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長州藩の関連ニュース

ベストセラー早読み

「池田屋乱刃」伊東潤著

元治元(1864)年6月5日、京都三条の旅館・池田屋に長州藩・土佐藩等の尊攘派志士二十数人が集まっていた。長州藩の陰の外交を担っていた枡屋こと古高俊太郎捕縛の報を受け、古高奪還の協議をしていたのだ。そこを近藤勇以下新選組隊士が襲い、尊攘派は大打撃を受ける。本書は幕末の流れを大きく変えたこの池田屋事件をさまざまな視点から描いた連作長編。 新選組副長の土方歳三にスパイと…

ザッツエンターテインメント

明治維新の真相に迫る本特集

孝明天皇暗殺説が多くの賛同者を得てきたのには、あまりにも急進的な行動で孝明天皇に忌み嫌われ、京都から追放された長州藩が、その死によって復権し、歴史が激変したことが背景にある。 暗殺論者の説では、首謀者の岩倉具視が側室だった妹の紀子を操り、天皇に毒を盛ったとなっている。しかし、井沢氏は孝明天皇の死は、暗殺ではなく天然痘ウイルスを用いた「傷害致死」だったと断じ、その根拠…

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今日の新刊

「風の如く久坂玄瑞篇」富樫倫太郎著

1863年、8月18日の政変で宮門警備の任を解かれた長州藩は、武装して京に上り汚名をそそごうとする進発派と、力を蓄えることに専念すべきだとする割拠派の主導権争いで紛糾していた。京にいた久坂玄瑞は、伊達や島津などの有力な大名が国元に帰り、政治的空白が生まれる時期があることに注目した。この機を狙って藩主の世子が長州軍を率いて上洛すれば幕府軍に勝てる。武力で公家に圧力をか…

1月9日で28歳になる井上真央/(C)日刊ゲンダイ

女優・井上真央が語るNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の見どころ

激動の幕末に活躍し、日本を動かした長州藩士、吉田松陰の妹・文を描いたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で主役の座を射止め、1年間、大役を務める。見どころを聞いた。 大河ドラマの主役は、一度は経験したいと思っていたので聞いたときはもちろんうれしかったです。 ただ、予想していた以上に早くお話をいただいたので、正直なところ私にできるか、私でいいのかという戸惑い、不安はありました。…

ザッツエンターテインメント

【年末に読みたい珠玉の時代・歴史小説】「風の如く 吉田松陰篇」富樫倫太郎著

明治維新を成し遂げた人材の「火薬庫」となった幕末の長州藩、松下村塾を舞台に描く時代青春小説。 15歳の平九郎は、武家の長男だが、訳あって萩から移り住んだ篠目村で畑仕事の手伝いをして家族を支えていた。ある日、平九郎は村を訪ねてきた白井小助という男と知り合う。 長州藩寄組の浦家に仕え、同家が開いた学校で教授を務める小助は、1年前まで明倫館で学んでいた平九郎の向学心に感動…

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日本史再見 英雄になれなかった男

山縣有朋 露骨な猟官運動

山縣は長州藩の卒族(足軽以下)に生まれ、高杉晋作の「奇兵隊」に参加しました。戊辰戦争での活躍が認められ、維新後いきなり陸軍中将として、国家の表舞台に登場します。 その生き方の特徴は、常にナンバー2に徹するというもの。最初は天才高杉の下でナンバー2を務め、高杉が病死すると、ちゃっかり次の“頭”を見つけます。日本国防軍の創始者・大村益次郎です。山縣は大村の下で徴兵制に…

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日本史再見 英雄になれなかった男

越後長岡藩を焼野原にした河井継之助

長岡藩1300人、官軍5000人と戦力が不利のうえ、長州藩兵などが急襲してきます。継之助は、江戸藩邸を引き払う際に、家具などを売った資金で、最新の兵器を調達――。戦闘では、自らガトリング砲を操って戦いました。しかし多勢に無勢。長岡城を奪われてしまいます。 それでも継之助はゲリラ戦を続け、2カ月にわたって官軍を翻弄。新政府参与の木戸孝允は、1万2000人の援軍を送りま…

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週末に読みたいこの1冊

「三流の維新一流の江戸」原田伊織著

薩摩・長州藩士が、封建的な徳川体制を打ち破り、西欧列強諸国による植民地化を防いで、日本を近代国家にしたというストーリーで語られる明治維新。果たして戦後日本人が学んだ近代史は、正しかったのか。 本書は、明治維新を起点とする近代史を検証した歴史検証本だ。 近代の幕開けとされる明治維新は、歴史上存在しないと著者はいう。この時期に起きたのは、薩長藩士による政治・軍事活動であ…

