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十三の関連ニュース

映画「マルタイの女」舞台挨拶にて。エッセーの名手としても知られた

没後20年で脚光 “異能の映画人”伊丹十三が持つ7つの顔

没後20周年の映画監督・伊丹十三が、再び脚光を浴びている。代表作「タンポポ」が昨年、30年ぶりに全米公開されたのに続いて、今年は「マルサの女」「あげまん」など監督作全10本が日本映画専門チャンネルで特集放送中だ。映画監督としてはもちろん、さまざまな分野で才能を発揮した異能。マルチな才人・伊丹十三の意外な“顔”を振り返ってみよう。 ●商業デザイナー 本名・池内義弘は、…

伊丹十三賞受賞/(C)日刊ゲンダイ

リリー・フランキーの野望は「ヤラシイ女性下着」のデザイン

「“現ナマ”で100万円もらって動揺してます」 24日、「第6回 伊丹十三賞」に選ばれたリリー・フランキー(50)が贈呈式に出席。第一声でこう言ったリリーは、副賞の100万円に「この分厚さ、本物が入ってるなと思った。今日、あれを財布に入れて帰るんだと思うと、気分は“カツシン(故・勝新太郎)”。今日の夜、オレに会う人はラッキーですね」と興奮。 使い道について「女性もの…

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CINEMAゲンダイ

「あさひるばん」やまさき十三監督

「釣りバカ日誌」などの漫画原作者、やまさき十三氏(72)の初監督作品は、中高年サラリーマンへのエールを込めた人情コメディーだ。 ――初めての演出で心掛けたのは? 「長年『釣りバカ』に関わらせていただいており、誰もが楽しめる喜劇にするということです。サラリーマンの働く環境を見ても、あまり良い時代とは思えませんよね。どんなに一生懸命働いていても、肩叩きなどによってそれら…

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観ずに死ねるか

お葬式(1984年 伊丹十三監督)

伊丹十三(写真)の監督デビュー作。妻の宮本信子の父親の葬儀で喪主を務めた体験をもとに自らシナリオを仕上げ、湯河原にあった自宅で撮った。葬式で右往左往する人々をコミカルに描き、縁起でもないと叩かれるも、大ヒット。日本アカデミー賞など映画各賞に輝いた。 死ぬものと、見送るもの。男盛り、働き盛りの侘助にとって、死はまったくの他人事で、通夜にやって来た愛人の良子(高瀬春奈…

青森県の焼きシジミ

真似したい伝承療法

青森県の焼きシジミ

日本有数のシジミの産地として知られる青森県の十三湖の漁師たちは、ちょっと変わった食べ方をしている。それが“焼きシジミ”だ。 まず、シジミの砂出しをする。次に軽く水洗いした後、魚用のグリルにのせて焼く。シジミの口が開いたら、醤油などで味付けして出来上がり。七輪で焼くのもお勧めだ。 数年前、十三湖を訪れたとき、地元の会社員の森和明さんから焼きシジミのことを教わった。 …

今日の新刊

「帝都妖乱」久楽健太著

実はそれは、久遠を仲間に引き入れようとする大日本帝国陸軍部隊〈十三機関〉の篝市香らが行った「査定」だった。 〈十三機関〉が戦っている相手は「神征翼会」。天照大神を主神とする国家神道に駆逐された土着のカミを信奉する者たちが、牛鬼などの〈妖〉を使って国家転覆を画策している。政府要人が謎の怪物・黒外套に暗殺された事件も彼らの仕業だ。篝らは〈この世ならざるモノ〉を見る力を持…

(C)銀座並木通りクラブアンダルシア製作委員会

監督3作目 精神科医・和田秀樹氏が“夜の銀座”を撮った理由

■目標は故伊丹十三監督 17歳の時に映画を撮りたいと思い、47歳で初めて撮れた。30年間、“監督浪人”していたようなものですよ。若いころは年200~300本の作品を見てました。映画監督になりたいから見る。必然的に邦画ばかりを見てましたが、当時住んでいた神戸や大阪には邦画の名画座がなかった。そこで、新開地の「湊川温泉劇場」に入り浸っては5本立ての映画観賞です。 新開…

