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「三島由紀夫 作品」に関する記事

ザッツエンターテインメント

文豪の意外な素顔に触れる本

(国書刊行会 2200円+税) 三島由紀夫と谷崎潤一郎、ノーベル文学賞候補にもなった2人の巨星をサディズムとマゾヒズムの視点から論じた文学評論。 三島は「残酷な暴力を愛好するサディズムの作家」のように見えるが、必ずしもそうではなく、その本領は、加虐と被虐、SとMの要素が複雑に絡んでいるところであるという。一方のマゾヒズムの作家といわれる谷崎のマゾヒズムは、生来のもの…

ピース又吉に続く?

押切もえ 山本周五郎賞ノミネートで直木賞に“リーチ”か

第29回「三島由紀夫賞・山本周五郎賞」(新潮文芸振興会主催)の候補作が21日に発表され、モデルでタレントの押切もえ(36)の小説「永遠とは違う一日」(新潮社)が、山本周五郎賞にノミネートされて話題になっている。 普段はファッション誌で活躍する押切だが、小説は13年のデビュー作「浅き夢見し」に続く2作目での快挙。「永遠とは違う一日」は、文芸誌「小説新潮」15年1月号~…

「あしたのジョー、の時代」 練馬区立美術館編

そしてジョーと同じ年にデビューし、「山谷」「ボクシング」とキーワードが重なる岡林信康など同時代に聞かれた音楽をはじめ、立てこもった学生たちがマガジンを持ち込んだという東大安田講堂事件(1969年)、あしたのジョーの熱烈なファンだったという三島由紀夫の割腹自殺(1970年11月)などを題材にした洋画家古沢岩美の作品、写真家・渡辺克巳が撮影した当時の新宿の人々、そして…

元宮城県知事の浅野史郎さん

プロの本棚

浅野史郎さん 山本周五郎の「ながい坂」が人生を後押し

あれはうれしかった」 ■作家リストには池井戸潤の名も 東大時代は教養ゼミの授業を通じて、夏目漱石や三島由紀夫などを読み込んだ。リストには歴代の名作家が並ぶが、その中には池井戸潤や百田尚樹といった最近の作家も目につく。 「池井戸作品の一冊『空飛ぶタイヤ』は今思い返すと、燃費偽装問題で揺れる三菱自動車の話に通じるところがあって面白い。僕の読書スタイルは、ある作家を読み始…

作家でありながら現役バスガイドも続ける花房観音さん

プロの本棚

作家・花房観音さん 20代後半に出会った団鬼六作品との縁

「作家になってから谷崎潤一郎や夏目漱石、三島由紀夫など近現代文学をよく読むようになりました。それらや、源氏、平家、今昔、宇治拾遺の古典には文学の基礎がありますからね。先般、名作を本歌取りした官能短編集『花びらめくり』(新潮文庫)を出版しました。タイトルを見てもらうと分かりますが、『卍』から『卍の女』を、『それから』から『それからのこと』を『仮面の告白』から『仮面の…

「僕は通訳」と鈴木敏夫氏は語る

名物記録係が語る「山田組はつらいよ」

蒼井優 NGの時は「何が悪いのかさっぱり」だった

武者小路実篤の戯曲「その妹」と三島由紀夫の戯曲「サド侯爵夫人」。様式を大事にした3つの作品が並んでいたのは今から考えるととても意味があって、おかげで「東京家族」の撮影はわりとすんなり入れました。とはいえ、NGが出る時はもう何が悪いのかさっぱり分からない。そんな時に敏夫さんが監督が求めてくれることを分かりやすく教えてくださるので心強いです。 鈴木 僕は通訳でもあるから…

司修さんは現在80歳

プロの本棚

装丁家・司修さん 「本の重みで床が3回抜けた」

1960年代半ばから武田泰淳、三島由紀夫ら名だたる作家たちの本の装丁を手掛けてきた司修氏(80)。現在、司氏の本棚があるのは静かな山あいにあるアトリエの1階と2階、庭の物置、自宅と数カ所に点在している。 「実は本の重みでこのアトリエの床が、3回も抜けちゃったんですよ。抜けるたびに床を補強してきたけど、業者に倒壊の可能性75%と言われて、3年前に本の大部分を泣く泣く捨…

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流されゆく日々

連載9988回 終らざる夏の記憶

「小説現代」の連載エッセイで、三島由紀夫のレコードについて書いたこともあるだろう。いろんな人から録音版を欲しいと言われて、目下、何枚か重版しているところである。 台風も大したことなく過ぎて、季節はそろそろ夏の終りにさしかかった。そこで「歌う作家たち」の番組の中でオンエアした『夏の終わり』という歌のことを、少し紹介しておこう。 前にも書いたと思うが、『夏の終わり』は、…

