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「夏目漱石 時代」に関する記事

ザッツエンターテインメント

世界の名著ダイジェスト版特集

(祥伝社 1500円+税) 夏目漱石の「坊っちゃん」や尾崎紅葉の「金色夜叉」、小林多喜二の「蟹工船」など、学生時代に教科書で少しだけかじった名作を、10ページ程度の漫画にまとめた本書。 文学作品は、だいたいのあらすじは知っていても、しっかりとは読んでいないために結末が分からないという作品も多い。本書では、椅子の魅力に取りつかれた男の最後に驚かされる江戸川乱歩の「人間…

週末オススメ本ミシュラン

偉人のことが短時間で分かる知のトレーニング書

それは歴史上の人物にしても同じで、私は明智光秀や坂本龍馬については知りたかったが、1000円札の肖像となっていた夏目漱石については特に興味はなかった。多数のヒット小説を出した以外、業績もよくわからなかった。だが、俄然、夏目漱石に関し、本書を読むことで興味が湧いたのである。 〈日本ではエリートであるはずの自分が、英国の社会においては「日本人である」というだけで軽く見ら…

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HOT Interview

物語人生論「心の力」が話題 姜尚中氏に聞く

夏目漱石の「こころ」と、ドイツの文豪トーマス・マンの「魔の山」という100年前に書かれた東西のふたつの書から、今の時代を生きるためのヒントを引き出した本書「心の力」(集英社 720円)を上梓した姜尚中氏に話を聞いた。 ■凡庸な人間の中にこそある「心を太く育てる力」 題材となっている夏目漱石の「こころ」が刊行されたのは、第1次世界大戦勃発の年(1914年)。一方のトー…

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流されゆく日々

連載10116回 アラハン世代の逆襲

何度もくり返して書くが、夏目漱石がロンドンに留学した時代、日本人の平均寿命は42歳だったのだ。 平均寿命の短かさには、幼児の死亡率の高さが反映しているという。それでもなお驚くほど日本人の寿命は短かかった。人生五十年、というのは人びとの願望だったのである。 そんな時代の思想や哲学が、そのまま現在の私たちに通用するとは思えない。50歳を過ぎてから、さらに50年という後…

姜尚中氏

著者インタビュー

「漱石のことば」姜尚中氏

ぼくは熊本なので、夏目漱石は小学生のときから馴染み深かったのですが、高校時代、引っ込み思案になった頃から本格的に読みだしました。漱石は何度読んでも『あ、こういうことだったんだ』という発見があります。ダヴィンチ・コードならぬ漱石コードがあって、あちこちに言葉を仕掛けています。それなのに、みんなスーッと読み飛ばしています。これほど読まれながら、実はよく読まれていない作家…

作家でありながら現役バスガイドも続ける花房観音さん

プロの本棚

作家・花房観音さん 20代後半に出会った団鬼六作品との縁

「作家になってから谷崎潤一郎や夏目漱石、三島由紀夫など近現代文学をよく読むようになりました。それらや、源氏、平家、今昔、宇治拾遺の古典には文学の基礎がありますからね。先般、名作を本歌取りした官能短編集『花びらめくり』(新潮文庫)を出版しました。タイトルを見てもらうと分かりますが、『卍』から『卍の女』を、『それから』から『それからのこと』を『仮面の告白』から『仮面の…

議員生活35年間すべてを手帳に残していた

注目の人 直撃インタビュー

元副総裁・山崎拓氏が苦言 「今の自民は猿山の猿と同じ」

夏目漱石が言った「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ」を地で行く3人でしたね。智の加藤、情の山崎、意地の小泉という三様です。 ――YKKの中で早くから首相候補と目されていた加藤氏と山崎氏は首相になれず、異端の小泉氏だけが首相になった。加藤の乱の失敗が、小泉政権を生んだと分析していますね。 加藤の乱の失敗直後、恒例の私の誕生パーティーがありま…

元宮城県知事の浅野史郎さん

プロの本棚

浅野史郎さん 山本周五郎の「ながい坂」が人生を後押し

あれはうれしかった」 ■作家リストには池井戸潤の名も 東大時代は教養ゼミの授業を通じて、夏目漱石や三島由紀夫などを読み込んだ。リストには歴代の名作家が並ぶが、その中には池井戸潤や百田尚樹といった最近の作家も目につく。 「池井戸作品の一冊『空飛ぶタイヤ』は今思い返すと、燃費偽装問題で揺れる三菱自動車の話に通じるところがあって面白い。僕の読書スタイルは、ある作家を読み始…

漱石作品のファンは絶えることがない

没後100年…漱石作品から「生き方のヒント」を再び学ぶ

今年は夏目漱石没後100年。2月9日は漱石の誕生日だ。漱石といえば、その作品の多くが教科書に掲載され馴染みがある半面、“ザ・文学作品”の印象を持つ人も多いだろう。しかし、「もともと文豪というよりも人気流行作家として認識されていましたし、新聞連載小説を手掛けていたこともあって、読ませる仕掛けが豊富。実はエンタメの要素が多いんですよ。また出世から外れた人などを主人公に据…

