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森繁久弥特集

森繁久弥がマッチ棒でメッセージをしたためた

今あるのはあの人のおかげ

デビューほやほやの榊原郁恵に森繁久弥が授けた“金言”

榊原郁恵さん(55)が、あの俳優・森繁久弥さん(享年96)からもらったサイン色紙には、先達の教えが添えられていた。それは時が経てば経つほど重みを増す、人生訓ならぬ“芸能訓”だった。デビュー39年目を迎えた今でも、その金言がマルチタレントとして活躍中の榊原さんを支えている。 1976年の「第1回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリに輝いた榊原さんがデビュー…

(C)日刊ゲンダイ

高倉健インタビュー秘録

森繁久弥がこぼした愚痴

【海峡(1982年・東宝)】 青函トンネルの掘削をテーマにした大作で、共演は森繁久弥、吉永小百合。監督は黒沢明の弟子だった森谷司郎。森谷は高倉健と「八甲田山」「動乱」で一緒に仕事をしている。 主人公はトンネル掘削にかかわる国鉄の技術調査員。森繁久弥はトンネル掘りの老職人だ。スペクタクルなシーンが満載の映画だが、これについて、高倉健本人がしゃべったのは次のひとことだけ…

左は当時のポスター(本人提供)/(C)日刊ゲンダイ

今あるのはあの人のおかげ

岡崎友紀さんがまざまざ見せられた故森繁久弥氏の“プロ魂”

昭和の大スターだった故・森繁久彌氏

ビジネスに使えるスターたちの処世術

ヨボヨボの老人を装っていた森繁久弥さんの深謀遠慮

森繁久弥さん(2009年に96歳で永眠)といえば、言わずと知れた昭和の大物スターだ。 今から30年ほど前に僕が駆け出しの記者として取材の仕事を始めたころでも、すでに“雲の上”というくらいの存在だったが、リポーターに転身してからは頻繁に顔を合わせるようになった。 ほとんどの場合は、森繁さんの後輩にあたる俳優や女優の通夜・告別式といった場で、コメントをしてもらうというケ…

いつも最前列でリポートしていた

71歳で急死…芸能リポーター武藤まき子さんの素顔と功績

天国では芸能リポーターの草分けだった故梨元勝さんとともに森繁久弥や森光子にマイクを向けているに違いない。…

和泉ちぬさん

有名人の財布の中身

和泉ちぬさん 日本アカデミー賞協会の会員証で身分証明

師匠は7年前に亡くなった森繁久弥。芸名の名付け親でもあり(本名は酒井靖乃)、今でも胸に刻んでいる教えがある。 「貧乏とお金がないのは違う。役者は貧乏でもいい服を着ろ、おいしいものを食え、いいものを見ろと教わりました。いいものを知らないと、貧乏な役はできても金持ちの役ができない、と」 主役を張るような俳優を除けば、俳優の生活は楽ではない。 「この世界は稼働率5%とい…

「グラッチェ」

ビジネスに使えるスターたちの処世術

自分の死亡情報を笑いネタに ケーシー高峰は“天性の芸人”

まだお元気だったころの故・森繁久弥さんにも同じような話が流れてきたことがある。あれだけの大物だから直接確かめるのも嫌な気分だったが、たまたま森繁さんのマネジャーの携帯電話番号を知っていた。ケーシーとの経験で“学習”したばかりだったので、尋ね方を少し変えてみた。 「あのう、森繁先生が体調を崩されて容体がよろしくないと聞きまして」 「そうなんですよ。体調が悪くてねぇ。…

人間が面白い

「崑ちゃん ボクの昭和青春譜」大村崑著

佐々十郎、芦屋雁之助、小雁、森繁久弥、伴淳三郎、藤山寛美、由利徹、渥美清、トニー谷、江利チエミと高倉健、美空ひばり母娘……。みな、ひとクセあるつわものばかり。確執もあれば和解もあった。笑いも涙もあった。多くは故人となってしまったが、崑ちゃんの語り口が、その素顔を生き生きと蘇らせた。(文藝春秋 1400円+税)…

BOOKレビュー

「お茶をどうぞ」向田邦子著

ほかに、育ての親のひとりという森繁久弥氏や、最初は配役に大反対したという「寺内貫太郎一家」の主演・小林亜星氏ら、豪華ゲスト16人と語り合う。(河出書房新社 1600円+税)…

写真はイメージ

作家・ジェームス三木のセックス講座

最高の口説き文句は「この次、口説くぞ」

女へのアピール、口説きでまず思い出すのは、故・森繁久弥さんだ。 「1回だけ。誰にも言わない」と片っ端から声を掛けていたのは有名な話。老境に入ってからは、「妊娠しない。いじるだけ」に変わったそうだ。 かの口説き大国イタリアを旅行中、日本人女性が向こうから歩いてくる男に挨拶でピースサインを送ったところ、それを見た男は人さし指を1本立てた。値段の交渉だと思ったのである。…

ハイテンション演技は徹子そのもの

TV見るべきものは!!