井原裕 独協医科大学越谷病院こころの診療科教授

薬に頼らないこころの健康法Q&A

「法学部に進んだのに作家を志望する息子にどう声をかけるべきか」

確かに、三島由紀夫や平野啓一郎のように法学部出身の作家だっています。自分もそういった道に進みたいのだと思います。どうアドバイスすればいいでしょうか。 A 前回は、文学・哲学志望の医学部生でしたが、今度は同じく法学部生です。専門職の家系だと、どうしても安定を志向するので、つい自分たちと同じ仕事を若い人に勧めてしまいます。 弁護士も安定していますが、司法試験は医者になる…

ザッツエンターテインメント

心揺さぶる評伝特集

(平凡社 2000円+税) 世に三島由紀夫についての評伝は数あるが、その多くは割腹自決という衝撃的な最期から遡行して彼の文学を見ていくものとなっている。しかし本書は、三島の幼い頃や青年期の生活史、オスカー・ワイルドから受けた文学体験を掘り起こし、その源泉に回帰するために不可避な運命としての自決という論を展開している点が新しい。 著者は、三島の文学のベースにワイルドの…

「IQ84」発売当時/(C)日刊ゲンダイ

また落選でもメゲず…正統派「ハルキスト」の必要十分条件

好きな小説家は夏目漱石や吉行淳之介、嫌いなのは川端康成と三島由紀夫。影響を受けた作家は、スコット・フィッツジェラルド、トルーマン・カポーティ、リチャード・ブローティガン、カート・ヴォネガット、レイモンド・チャンドラーら。当然、ハルキストなら、フィッツジェラルドの「華麗なるギャツビー」を読破している。 今回のノーベル賞落選で、職場でも元気のないハルキストたちがいるは…

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“ポスト能年”最右翼は? 午年アイドル事情を評論家が予想

小説「アナーキー・イン・ザ・JP」が三島由紀夫賞候補に。最新作は「午前32時の能年玲奈」。 ツイッター=@a_i_jp…

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喜怒哀楽のサラリーマン時代

荒俣宏さん 「日魯漁業に入社して1カ月はまだ学生でした」

その年の11月には、三島由紀夫が割腹自殺を図る。会社のトイレには、「三島割腹」を報じる朝日の号外が散乱していました。 入社の経緯も含めて、この先どうなるんだろうということを強く感じた一年でした。…

舌調べの本棚

「酒と戦後派」埴谷雄高著

たとえば、三島由紀夫が近くに座っての酒の席での話。 「――俺は血が見たくて仕方がないんだ。本当だぜ」と、いたずらっこのような顔をして言ったのが引き金になったのか、その酒の席は荒れはじめたという。 なんか怖いなぁ。 また、こんな記述も。「椎名麟三と梅崎春生、という新宿マーケット街における2人組酔っぱらい」に野間宏と埴谷、それに全身小説家の井上光晴が加わったというのだ…

写真はイメージ

中高年向け「おとこの不倫学」講座

禁断の果実を貪った先達のツケを考える

昭和30年代は、三島由紀夫の小説「美徳のよろめき」の影響で「よろめき」という言葉が広まりました。不倫という言葉を世間的に定着させたのは、中高年世代には懐かしのドラマ、1983年の「金曜日の妻たちへ」(TBS系)です。以来、不倫を扱った作品として、渡辺淳一の小説「失楽園」や「愛の流刑地」がブームになりました。2014年にはドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジ…

「自分を支えてくれる言葉」と橋口監督

今あるのはあの人のおかげ

橋口亮輔監督の原動力は故・淀川長治さんの「1時間ダメ出し」

淀川先生はバレエ、オペラ、歌舞伎を見なさい、三島由紀夫の小説「禁色」、歌舞伎の演目「桜姫東文章」を原作にした映画を撮りなさい、ともおっしゃった。先生のおっしゃったとおり、全部見て勉強しました。先生は対談の5年後に亡くなったので、遺言のように思える。「禁色」「桜姫東文章」の映画化はずっと頭にあり、いつかどちらかひとつでも撮りたいと思っています。 ▽はしぐち・りょうす…

「モロッコ流謫」四方田犬彦著

さらにフェズからマラケシュへと向かうバスに乗りながら初めてモロッコを訪ねたときに知り合った三島由紀夫の弟で大使だった平岡千之との出会いを振り返るなど、紀行と文学論が融合した各賞受賞の名作。 (筑摩書房 950円)…

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