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「菅原文太 映画」に関する記事

/(C)AP

高倉健インタビュー秘録

高倉健に少しも臆していない菅原文太の芝居

【大脱獄(1975年・東映)】 高倉健、菅原文太が共演したアクション映画である。両者が共演した映画は11本とされている。ただし、東映に移籍してきたばかりの菅原文太がほんのちょっとしか出ていない映画もあり、それを共演と呼べるかどうか。単に「ふたりが出ている」映画と共演は違う。 「大脱獄」は「仁義なき戦い」でスターになった菅原文太が高倉健と対等な立場で共演している映画で…

4月15日に亡くなった愛川欽也さん

“映画俳優”愛川欽也さんの評価が決まってしまった主演映画

菅原文太さんとの共演で知られる75年製作の「トラック野郎」は愛川さんの企画だったといわれる。自主製作の「さよならモロッコ」を前年の74年に手掛けたくらいだから、映画畑での大成功は、ことのほかうれしかったに違いない。 「トラック野郎」で東映における愛川さんの評価がアップし、主演映画が76年に製作される。その映画が「キンキンのルンペン大将」。チャプリンぽいコスチューム…

/(C)AP

高倉健インタビュー秘録

戦後初の韓国ロケ作品

菅原文太と違い、政治家の応援演説なども行ったことはない。彼は右翼でも左翼でもなかった。常識あるひとりの日本人として政治を見ていた。彼は他人の悪口は言わず、泣き言も言わなかった。誰かの責任を追及しようとも思っていなかった。 だが、この映画のときだけは「日本人として忘れてはいけないものがある」と主張した。 それだけに「ホタル」には大きな意味がある。声高なメッセージ映画よ…

「映画女優」

孤独の映画

映画女優(1987年 市川崑監督)

吉永はがらっぱちで気の強い絹代を演じ、大女優の実像を表現するが、とくに面白いのが菅原文太演じる溝口健二監督(劇中では溝内)との出会いだ。溝口の暴君ぶりがすさまじい。脚本を黒板に書いて役者に読ませ、次々とセリフをボツにする。絹代には「田中さん、自然に動いてください」「気持ちに無理はありませんか」と嫌がらせのようにダメ出し。どう演じたらいいのかと聞く絹代を「僕は監督だ…

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いま一度見直したい「映画俳優」としての川崎敬三さん

昨年11月は高倉健さん、菅原文太さん、この11月は原節子さん、川崎敬三さんの訃報である。 もっとも、川崎さんは7月、原さんは9月にすでに亡くなっていたという。故人の遺志で死去が伏せられていた。はたからでは及びもつかないお2人の強い決意のほどがうかがえる。 「永遠の処女」「伝説の大女優」という活字が躍る原さんの報道は大きかった。映画史に残る大女優だから当然といえば当然…

大学浪人中に押しかけた/(C)日刊ゲンダイ

今あるのはあの人のおかげ

松竹解任騒動 奥山和由を奮い立たせた深作欣二からの手紙

ただこの頃、週刊朝日のグラビア特集で「仁義なき戦い」の撮影に臨む深作監督を見て、菅原文太さんらに演出をつけるヤクザのような、型破りな姿に目がくぎづけになり、「もうやってられん」と最後、大の字に寝転ぶ写真から、とてつもない自由を感じたんです。 アポなしで、撮影中に会ってくれも何もないんですが、何度も通っていると、「よかったら、また京都に来ないか」って電話が鳴ったんです…

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社会派、カップル、熟年向き…目的別オススメの夏休み映画

まず、菅原文太と愛川欽也のドタバタ「トラック野郎」シリーズ。「爆走一番星」や「望郷一番星」は最高。ピンク時代劇「エロ将軍と二十一人の愛妾」、「温泉スッポン芸者」なども上映される。また、池玲子の「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」なども懐かしい作品だ。ほかに藤純子の「緋牡丹博徒 一宿一飯」や多岐川裕美がデビュー作にしてヌードになった「聖獣学園」など、毎日でも出かけてみたく…