バスクリンの古賀和則社長

社長の本棚

【バスクリン】古賀和則社長

夏目漱石や小林秀雄など、古典とされる文学書も骨太な作品。人間を知るためにはいつまでも大切ですね。読み継がれるだけの筆の力に加え、「人間の根本」が描かれています。 人間を知ることはビジネスの基本。「読まずには死ねない」名作がありすぎますね。…

“サイダー界”のトップブランド

最古の炭酸飲料にも苦難が 「三ツ矢サイダー」“V字回復”秘話

「大衆に知られるようになり三ツ矢ファンは増え、『夏目漱石がよく飲んでいた』『宮沢賢治は給料日に、天ぷらそばと三ツ矢サイダーをセットで頼んでいた』なんて話が残っています。当時、天ぷらそば15銭に対してサイダーは1本23銭と、とても高級な飲み物だったそうです」 ■「安心・安全」の原点回帰で復活 そんな“サイダー界”のトップブランドも、後発組に追い上げられる。ソフトドリ…

写真はイメージ

街中の疑問

“脱ゆとり教育”で復活気配の「半ドン」 その語源とは?

夏目漱石の『坊っちゃん』にも、《丸の内で午砲(どん)を聞いた》というくだりがあります。ドンが鳴ったら半日が終わり、ということで半ドン。これが一番有力とされていました。2つ目は“半土”。明治時代に布教されたキリスト教には安息日がありますが、安息日は働いても遊んでもいけない。なら、いつ遊べばいいんだというところから、土曜日の半分を休みにしようということになって、半土。そ…

(C)日刊ゲンダイ

【大人のためのオトナ本】生き方編 親父未満兄貴以上の叔父さんの出番だ

その他、夏目漱石作「坊っちゃん」の「おれ」から、ダメ男のすべてが備わった西村賢太作「どうで死ぬ身の一踊り」の「私」まで、23作に登場する彼らを反面教師に男の生き方を学ぶ。 (筑摩書房 1600円)…

ピンクのエプロンでお出迎え(伊予灘ものがたり)

櫻井寛氏が選ぶ 一度は乗ってほしい「観光列車」ベスト7

松山ゆかりの夏目漱石「坊っちゃん」をイメージし、クルーが“マドンナ”に扮している。 「ピンクのエプロン姿で、坊っちゃん団子などを運んでくれます。デザイナーは入ってなくてJR四国の社員が企画している分、愛情もこもっています。座席は海側が低く、山側は高く設計している。途中、タヌキが出ることで知られる五郎駅(通過駅)があり、駅長さんが、タヌキの着ぐるみ姿で手を振ってくれる…

恋の悩みにもアドバイス…AI(人工知能)ついにここまで

暗いものをじっと見つめて、その中から、あなたの参考になるものをおつかみなさい」という夏目漱石の名言まで添えられていた。 恋愛の酸いも甘いも知り尽くしたアラフィフ記者も冗談半分に投稿してみた。「別れ話の切り出し方」とのタイトルで、上司の奥さんとの不倫関係について書き込んだ。だが、待っても待ってもAIは無反応。別のユーザーから「自業自得」などと非難の嵐は来たが、ついにA…

俳優の加藤頼(左)と加藤剛

今あるのはあの人のおかげ

役者の道ためらう加藤頼の背中を押した父・加藤剛の一言

俳優座で“わが愛3部作”と呼んでいる山本有三の「波」と夏目漱石の「門」「心」は父の代表作ですが、その時は紀伊国屋ホールを1カ月借り切って一挙にやったんです。僕は父と出られるという楽しさだけでやっていた記憶があります。 ■「役者にはならない方がいい」と言われ 役者になるかどうかは迷いました。20歳くらいの時に「どういう仕事をやっていこうと思っているんだ」と聞かれ、役者…

人生ナナメ読み文学講義

個人的な恨みは仕事で社会的にリベンジせよ

夏目漱石と並び称される文豪にして陸軍軍医総監、文系、理系の対極的な2つの分野で頂点を極め、輝かしい足跡を残した森鷗外。日本文学界きってのエリート中のエリートだ。鷗外を読んでいるというだけで、(小難しそうだけど)すごそうと思わせる。だが内容は深くとも、文章はすっきりしていて、後期の短編などは読みやすくて面白い。中世の伝説を小説化した「山椒大夫」などはその代表格だ。 時…

樋口裕一氏

著者インタビュー

「名著の読書術」樋口裕一氏

しかも、繰り返し、何度も味わえるんですよ」 太宰治の「人間失格」も、夏目漱石の「こころ」も、ドストエフスキーの「罪と罰」も、かじってはみたものの、読破できなかった人は多いだろう。そんな人にピッタリの読書法がこれ。 「まず、ネタバレで読むのはフェアじゃないという罪悪感を捨てましょう。あらすじ本、簡易版、本の巻末にある解説、映画などでストーリーを把握してから読めばいいん…

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嵐・二宮はともかく…ジャニーズだらけだったフジの凋落

夏目漱石の名作「坊っちゃん」では、生徒との確執から打ち解けるまでがストーリーの軸だが、教室で生徒に対し、「謝る気がないなら、謝るな!」という短いセリフでも、声に高低(少しずつ盛り上がっていく)があるし、声質もいい。 「人にも自分にも、嘘をつくのは……まっぴらごめんです!」と松下奈緒に言うシーンは、身長差がちょっと気になったが、セリフ回しはレベルが高い。コミカルな脚本…

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