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「鎌倉物語」永遠の伝説・原節子

終戦直後が私にとって、経済的にも、精神的にも最も苦しい時代でした

若いときは適当な年齢のときに結婚したいと思いましたけれど、ちょうど二十六歳で終戦でしてね、二十三、四から戦争状態がひどくなって、それでもたもたしているうちに……。たしかに心の中には結婚生活に対する憧れは持っていますが、まあ、そう男性がうらやましいとは思いませんね。生意気を言うようですけど、人間って一人しかございませんでしょう。 一時、随分子供が欲しいと思いましたの…

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「鎌倉物語」永遠の伝説・原節子

大のビール党でたばこは日に40本

お正月のオトソで味をしめて少しずつ、一合位飲み出したのは二十三、四の頃からかしら。それが終戦後、電気事情が悪い、忙しいで自然と生活が不規則になり、睡眠時間もロクにとれない始末だったでしょう。それでつい、短い時間をグッスリ眠るために、疲れの後の一杯というわけで、お酒の量がグンとふえましたわ。(「近代映画」昭和27年1月号) (数え十八歳のときに行った)ミュンヘンでは…

ザッツエンターテインメント

「猫と暮らす本」特集

(「我が家に猫がやってくる」) ほかに、片岡義男、横尾忠則、浅田次郎、長谷川町子、野坂昭如、伊丹十三、町田康など47人の作家と猫をめぐる短編集だ。(キノブックス 1500円+税) 爆笑問題の田中裕二の猫っかわいがりぶり満載のエッセー。 たとえば、朝起きたとき、猫のプルちゃんも著者とまったく同じ形で、手足の角度もぴったりに伸びをするのがカワイイ。テレビ番組に一緒に出演…

「天願作品の洗礼なしに今の私はない」と語る

今あるのはあの人のおかげ

女優の原点に 月船さららの迷い解いた天願大介監督の洗礼

10年に公開された三池崇史監督作品「十三人の刺客」で第34回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞されている他、父・今村昌平監督や林海象監督の作品にも脚本、脚色で参加され、数々の名作を手がけていらっしゃる方です。 ■裸も抵抗なくイメージ通りに演じて…… 最初の出会いは「世界で――」のオーディションでした。当時のマネジャーから台本を渡されて読んだところ、すごく衝撃的でした。…

ジャニーズ事務所

脇役嫌がらず 稲垣吾郎SMAP解散後は映画舞台で生き残り

全部が主役とまではいきませんけれど、悪役とか脇役を嫌がらないどころか、『十三人の刺客』(2010年公開)で演じた最凶の暴君のように、演技が高評価で、オファーが引きも切らないともっぱらですよ。舞台だって、それほど大作じゃないにしたって、稲垣さんが出れば満員になる。三池崇史監督とか、稲垣さんと仕事がしたいという映画人はいっぱいいます」 元AKBの大島優子との共演で昨秋に…

恋をしては破局を繰り返すショーケンだが…

男たちの性豪列伝 PART2

女優も一般女性も 女たちが萩原健一の悪口を言わない理由

岸恵子、江波杏子、范文雀、桃井かおり、小泉一十三(75年結婚、78年離婚)、いしだあゆみ(事実婚)、藤真利子、前橋汀子、倍賞美津子(事実婚)、石田えり、一般女性(96年再婚、06年離婚)。特に映画「恋文」(85年)で共演し、交際8年、同棲5年半の倍賞美津子とは真剣愛だったと芸能リポーター・川内天子氏が当時を振り返る。 「倍賞さんの高齢のお父さんを引き取って介護しよう…

