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田代秀敏特集

赤のグラフに注目(作成・田代秀敏氏)

消費増税の布石 民間設備投資「2兆円下方修正」のイカサマ

これでは日本の政府統計そのものが信用されなくなりますよ」 RFSマネジメント・チーフエコノミストの田代秀敏氏もあきれ返ったのが、今月8日に発表された民間企業設備投資だ。下方修正されたGDPの2次速報の中に盛り込まれていたのだが、驚くべきは修正された規模である。ナント、2兆358億円もマイナス修正したのである。 ■修正幅は大きくても1500億円程度 これがいかに大きい…

アベノミクスを全否定したスティグリッツ教授

政府公表資料はウソ 安倍官邸が隠した米教授“本当の提言”

〈米国にとってTPPの効果はほぼゼロと推計される〉〈TPPは悪い貿易協定であるというコンセンサスが広がりつつあり、米国議会で批准されないであろう〉〈特に投資条項が好ましくない――新しい差別をもたらし、より強い成長や環境保護等のための経済規制手段を制限する〉 ただ、これは官邸の事務局による和訳で、本来の英文と比較すると、これでも「意図的に差し障りのない表現にしている…

過去15年のグラフでクッキリ

グラフで鮮明に アベノミクスで消費の冷え込み“最速最大”

過去15年の毎月の消費支出のデータを分析したのは、シグマ・キャピタルのチーフエコノミストの田代秀敏氏で、その結果が別掲の折れ線グラフだ。 消費支出金額は季節的な要因による変動が激しいので、今年1月の物価水準を基準として各月の消費支出から物価変動の影響を除いて実質化し、12カ月前からの平均(12カ月移動平均)の推移を描いている。 それによると、2人以上世帯の実質平均…

「エンジンをフル回転」と山梨で演説

巻頭特集

市場はバイバイアベノミクス 「この道しかない」の狂気

シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏がこう言う。 「『ふかすエンジンが搭載されていない』というのはその通りですね。消費増税を再延期し、秋に大型の補正予算を組むそうですが、安倍首相はその金額を言わない。弾が尽きたということでしょう。マイナス金利によって浮いた国債の利払い費を財源に充てるのだと思いますが、国債の元本を減らさなきゃいけないのに、そんな自転車…

田代秀敏氏が作成した「アベバブル」のグラフと安倍首相

巻頭特集

原油は10ドル、株価は9000円…地獄の本番が始まる

シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏が作成したもので、青い折れ線グラフは1989年12月29日の日経平均3万8915円を100として、前後の株価の推移をグラフ化したもの。赤い折れ線グラフは2015年6月24日の日経平均株価、2万868円を100として、株価の推移をグラフにした。6月24日は2012年から始まったアベバブルがピークに達した時である。 さて…

賃上げ要請自体がアベノミクスの失敗を物語っている(後ろは榊原経団連会長)

巻頭特集

国民騙しの猿芝居 安倍首相の“毎年恒例”賃上げ要請

経団連は安倍の要請に応じ、17年春闘でも会員企業に賃上げを呼びかける方針だが、「無理なノルマに従えば、どこかに歪みが生じる」と、シグマ・キャピタルの田代秀敏チーフエコノミストがこう言う。 「歪みは往々にして最も弱い立場のところに押し付けられます。賃上げ分は、下請けを泣かせるか、総人件費をカットするか。それは非正規雇用への切り替えや、正社員の労働強化につながる。たと…

得意技は“野党攻撃”

巻頭特集

牛丼がハッキリ物語る 「デフレに逆戻り」という絶望

シグマ・キャピタルの田代秀敏チーフエコノミストが指摘する。 「黒田日銀は安く買って高く売り抜けるという資産運用の鉄則を度外視。ひたすら年間80兆円の買い入れ額を堅持し、高値掴みも平気で市場に出回る国債を吸い込んできました。その結果、日銀は巨額の含み損を抱えてしまっています。日銀の公開資料によると、保有する国債の取得価格は総額約392兆円。その額面価格、つまり償還時に…

高いゲタを履いた株価

巻頭特集

年金損失桁外れ 日銀の爆買いなければ株は14000円

シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏がこう言う。 「本来、株式は企業の将来性を期待して買うものです。しかし日銀は、将来性に関係なく金融政策のためにETFを購入し、その結果、日経平均株価を構成する225社のうち代表する55社の筆頭株主になる。これはとんでもないモラルハザードを起こします。業績に関係なく株式を保有し続け、経営者に何も要求せず、お金だけ出し…

夏休み後半もゴルフ三昧

巻頭特集

28兆円アベノミクス加速の愚 今や経済成長は神話的幻想

設備投資や外需も振るわず、事前予想を大きく下回りました」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏) 設備投資は0.4%減と大きく落ち込んだ。想定を上回る円高のため17年3月期の業績見通しを引き下げたトヨタ自動車は、通期の研究開発費と設備投資費を100億円ずつ下方修正。きのう(16日)は一時、1ドル=100円を割り込むなど、さらに円高は進んでいる。企業は先…

ASEMサミットに出席する安倍首相

巻頭特集

バラマキに転じたアベノミクス 10兆円経済対策の怪しさ

それこそが『未来への投資』ではないでしょうか」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏) ■オトモダチ企業に巨額予算 安倍の経済対策の柱は「1億総活躍」の関連施策、リニアなど「21世紀型のインフラ整備」、英国のEU離脱で金融市場が不安定化したことへの対策としての「中小企業や海外進出企業の支援」、熊本地震、東日本大震災からの「復興・防災」の4つ。具体的に中…

