵柄をそっくりに描…

真保裕一氏

著者インタビュー

「遊園地に行こう!」真保裕一氏

91年「連鎖」で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。96年「ホワイトアウト」で吉川英治文学新人賞受賞、97年「奪取」で日本推理作家協会賞と山本周五郎賞受賞、06年「灰色の北壁」で新田次郎文学賞を受賞。幅広いジャンルで多彩な作品を発表し続けている。…

「冒険の森へ 傑作小説大全」集英社から発刊

江戸川乱歩の復讐譚「白髪鬼」と、純文学の井上靖「敦煌」と一見、分野違いの2つの長編を同時に並べ、さらに、SF小説の草分け的存在の海野十三「軍用鮫」や夢野久作、小川未明といった人たちの作品も一緒に収録されるという大胆さ。要するに、“面白い”という観点に焦点を当て、日本のエンターテインメント小説の成り立ちがそこから立ち上ってくるような、画期的な作品構成になっているのだ。…

ザッツエンターテインメント

極上のミステリー特集

昨年、第59回江戸川乱歩賞を受賞してデビューした著者の受賞第1作は、地方の小さな町を舞台にしたセツナ系青春ミステリー。 (講談社 1600円) ■「ゴーストマン時限紙幣」ロジャー・ホッブズ著 田口俊樹訳 犯罪の始末人=ゴーストマンの「私」は、犯罪組織の大物・マーカスに呼び出され、アトランティックシティーに向かうよう依頼される。強盗プランナーのマーカスが立案したカジ…

(C)日刊ゲンダイ

著者インタビュー

「妻恋坂情死行」鳥羽亮氏

90年に「剣の道殺人事件」で第36回江戸川乱歩賞受賞。自らの剣道体験を素材に「八丁堀剣客同心」「剣客旗本奮闘記」「半次と十兵衛捕物帳」など多数の剣豪小説を発表している。…

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薬丸岳氏「異邦人」連載直前インタビュー

05年「天使のナイフ」で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。16年「Aではない君と」で吉川英治文学新人賞を受賞。著作に、13年にTBS系でテレビドラマ化された「刑事・夏目信人」シリーズがあり、その中の1作「黄昏」は本年の日本推理作家協会賞短編部門を受賞した。…

人生ナナメ読み文学講義

絶対正しいと思う時ほど“都合のいいもの”しか見ていない

昨年は谷崎潤一郎だけでなく、江戸川乱歩の没後50年でもあった。純文学の大谷崎に対して、大乱歩と呼ばれたように、まさに探偵小説(推理小説)界の文豪だ。推理小説といっても、ただの謎解きゲームに終わらず、人間研究にもなっているのが乱歩作品の魅力。中でも「D坂の殺人事件」は、かの名探偵・明智小五郎が初めて登場し、乱歩にプロの作家として歩むことを決意させた自信作のひとつだ。 …

文庫あらかると

「あしたは戦争 巨匠たちの想像力[戦時体制]」小松左京ほか著、日本SF作家クラブ企画協力

(小松左京著「召集令状」) ほか、手塚治虫や江戸川乱歩など。戦争体験世代の巨匠10人の戦争をテーマにした作品を編んだアンソロジー。(筑摩書房 1000円+税)…

シネマの本棚

「マジカル・ガール」乱歩ファン監督の罪と狂気の物語

監督のカルロス・ベルムトは江戸川乱歩を鍾愛する日本通だそうだが、筆者が想起するのは獅子文六著「娘と私」(筑摩書房 1400円+税)。ユーモア作家だった著者の人生を描いて人気ドラマにもなった作品だが、実は暗く陰気な挿話ばかりで、病死したフランス人の妻の忘れ形見である娘をどう扱っていいか困惑する男の姿が描かれる。共通点は明るい題名と暗い内容のズレ。そういえば「ティファ…

石坂浩二

映画の巨匠・市川崑の時代

金田一のボサボサ頭は脱色して黒く染め、さらにパーマをあてて…

中学生の頃まで、江戸川乱歩を読むほうが生意気ふうと言いますか、横溝さんは大衆でエログロで売っているだけというような悪口があったんです。とはいえ、監督に言われて読み直したら、懐かしい日本というか、レトロな感じがした。かつての印象が払拭され、『犬神家』は探偵小説なんだけど、犬神佐兵衛をめぐる凄い長い長い大河ドラマなんだとようやくわかり……」 ――ボサボサ頭にヨレヨレの着…

「わたしのミステリー」逢坂剛著

ハメットやチャンドラーといった、自身が影響を受けた海外ミステリーの大御所たちとの出合い、必読の海外警察小説ベスト20、日本ミステリー界で圧倒的な存在感を残した江戸川乱歩作品について、イオリンと呼ぶ藤原伊織との関係、内外ミステリー系の小説の書評など、ミステリー好きなら読みたくなること請け合いの内容となっている。 さらに、作家の大沢在昌や今野敏、評論家で翻訳家の小鷹信…

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