年齢を重ねても優美な所作は変わらない二宮さよ子さん

あの人は今こうしている

舞台活動に着付け教室 女優・二宮さよ子さんは多忙の日々

実家は故伊丹十三らの食通が足繁く通ったことで知られる洋食の名店「喜撰」だ。 「トンカツとカツサンドが人気でした。父が1954年に創業して兄が継いだんですが、去年4月に亡くなり、今は休業中です。それを知らずにいらっしゃる方も多いらしくて……」 二宮さんが本格的に女優を志したのは県立三島北高卒業後。69年に文学座付属演劇研究所に入所し、杉村春子の“部屋子”として身の回り…

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流されゆく日々

連載9872回 記憶のフィルムを廻して

山中峯太郎のほかに、南洋一郎、海野十三、など、当時としては圧倒的な人気を集めた作家がいた。いまでいうなら、はたしてどんな作家にあたるのだろうか。 (この項つづく) ――協力・文芸企画…

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プロの本棚

西山昭彦さん

たとえばこれ、『十三億分の一の男』(小学館)は最高でした。主人公の習近平が国家主席に選ばれる経緯が克明に描かれているのです。著者は、中国高官の愛人が暮らす“愛人村”に潜入したり、偽名でハーバード大の卒業式に忍び込んで世界で初めて習近平の娘に接触したり。事実を一つ一つ積み上げてあるのが、リアルで面白い。江沢民に出世を邪魔されたエピソードは、『そんなことがあったのか』と…

左から時計回りに、島田紳助、久本雅美、鶴瓶、桂三枝

ドロップアウトから始まった ライフ&ライブ

久本に鶴瓶…関西の芸人とは仲がよかった

雅とは十三のしょんべん横丁が火事で焼けたとき、一緒に復興のためのイベントもやった。 三枝さんが文枝を襲名するときに、出囃子を作ってほしいというんで作ったこともありますね。でも、ここ2年ほどは自分の目指す音楽作りに専念したいんで、打ち上げ以外は飲みにも行かず、ほとんど家にこもって仕事をしています。昔に比べたら、芸人さんたちとの付き合いはほとんどしなくなりました。 でも…

「冒険の森へ 傑作小説大全」集英社から発刊

江戸川乱歩の復讐譚「白髪鬼」と、純文学の井上靖「敦煌」と一見、分野違いの2つの長編を同時に並べ、さらに、SF小説の草分け的存在の海野十三「軍用鮫」や夢野久作、小川未明といった人たちの作品も一緒に収録されるという大胆さ。要するに、“面白い”という観点に焦点を当て、日本のエンターテインメント小説の成り立ちがそこから立ち上ってくるような、画期的な作品構成になっているのだ。…

頭脳優秀な「データ班」が二松学舎大付のスタメンをすべて的中

センバツに衝撃 文武両道“偏差値70”松山東のユニーク教育

漱石が教壇に立っただけでなく、OBには正岡子規や「坂の上の雲」の秋山好古・真之兄弟、大江健三郎、伊丹十三ら著名人がズラリ。ドラマや映画化された小説「がんばっていきまっしょい」のモデル校としても知られる。 「文経武緯」をモットーに、折り紙付きの知力をフル活用して部活動にも熱心に取り組んでいる。 下校時間を順守するため、野球部の練習時間は2~3時間ほど。時間のハンディは…

「集中力はどこにも負けない」と堀内監督

進学校で偏差値70 松山東の監督が明かすチーム強化の工夫

OBには大江健三郎や伊丹十三らがいる。偏差値70の進学校にして、昨夏、昨秋と県大会の決勝に進出。四国大会にも駒を進め、21世紀枠ながら甲子園に出場した。専用グラウンドもなく、練習時間も制限された進学校がいかにして強くなったのか。堀内準一監督(48)に話を聞いた。 ――強豪校と比べて設備や環境で劣る中、野球部はなぜ強くなったのですか。 「それは伝統でしょうね。ウチは昨…

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