アベノミクスの“成果”を強調するが…

巻頭特集

アベノミクス最大の看板「完全雇用」のインチキ

いわゆる『カラ求人』と呼ばれるものですが、分母(求職者数)が小さくなる中、分子(求人数)が大きくなるのですから、見た目の数字は良くなるに決まっています」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏) 「有効求人倍率が47都道府県全てで1を超えた」。安倍がアベノミクスの地方への“波及効果”として訴えるこの数字にもウソとカラクリがある。 まず、いまだに鹿児島は「…

伊勢神宮で勢揃い

巻頭特集

日本はデフレに逆戻り 経済サミット「お題目」の噴飯

別掲のグラフはシグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏が作成したもの。GDPの名目成長率から実質成長率を差し引いた値の推移で、プラスならインフレが進み、マイナスならデフレに沈んでいることを意味する。 00年以降の平均値はマイナス0・82%。名目が実質を下回るデフレ基調が続いているわけだ。田代氏が解説する。 「安倍首相は誇らしげに『デフレは脱却しつつある』と…

核サミットも「ストレス解消」?

巻頭特集

どの面下げて? 経済サミットで“主役気取り”の安倍首相

シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏が言う。 「説得材料はないかと聞かれ、クルーグマン教授は気候変動対策として『先進世界におけるグリーンテクノロジーへの移行』を刺激策の例に挙げたものの、『私は外交の専門家ではないので……』と困惑気味に答えていました。原発再稼働を推進する安倍首相にとって、グリーンテクノロジーへの移行は受け入れ難いものでしょう。そもそも…

日銀の黒田総裁(右)と麻生財務相

巻頭特集

黒田総裁もグル? マイナス金利で得する亡国財務官僚

恐らく国債暴落を防ぐために、なりふり構わず長期金利を押し下げたいということだと思います」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト・田代秀敏氏) ■日銀のバランスシートが毀損するリスク マイナス金利が円安を誘引するという売り口上は完全に外れた。円高が進行し、つられて株価も下落基調だ。 「円高に触れると、ニュースでは『安全資産の円に資金が集まった』と解説されますが、実態…

この人のやることはほとんど“神頼み”

巻頭特集

原油や中国のせいにするな! 暴落株価はアベクロ恐慌

これは第2次安倍内閣発足直前の12年12月19日以来の最安値です」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト・田代秀敏氏) マイナス金利にすれば日銀の当座預金が融資や投資に回るという理屈だったはずだが、実際は逆のことが起きている。債券に資金が集中し、国債価格が急騰。9日の東京市場では新発の10年物国債の利回りが一時、マイナス0.035%まで低下し、史上初めてマイナス金…

破れかぶれ、もはや狂気

巻頭特集

黒田魔術とマイナンバーが国民生活を呪い殺す

シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト・田代秀敏氏がこう言う。 「アベノミクスによって、円の対米ドル為替レートは、2012年11月14日に1ドル=80.20円だったのが、今年2月8日には117.39円と46.4%も円安ドル高になりました。その間、シャープの株価は163円から177円へ8.6%上昇しましたが、米ドル換算すると2.03ドルから1.51ドルへ25.6%下…

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シャープだけじゃない アベノ円安で日本企業は爆買いされる

爆買いが『企業レベル』のM&Aに拡大してきたということです」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト・田代秀敏氏) 実際、第2次安倍政権発足時の為替レートは1ドル=85円前後だった。今は120円前後だから、ドルベースで見れば、日本企業の価値は4割引きということになる。その上、グーグルやアップルなど世界の大企業の時価総額が十数兆円~数十兆円という中で、数千億円規模が多…

現実が見えていないのか

巻頭特集

週明けはブラックマンデーか 日本発世界恐慌の恐怖

こうした先行きの暗さが、機械受注の劇的な落ち込みに表れています」(シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト・田代秀敏氏) 内閣府が14日に発表した15年11月の機械受注統計は、目を覆うばかりの惨状だった。設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額は、前月比14.4%減の7738億円で、下落幅は過去3番目の水準。製造業が10.2%減、船舶・電力を除く非製造…

バブル崩壊時を上回るスピードで下落

巻頭特集

鉄火場と化した株式市場 「年金マネー」が溶けていく

シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏が言う。 「年初からの5日続落も異例の事態ですが、下落幅はより深刻です。日経平均株価は5日間で7.01%も下落してしまった。大発会から4日連続で下落した95年は、5日間で1.12%の下落でした。バブルが崩壊した90年だって、大発会からの5日間の下落率は3.13%にとどまっていた。当時を大きく上回るスピードで株価が急…

民主党時代より経済は悪化した

巻頭特集

安倍「冷血政治」で貧困拡大 暗く厳しい庶民の年の瀬

シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト田代秀敏氏が言う。 「安倍政権になって上向いたのは、株価と企業の内部留保くらいです。実は、民主党政権時代の方がGDPは伸びていた。アベノミクスの13年1~3月期から15年7~9月期までの実質GDPの伸びは2・4%で、同期間の民主党政権の6・2%と比べると半分以下という低パフォーマンスなのです。しかも、安倍政権下のGDPはドル換…

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