満島ひかりが好演 「トットてれび」が伝える時代の熱気

森繁久弥(吉田鋼太郎)、渥美清(中村獅童)、沢村貞子(岸本加世子)らが“成りきり”で競い合う。22歳の黒柳さんが接した森繁は「近所のちょっとエッチなおじさん」という印象。接した女性全部に(黒柳さんにも)、「ね、一回どう?」とコナをかける様子が笑える。 黒柳さんの自分史は、そのままテレビの歴史と重なる。全7回で終わりじゃモッタイナイ。…

好きなタイプはビビアン・リー

元秘書が語る 素顔の田中角栄

「懐かしいな」と言って口ずさんだ“ヨコチンの歌”

よく口ずさんでいたのは、森繁久弥さんの「ゴンドラの唄」だ。 ♪いのち短し 恋せよ乙女 あかき唇 あせぬ間に~ これを節回しを利かせて、ゴルフに行ったときなどによく歌っていた。カラオケは一度もやったことはなかったが、料亭などで酒を飲んで興に入ると、この「ゴンドラの唄」や「幌馬車の唄」(昭和7年、和田春子)を歌い始める。意外に女性のような高い声で「恋せよ乙女~」とやるの…

水戸黄門のすべてを知る男

時代劇スター ここだけの話

里見浩太朗 役作りのため「1日5食」で10キロ増

「僕が念願の大石内蔵助を演じた『忠臣蔵』では、吉良上野介を森繁久弥さんにお願いする際、テレビ局の重役もさすがに敵役でご出演をと言い出せなくて、結局、僕が森繁さんの楽屋に頼みに行ったんです。緊張しましたよ。一度目はジロリとにらまれて『帰れ!』と一言。それでもめげずに脚本の杉山義法さんに助けてもらいながら、やっとOKをもらいました。放送時間が『紅白歌合戦』とぶつかりな…

今週グサッときた名言珍言

「今でも(人の好き嫌いが)強いですよ。抹殺したくなるんですよ」by 樹木希林

その現場で出会ったのが、当時49歳で脂の乗り切った森繁久弥だった。 冒頭の番組で樹木は「色っぽいし、話が面白いし、嫌な部分も見事な部分も全部見せてもらった」と振り返った。 「死ぬか生きるかの時に『ウフ』って笑うようなこと」が、面白いということを森繁から学んだ。「その出会いが大きかった」と樹木は言う。 森繁の教えを胸に20代の頃、早くも「寺内貫太郎一家」(TBS)で老…

(C)AP

高倉健インタビュー秘録

面白い映画ではなくいかに高倉健のいい絵を撮るか

池部良、田中邦衛、小林稔侍は高倉健が安心して演じられる相手役であり、一方、森繁久弥、三木のり平、勝新太郎、吉永小百合といったキャストは高倉健を発奮させる人たちだ。前置きが長くなったけれど、「網走番外地」は第1作のヒットにより、シリーズ18本となった映画だ。シリーズを通じて、高倉健が信頼する俳優たちが共演している。田中邦衛、嵐寛寿郎、由利徹といった達者な人たちがリラ…

(C)AP

高倉健インタビュー秘録

主役を“食った”三木のり平演じる「屋台の客」

森繁久弥、吉永小百合、ビートたけし、田中裕子……。誰でも高倉健を視野に入れながら芝居をするのだが、三木のり平はまったく高倉健を意識していない。 「オレは誰が相手でも芝居は同じ」とも感じられる演技だ。また、「食べる演技」が上手な高倉健を相手にして、三木のり平は軽々とそれを超えてしまう。三木のり平のおでんの食べ方、酒の飲み方、水っぱなをすすり上げる動作、すべてが、屋台の…

(C)日刊ゲンダイ

池上季実子がドラマを憂う 「最近は深みある物語が少ない」

■「トレンディードラマの影響かもしれません」 田中絹代さん、森繁久弥さん、山岡久乃さん、緒形拳さん、そして高倉健さん、京マチ子さん。名優と呼ばれる先輩方から多くのことを学びました。私たちは古き良き時代を肌で感じるギリギリの世代なのかもしれません。偉そうなことはいえませんが、ただ、お芝居するのが好きなんです。役者業に邁進したい。けれど、はてさて私の居場所はあるのかな…

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プレイバック芸能スキャンダル史

賑やかに行われた水の江滝子の「生前葬」

葬儀委員長を買って出たのは森繁久弥。バックに流れる音楽はショパン、グレゴリオ聖歌、ロシアの宗教歌。読経も浄土宗、曹洞宗、日蓮宗、コーランなどさまざま。そんな中、参列者たちがユニークな弔辞を次々に読み上げていく。 そして出棺。水の江は自ら立ち上がり、歩いて退場した。衣替えした会場に水の江が再び登場すると、今度は78歳の誕生日を祝う復活祭に移り、賑やかなバンド演奏が始ま…

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「昭和芸能史 傑物列伝」鴨下信一著

その他、長谷川一夫、森繁久弥ら5人を取り上げる。 (文藝春秋 790円)…

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