いまだに健さんの影響力は大きい (C)AP

レアな高倉健作品続々上映で池袋「新文芸坐」が大にぎわい

雑誌でも、2月末発売の月刊誌「一個人」が“高倉健VS菅原文太 やくざ映画名作対決”と銘打った特集を行う。東映ヤクザ映画が、なぜ出てきたのか。2人の魅力は何かなど“フカボリ”的な内容が盛りだくさんである。 これらすべて、健さんの魅力のなせるわざとはいえ、甚大かつ広範囲な影響力と持続力には、本当に恐れ入る。多くの日本人の心の中にいつまでも居続ける俳優が健さんだと言える…

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大高宏雄の「日本映画界」最前線

チンピラ役が絶妙だった

菅原文太扮する夜桜銀次の壮絶なヤクザぶりを描いたものだが、憲一という銀次の配下を演じる渡瀬さんのチンピラぶりも実に魅力的だった。憲一が発する暴力は何の擁護もできないが、70年代当時、“政治の季節”が終息して世間が収まり返っていく時代の雰囲気を見事にすくい取っていた。若い筆者は思った。学生運動の火も消え、日本は安定に向かうのか。その妙な心のザワザワ感が、もがきあがくチ…

(C)2015『龍三と七人の子分たち』製作委員会

「三匹のおっさん2」好発進 エンタメ界でオジサン注目のワケ

さらに、ちょうど今は昨年から高倉健や菅原文太など大物俳優が亡くなった流れで、ベテランが見直されていることも影響していることがあるかも知れませんね」 今期のテレビドラマはキムタク出演の「アイムホーム」(テレビ朝日系)と「天皇の料理番」(TBS系)以外いずれも苦戦中。いっそのこと昭和のベテランをズラッと並べてみたらどうか。少なくとも、スケジュール調整など余計な手間が省け…

東京都知事選では細川護煕氏を応援した(左)/(C)日刊ゲンダイ

菅原文太さん 「仁義なき」暴挙に走る安倍政権に“痛烈遺書”

28日に肝不全のため亡くなった菅原文太さん(享年81)。映画「仁義なき戦い」や「トラック野郎」シリーズなどの大ヒットでスター俳優としての地位を確立。映画、ドラマ、声優など幅広いジャンルでいぶし銀の存在感を発揮してきたが、不帰の人となった。 「菅原さんの後半生にはショッキングな出来事が2つあった。ひとつは俳優だった長男・加織さんが事故で亡くなったこと(享年31)。も…

ハイテンションキャラでもおなじみ

芸歴は38年目 柳沢慎吾“映画初主演”までのデコボコ道

翌年NHK大河ドラマ「獅子の時代」で菅原文太と共演するが、リハーサルで言えた「おいでなさいまし」のセリフが本番で言えず、他のエキストラに代えられてしまった。 役者をやめたいと泣いたが、持ち前の切り替えの早さで乗り越え、81年の「翔んだカップル」では主演に抜擢される。 「ふぞろいの林檎たち」(83年・TBS系)の西寺実役で注目されるが、山田太一脚本のセリフの一字一句お…

「びっくりしている」と驚きを隠せなかった愛川欽也/(C)日刊ゲンダイ

「仁義なき」見ていない…文太さん“盟友”愛川欽也が衝撃発言

菅原文太さんの訃報を受け、“盟友”の愛川欽也(80)が都内で会見を開いた。菅原さんと映画「トラック野郎」シリーズで“やもめのジョナサン”こと松下金造役で共演した愛川は、第一報を聞いて「キョトンとしてびっくりしているというのが本音」と驚きを隠せない様子。 「今年の春先に(別の仕事の打ち合わせで)東映に行き、そこで文ちゃんと会った。そのときはまったく変わりなくお元気で、…

加茂田重政元組長の自伝「烈侠」

元大物組長が自伝で明かした ヤクザと芸能界の“蜜月時代”

