日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • google+

双葉郡の関連ニュース

GRAPHIC

薄れかけていた反核への思いを編む

長崎で原爆の語り部から命のバトンを受け継ぎ「平和案内人」のボランティアを務める女子大生や、中学3年の時に被災し、今は故郷・双葉郡の未来のあるべき姿を考える男子学生など。3大学の学生たちは本書の編集にも携わる。 その他、実はヒロシマの前、1945年7月16日にニューメキシコ州の砂漠で人類史上最初の核兵器が使われた事実を伝えながら、核開発継続のために「原子炉」を「発電機…

None

『「原発さまの町」からの脱却』吉原直樹著

■大熊町の生活再建から学ぶコミュニティーのあり方 原発事故であまりにも大きな痛手をこうむった福島県双葉郡大熊町。著者によると事故後、この地区の被災者との話に「原発さま」という言葉が頻出したという。驚く話だが、実はもともと原発立地以前の大熊町は、太平洋に面しながらも良港はなく、農業以外の産業もない状態で「福島県のチベット」と呼ばれていたという。双葉町では原発反対運動…

広野小学校敷地内に建設中の寮

渾身ルポ 原発禍の街を行く

新設「ふたば未来学園」を見る住民の目

2016年度をもって原発禍にある福島県双葉郡の浪江高、双葉高、双葉翔陽高、富岡高は休校となる。そのため、今春の入試は実施されず、4校に代わって4月から県立「ふたば未来学園」が開校。いずれは中高一貫にする予定だという。 この新設校は双葉郡広野町の広野中を本校舎とする。案内のパンフを見ると、「双葉地域で未来を育てる」の惹句を掲げ、教育内容もアカデミック系列・トップアスリ…

彦摩呂

この人に密着24時間

彦摩呂 「気温1度下がると60キロカロリー摂取したなる」

視聴者には役に立たへんけどね」 【ロケのある1日】 4:45 起床、犬の世話(トイレ掃除、エサやりなど) 5:00 シャワー、支度 5:50 自宅を出て車で東京駅へ移動 6:53 東京駅発(特急ひたち1号) 9:06 JR常磐線泉駅着、その後、車で移動 9:30 小名浜港(いわき市)到着、撮影準備 10:00 小名浜港で収録開始、その後、徒歩移動 10:25 観光物…

渾身ルポ 原発禍の街を行く

原発で儲けたのは町ではなく県だった

「首相、双葉郡民を国民と思っていますか。法の下に平等でしょうか」 それに対して、間を置いてから野田首相はいった。 「大事な国民です……」 世界を震撼させた原発事故から4年が経つ。井戸川氏は振り返った。 「私は原発の町といわれる双葉町など8町村に加え、田村市、伊達市、南相馬市、川俣町、飯舘村を入れ、『13市町村協議会』を事故後に発足して賠償、除染、健康問題について話…

渾身ルポ 原発禍の街を行く

Jヴィレッジに選手団を誘致できるのか

この3月、原発禍の双葉郡楢葉町と広野町の境目、原発から20キロ地点のJヴィレッジの入り口に立ち、線量を計測すると基準値を超える毎時0.40マイクロシーベルト前後だった。 「熱心に活動しているのが日本サッカー協会で、大仁邦弥会長自ら『出場国のキャンプ地の中心にしたい』と県に協力を要請。県も誘致活動に積極的で、全天候型のサッカー練習場や200人収容規模の宿泊棟などを新…

渾身ルポ 原発禍の街を行く

町は“姥捨て山”になるという住民の悲痛な声

国から、一方的に避難指示を解除された双葉郡の川内村や広野町も同じだ。とくに人口約3000人の川内村は約1600人が帰村したが、ほとんどが高齢者。40歳以下の帰村率は2割ほどだという。 「今は復興作業員が町や村に滞在し、人間はいっぱいいる。でも、作業員がいなくなったら年寄りだらけ。いっそのこと老人の楽園にすべきだ……」 友人はこう皮肉を言って苦笑し、視線を宙に浮かせ…

渾身ルポ 原発禍の街を行く

運動不足とストレスで肥満傾向は全国1位

双葉郡には富岡養護学校があり、避難生活を送っている子供らを校長が巡回したという。校長はこう私に言った。 「生徒たちは1畳ほどのスペースに3、4人でいましたが、周りの人はそこにいるのが養護学校の生徒なんて分からない。で、子供らは大きな声を出したりすると周りは怒るわけです。それで保護者が気遣い、車に連れて行って、一晩中過ごしたケースもあったほどです」 しかも、避難所の食…

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事