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浪江町の関連ニュース

ドキドキノンフィクション 365日

「幽霊現象」で考察する「死」と向き合う被災地の今

メリットがほとんどない中、「楽しみ」と「誇り」、そして浪江町を守るという使命感によって、彼らは活動し続けているのだという。 聞き取りは難しい作業だっただろう。それでもまっすぐに人々の悲嘆に向き合い、起きてくる現象をありのまま見つめたとき、人々の心の中には癒やしが起きる。亡き人は別の形で生き続け、今も残された者に寄り添っているとわかるからだ。読後に祈りのような、静かな…

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週末に読みたいこの1冊

「にっぽんフクシマ原発劇場」八木澤高明著

帰還困難地域となった浪江町で酪農を営んでいた夫婦との出会いをきっかけに、住人たちの自殺や事故死や病死、ペットや家畜動物の野生化、作業員で賑わう歓楽街、故郷の喪失を再確認する一時帰宅、元原発作業員の告白など、福島で今起きている修羅場の扉をためらうことなく次々と開けていく。 社会のためではなく自身の「自分の目で見たい」という衝動に突き動かされて飛び込んだ福島には、何代…

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「福島第一原発観光地化計画」東浩紀編

まずは、富岡町や浪江町、南相馬市で被災者自身がガイドを務めるツアーの実際を紹介。それをどのように発展させるかを専門家らが「食」などの視点から提言する。 そして、さらに多くの人を呼び寄せるために事故処理の拠点となった「Jヴィレッジ」を原発事故とその後の復興を象徴する新しい空間へ生まれ変わらせることを提案。 2020年には東京オリンピック開催に合わせ、「災害復興博覧会…

被害者の痛みを理解しないのか…

メディアが報じない原発禍の街の真実

原発ADRで東電に和解拒否され訴訟に踏み切る住民

「ウソつき東電のことをガンガン書いてくれ!」 浪江町から避難する同年代のAさんが私に訴える。原発事故後、5年も郡山市に住み、「故郷を捨てた」と苦笑しながらも、本心では怒っている。東電のホームページには、次のような記載があるからだ。 「3つの誓い①最後の一人まで賠償貫徹②迅速かつきめ細やかな賠償の徹底③和解仲介案の尊重」 丸3年前の5月。全町避難の浪江町は、住民の4分…

若い人にも歌われている「アメリカ橋」

鳥羽一郎・山川豊 「我らの演歌路」

ボクシングジムで子供たちを育てるのが僕の夢

浪江町の三平という子供は辰吉丈一郎君の息子とこの前、戦いました。そうやって仲間ができて交友ができて育っていく。30年間見ていると、社会に出て社長になったりした人もいる。みんな大成しているんです。 僕にとって亡くなった長良会長は親も同然でした。両親からも「親と思え、何があってもついていけ」といわれてきた。 会長には「おまえは切符切りにならないとダメだよ」と口癖のように…

「妻には頭が上がりません」と語る

この人に密着24時間

週3で英会話通う園子温監督 目標は「米国で映画撮影」

今年中に、仕事に支障がない程度の語学を身につけたい」 ■福島の“無人の街”で撮影 新作は、福島原発をテーマにした映画「希望の国」(12年)と同様、南相馬市や富岡町、浪江町などで撮影した。 「何となく福島の風景を撮りたいなと思っていました。言葉では何もメッセージを入れていません。原発の賛成、反対は見る人が個人で考えることだけど、ロケ地の一部では“巨大な無人の街”が存在…

あちこちに看板

メディアが報じない原発禍の街の真実

イノシシやサルの野生動物園になった故郷

福島第1原発から10キロ圏内の浪江町に入ると道路沿いに大きく「減速!」と表示され、南相馬警察署・双葉警察署・磐城国道事務所の連名で「事故多発 牛と衝突」「事故多発 獣と衝突」と書かれた看板が立てられていた。 それを眺めていると、一時帰宅の町民がやって来て、教えてくれた。 「夜になるとイノシシや飼い主を失った離れ牛が出てきて、車に突進するんだ。野生動物園になった? ま…

津波で36人のお年寄りが亡くなった老健

メディアが報じない原発禍の街の真実

避難している老人の「3K」とは?

それに加えて、南相馬には原発の街の浪江町や双葉町、大熊町などから2500人を超える人たちが避難している。その多くは高齢者だ。 ■要介護5に認定されてもホームは順番待ち 「震災前の母は普通に歩いていた。でも、原発事故で新潟に避難して、1年間もの体育館や狭い借り上げアパートでの生活がたたりました。天井の低いアパートでの生活なんかこれまでしたことがないし、環境が変わって…

花見山は福島市民の憩いの場(4月10日撮影)

おでかけ出張コンシェルジュ

福島 さくら見るなら今

(問)花見山コールセンター([電話]024・526・0871) 同じく県北の二本松市では、浪江町の伝統工芸品「大堀相馬焼」の組合が工房を開き、江戸時代から350年以上続く伝統を守り続けている。特徴は器全体に広がる「青ひび」と「走り駒」の模様。そして保温性に優れた「二重焼」。20軒あった窯元は震災避難で県内外に散らばり、廃業してしまった組合員もいるが、「いつかまた一緒…

渾身ルポ 原発禍の街を行く

代行バスの放射線量は基準値の38倍

7時14分、浪江町に入ると一気に線量計の数値が動きだした。1.28、1.77、2.03……。7時23分、双葉町から大熊町に入ると線量計の画面は黄色から赤色に変わり、激しく危険音を発した。ピーピーピー。数値を見た私は心の中で叫んだ。 「放射能が襲ってきた!」 自分の車で走ったときとほぼ同じ、8.63の放射線を計測したからだ。 終点の竜田駅前で下車した私はトイレに走った…

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