「走狗」伊東潤著

薩摩藩の士分の下の外城士の家に生まれた川路利良は、禁門の変で長州藩遊撃隊総督を討つという大手柄を立てた。褒美を辞退し、その代わりに江戸留学を願い出て、洋式兵学を学ぶ。利良は子どもの頃、御小姓組の西郷吉之助に助けられて以来、西郷を慕っていたが、ある日、その西郷から命令を受けて幕臣の勝麟太郎の元に向かった。勝は、朝廷を脅し京都の実権を握ろうとする幕府の動きを大久保に伝え…

GRAPHIC

「戦争と浮世絵」太田記念美術館監修 日野原健司著

文久3(1863)年8月に出版された河鍋暁斎の「蒙古賊船退治之図」は、その3カ月前に長州藩が下関海峡を通過する外国船に砲撃を行った「下関事件」を13世紀の元寇の場面として描いたもの。 明治4(1871)年の歌川芳虎「信長公延暦寺焼討ノ図」は、背景が明らかに彰義隊が立てこもった上野の寛永寺で、慶応4(1868)年の上野戦争のカムフラージュだと分かる。 どれも我々が抱…

会見で涙を見せた井上真央

視聴率最低タイ「花燃ゆ」井上真央を“傷モノ”にしたNHKの罪

主演の井上真央(28)が演じたのは、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の末妹だった文(後の楫取美和)。歴史的にほぼ無名の主人公の生涯を描くとあって、放送前から“バクチ大河”と危ぶまれたのは記憶に新しい。不安を抱えたままスタートし、2人態勢で始まった脚本家も途中からひとり、さらにもうひとり加わり……総勢4人が筆を執る異例の事態に。 視聴率が示すように“途中下車”してし…

楫取素彦を演じる大沢たかお/(C)日刊ゲンダイ

「花燃ゆ」陰の主役 松陰が最も信頼寄せた楫取素彦の生き方

楫取は文政12年(1829年)、長州藩の藩医の次男として生まれた。16歳で藩校・明倫館に入学。秀才として誉れ高く、22歳で江戸修行を命じられた。 そこで出会ったのが、1つ年少の吉田松陰である。2人の結びつきの太さは、楫取が松陰の2人の妹と結婚したことでも分かる。最初の妻が次妹・寿で、彼女の死後に久坂玄瑞の未亡人だった末妹・文と再婚したのだ。 「楫取は維新後、足柄県…

キャッチコピーは「幕末男子の育て方。」/(C)日刊ゲンダイ

歴代ワースト3発進 大河「花燃ゆ」敗因はNHKの“番宣”か

幕末期の若い長州藩士が国の行く末を憂う姿や、萩一番といわれた松陰の秀才ぶりを彷彿とさせる言動などが丁寧に描かれ、制作側の意図や思惑がきちんと表れていました。ですが、8歳の女児が私塾に自由に出入りするなんて当時では考えられないこと。ただ、そういう根本を問題視しては今作は成り立たない。そもそもの部分は差し引いた上で申し上げたいのは、今後、歴史背景を描きながら、表舞台に現…

20代から60代までよりどりみどり/(C)日刊ゲンダイ

美熟女ズラリ…大河「花燃ゆ」の“セクシー宣言”に困惑の声

長州藩主の正室を演じる松坂慶子(62)は今作で大河出演歴通算8作目だし、井上の義理の母となる“極妻”のかたせ梨乃(57)は熟女優の代表格である。同藩重臣の妻を演じる若村麻由美(47)は宗教団体の代表だった夫の亡き後、「無名塾」で鍛えた演技力に未亡人の憂いが加わったとドラマ関係者の評判がいい。朝ドラ「カーネーション」で主人公の母役が高評価だった麻生祐未(51)は「花燃…

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NHK大河「花燃ゆ」はないないづくし 識者は「八重の桜」の“二の舞”懸念

松陰は幕末の長州藩士で、思想家としても名を馳せた歴史上の人物である。幕末のキーマンが兄とはいえ、妹は知名度がなく、人物像はピンとこない。文自身のヒストリーとしては16歳で久坂玄瑞の妻となるが、彼女の手による書物や史料はなく、実母にまつわる本が“頼みの綱”。それに加え、松陰や玄瑞の全集などを参照しながら史実を紡いでいくという。自決する久坂との夫婦歴が6年半足らず。アラ…

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NHKにも安倍カラー? 15年大河は首相地元「松陰の妹」

しかも明治維新の軸となる長州藩のドラマとは発想がちょっと安易な気がします。政治的文脈とは無関係であって欲しいのですが……」(碓井氏=前出) これで脚本が同経営委員に就任した作家の百田尚樹なんてことになれば、NHKは「安倍色」に染まる。…

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