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「田中絹代 映画」に関する記事

今日の新刊

「昭和の女優 官能・エロ映画の時代」大高宏雄著

古くは田中絹代、京マチ子、若尾文子、加賀まりこに至るまで、そうそうたる女優が妖艶な姿をカメラの前でさらした。 そんな女優が脱いだ時代をまとめた一冊だ。ただし、エロ映画といっても大手映画会社が世に送り出した作品。セクシーさは映画女優の中でトップクラスと著者が評する三原葉子の裸踊りが秀逸の「女体桟橋」や、岸田今日子と若尾文子のレズシーンが話題となった「卍」など、懐かし…

日本人女性4人目の快挙/(C)日刊ゲンダイ

ベルリン映画祭で大金星 主演の松たか子を「食った」黒木華

左幸子(64年)、田中絹代(75年)、寺島しのぶ(10年)に次ぐ日本人女性4人目の快挙で、最年少というおまけ付きだ。 ■原作者も絶賛 直木賞を受賞した中島京子さんの同名小説が原作。受賞の第一報を聞いた著者本人は、「本当にすばらしいのひと言。黒木さんは劇中に出てくる古き良き日本女性の家事の所作ひとつひとつを丁寧に演じてくれました」と、喜びの声を日刊ゲンダイ本紙に寄せた…

監督と主役を兼ねる水谷豊

水谷豊が監督 映画「TAP THE LAST SHOW」の不安と期待

佐分利信や田中絹代の昔から、松田優作、桃井かおり、役所広司、今年なら黒木瞳。映画にこだわりをもつ俳優たちが挑戦し続けてきた。しかし、すべての人が興行で成功できるほど監督業は甘くはない。 “俳優監督”の作品が興行で難しいのは映画へのこだわりが強すぎて、その結果、凝りに凝った中身が観客を選んでしまうことが多いからだ。中身がわかりづらい場合もある。 だから、監督の水谷に期…

「映画女優」

孤独の映画

映画女優(1987年 市川崑監督)

田中絹代は木下恵介監督の「楢山節考」(1958年)で健康な前歯を抜き、おりん婆さんを演じた逸話で知られる。本作はその大女優を吉永小百合が演じた劇映画。 1925年、絹代は極貧生活を脱するために大阪から上京、松竹映画の蒲田撮影所に入る。母やきょうだいら5人を背負い、最初は大部屋付きだったが、すぐに頭角をあらわし主演女優に駆け上がるのだった。 本作のユニークなのは日本映…

本人は出演せず

「嫌な女」でメガホンの黒木瞳はわがままを封印できるのか

田中絹代が53年に「恋文」で監督デビュー、計6本を演出した。近年では桃井かおりが「無花果の顔」を監督したくらい。松田優作や役所広司など男優の監督作は結構あるのに女優の監督作の少なさは意外な気もする。 「嫌な女」は黒木自身の企画だという。松竹に持ち込み、同社が製作にゴーサインを出した。松竹は最近、製作本数を増やし、さまざまな企画を進めている。しかも、大手のなかではもっ…

女優の凄さを見せた吉永小百合

大ヒット 吉永小百合が「母と暮らせば」で見せた渾身演技

吉永小百合という女優が“松竹マーク”の本作のなかで、田中絹代にも原節子にも見えてくる瞬間があった。女優とはなんとも凄いものである。 (映画ジャーナリスト・大高宏雄)…

イラスト・佐々木桜

日本史再見 英雄になれなかった男

奇襲のチャンスをつぶし関ヶ原で惨敗した石田三成の不運

映画「お吟さま」(1962年、田中絹代監督)では南原宏治扮する三成が利休の娘・お吟(有馬稲子)を豊臣秀吉にあてがうためにあれこれ画策。お吟がキリシタン大名・高山右近と不義密通の関係にあるとでっち上げて右近を追放。お吟に秀吉の側女となるよう迫る。 メガホンを取ったのは大女優の田中絹代。役者の道楽と笑うなかれ。映像といい演出といい、一流の作品に仕上がっている。「利休に…

木下恵介監督(左)や深作欣二監督の戦争映画は必見

60本超上映…池袋・新文芸坐「戦後70年企画」で戦争を考える

田中絹代扮する母親が、戦地に向かう息子を必死に追いかけるラスト。息子を思う母の悲痛な心情を表現して今でも語り草だ。今なら安保法制反対のデモに参加している若い母親たちにとくに響く作品かもしれない。 かつての戦争映画には今を考える重要な視点がたくさんある。この機会を逃さないでほしい。 (映画ジャーナリスト・大高宏雄)…

(C)日刊ゲンダイ

池上季実子がドラマを憂う 「最近は深みある物語が少ない」

■「トレンディードラマの影響かもしれません」 田中絹代さん、森繁久弥さん、山岡久乃さん、緒形拳さん、そして高倉健さん、京マチ子さん。名優と呼ばれる先輩方から多くのことを学びました。私たちは古き良き時代を肌で感じるギリギリの世代なのかもしれません。偉そうなことはいえませんが、ただ、お芝居するのが好きなんです。役者業に邁進したい。けれど、はてさて私の居場所はあるのかな…

原節子さん

「鎌倉物語」永遠の伝説・原節子

家計を助けるために14歳で銀幕入り

『彼岸花』のときは山本富士子さん、田中絹代さん、佐分利信さん、笠智衆さん、中村伸郎さんといったところ。『秋日和』のときは、司葉子さんと岡田茉莉子さん、佐田啓二さん、原節子さんですね。庭でバーベキューをやって、部屋へ入ってから、また飲んだんですけれどもね。そのときの写真がずいぶん出回っているから。キャッキャ、キャッキャ、原節子が笑い顔をしている写真がありますよ。 そう…

イラスト・八木幸恵

嫉妬、憎悪…コンプレックスの日本史

秀吉の茶頭として出世しながら切腹に追い込まれた千利休

メガホンを取ったのは誰あろう、女優の田中絹代。お吟役は有馬稲子が演じた。女優の余興だろうと思うなかれ。映像、演出ともに素晴らしい出来である。 最近の作では「利休にたずねよ」(2013年、田中光敏監督)。利休の毅然とした美意識に嫉妬し、憎しみを募らせる権力者・秀吉。秀吉(大森南朋)に媚びない利休(市川海老蔵)。その利休の息の根を止めたい三成(福士誠治)――。三すくみの…

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