掲載の写真は加茂田氏の父の三回忌法要の際のもので、中央には山口組三代目の田岡一雄組長、その右側には菅原文太の姿が。時はヤクザ映画全盛時代のこと。菅原文太や鶴田浩二は加茂田氏の自宅にも泊まりに来るほどの仲で、“本職”からヤクザの所作を学ぶこともあったという。 「烈侠」の中で加茂田氏は「芸能人とはよう付き合うたよ」と話し、「松平健、火野正平もすごい仲良かった。まだデビュ…

菅原文太

Dr.中川のみんなで越えるがんの壁

【菅原文太さんのケース】医師は膀胱全摘を提案。でも、温存できた

それが嫌でねぇ……」 昨年11月、膀胱がんで亡くなった俳優・菅原文太さん(享年81)が、私の外来にセカンドオピニオンを求めにこられたのは、07年3月でした。テレビや映画で見せるような元気さは影を潜め、軽いうつ状態という印象がありました。 別の病院で手術日程を決め、輸血のために自分の血液を採取して保存。一度は腹をくくったものの、コンビニの袋のような人工膀胱をぶら下げて…

芸能界を引退後も講演活動など精力的に活動していた/(C)日刊ゲンダイ

菅原文太さんが死去 高倉健さんに続き大物俳優がまた…

俳優の菅原文太さんが死亡していたことが1日、分かった。享年81。高倉健さんに続く“大物俳優”の訃報だ。 菅原さんは1933年8月16日生まれ、宮城県出身。早大第二法学部進学後、モデルや「劇団四季」の団員を経て、58年「白線秘密地帯」(新東宝)で本格映画デビュー。73年に始まった「仁義なき戦い」シリーズの広能昌三役で人気を不動のものとし、「トラック野郎」など数多くのヒ…

国の未来を憂えていた/(C)日刊ゲンダイ

菅原文太さんが残した“遺言” 「日本はいま危うい局面にある」

そうしたきな臭い状況に危機感を抱くのが元俳優の菅原文太さんだ。この夏80歳を迎えた老優は日本の何を危惧しているのか――。 ■「今の日本は真珠湾攻撃をした時と大差ない」 毎年8月になると太平洋戦争を思い出します。日本が戦争に負けた昭和20(1945)年当時、私は小学6年生で、宮城県栗原郡(現・栗原市)の小さな村に住んでいました。 敗戦が近づいた頃のこと、仙台の街がB2…

菅原文太とパチリ/(C)日刊ゲンダイ

あの人は今こうしている

宮崎靖男が暴露 鈴木則文監督と菅原文太の「大ゲンカ」

ヤクザ、エロ、お笑いと何でもござれの娯楽映画作りの職人だったが、星桃次郎(菅原文太)と“やもめのジョナサン”こと松下金造(愛川欽也)がドタバタを繰り広げる「トラック野郎」シリーズは鈴木監督の代表作だ。その10作すべての配車とアドバイザリーを担当。自らも出演した宮崎靖男さん(70)は今どうしているのか。 「鈴木監督と会ったのは『トラック野郎』のロケが始まる直前だから、…

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連ドラ初監督 傘寿を迎える愛川欽也の“八面六臂”

もうひとつ、愛川が意欲的に取り組んでいるのが、70年代に菅原文太と組んで大ヒットさせた映画「トラック野郎」シリーズ(鈴木則文監督)のブルーレイ化。これまでもビデオやDVDにはなっているが、ファンからの要望もあって、このほど全10作をブルーレイ化することとした。発売は来年2月から。 文太演じる「一番星」と愛川の「やもめのジョナサン」の活躍を懐かしく思う世代には待望の…

また元気な姿が見たい

老人ホームで“奮闘”報道…田中邦衛に「重病説」が飛びうワケ

昨年秋に、ほぼ同じ年代の菅原文太さんが亡くなられ、今年の5月に『北の国から』のプロデューサーの葬儀が営まれた際も、公に姿を見せることもコメントを出されることもなかった。そうしたことから、重病説へとつながっていったのでしょう」(芸能関係者) 老人ホームではどんな様子なのか。田中夫人は「NEWS ポストセブン」の取材にこう答えている。 「誤解しないでいただきたいのは、あ…

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