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薩摩藩の関連ニュース

文庫あらかると

「五代友厚」織田作之助著

文久2年8月、薩摩藩士が、英国人を斬り殺すという生麦事件が発生。英国は幕府と薩摩藩に莫大な賠償金を請求してきた。幕府は応じないつもりだが、英国との交渉を命じられた小笠原図書頭は、賠償金を支払う条件として英国が品川沖に展開する軍艦を薩摩へ回航するよう申し出る。クーパー提督の妾・お露から、幕府の謀略を伝えられた薩摩藩の船奉行副役の五代才助(後の友厚)は、独断で藩船を売…

白石あづさのへんな世界

東京マラソンは江戸の参勤交代とそっくり

彦根藩は牛肉の味噌漬け、薩摩藩は琉球紬。東京ではカツオが走っていたが、土佐藩は江戸の将軍にカツオ節を献上したらしい。地方の特産物が江戸に集まり、その情報はまた地方に流れていく。 幕府に忠誠を誓い、散財する参勤交代は内心、腹立たしいが、どうせなら江戸城内を年に一度のランウエーと割り切り、お金をかけたのだろう。その裏では宿泊や食事、人夫の手配、通行する藩への挨拶や手土産…

「走狗」伊東潤著

薩摩藩の士分の下の外城士の家に生まれた川路利良は、禁門の変で長州藩遊撃隊総督を討つという大手柄を立てた。褒美を辞退し、その代わりに江戸留学を願い出て、洋式兵学を学ぶ。利良は子どもの頃、御小姓組の西郷吉之助に助けられて以来、西郷を慕っていたが、ある日、その西郷から命令を受けて幕臣の勝麟太郎の元に向かった。勝は、朝廷を脅し京都の実権を握ろうとする幕府の動きを大久保に伝え…

桜島を望む仙厳園

おでかけ出張コンシェルジュ

鹿児島 「世界遺産」と「砂むし温泉」が示す底力

幕末から明治にかけて、日本の近代化をリードしたのが薩摩藩だ。鹿児島市内には世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命」の構成資産がある。少し南に足を延ばせば、「砂むし温泉」で知られる指宿。鹿児島は、伝統文化と癒やしの楽園である。 ■島津斉彬が導入した西洋式の工場群 薩摩藩の近代化事業を推し進めたのは、11代藩主の島津斉彬だ。桜島を望む島津藩別邸とその周辺に西洋式の…

イラスト・平原一樹

失敗と成功の日本史

中東と幕末に見る緊張状態

江戸の薩摩藩邸に浪士たちを集め、江戸市中で放火や強盗、婦女暴行などの撹乱工作を行わせたのです。この挑発行為は、「御用盗」と呼ばれています。上野公園の銅像からは想像できないほど、西郷は怜悧な策謀家だったのです。 12月25日、徳川家はまんまと西郷の企てに乗せられ、江戸市中警固を担当する庄内藩士らによる薩摩藩邸焼き討ちを認めました。これで火薬庫に、火が付きました。 大坂…

奥の背の高いグラスの中身が「ホイス」(写真下)

怪しさ120% 東京ディープ酒場

古き良き街「芝」で赤提灯&立ち飲みハシゴ酒

ここは江戸時代の薩摩藩邸跡で、勝海舟と西郷隆盛が会見した“無血開城”の舞台だ。 その脇の小道をJRの高架に向かって進むと芝の浜、そう、落語の「芝浜」の舞台となった場所。昭和40年代に埋め立てられて公園になるまでは、漁船が出入りする入り江だった。つまり、JRの高架は、かつて海の上に立っていたことになる。芝浦側への連絡通路は、以前は船が沖に出るための出入り口だったそうだ…

堀口茉純さん。左奥が永代橋。討ち入り時はもっと上流に架かっていた

歩いて食べて楽しむ「大人の忠臣蔵」巡り

見どころは田町のあたりまであまりありません」(堀口さん) JR田町駅の手前には、幕末に西郷隆盛と勝海舟が江戸開城について話し合った「薩摩藩邸跡」がある。円形の石碑が目印。忠臣蔵とは関係ないが、ぜひ見ておきたい。 その先、幕府の高札場(法度や掟を書いた木札を掲げた場所)だった「札の辻」は、間新六が疲れ果てて倒れこんだという場所。現在の「札の辻交差点」だ。 さらにしばら…

「かまさん」門井慶喜著

慶応4年正月、将軍警護のために大坂湾に展開していた軍艦・開陽の艦長・榎本釜次郎(武揚)は、薩摩藩の艦船との戦いに勝利。戦勝報告のため大坂城に行くが、将軍慶喜が入れ違いに開陽に乗船して江戸に引き揚げたことを知る。数日後、江戸城大広間で開かれた幕閣会議の席で、慶喜が謹慎すると言いだす。別の軍船で江戸に戻った釜次郎は、思わず一同の前で「腰が抜けたか、将軍様あっ!」と叫ぶが…

週末に読みたいこの1冊

「犬死伝」小嵐九八郎著

後の西郷隆盛である薩摩藩の西郷吉之助との出会いを経て、相楽総三と名乗るようになり、幕府に揺さぶりをかけるべく強盗や放火に及んだ。しかし、そうした志と反するかのように、いつしか薩摩に裏切られ「偽官軍」と呼ばれて追われる身となっていく。 幕末期、相楽総三が率いる青雲隊が赤報隊となっていく過程や、その後の歴史をもとに描かれたフィクション。世直ししたい一心で理想に燃えて突き…

文庫あらかると

「五代友厚 士魂商才」佐江衆一著

安政4(1857)年、23歳の薩摩藩士・五代才助(のちの友厚)は、幕府が長崎に開設した海軍伝習所に2期生として入り、勝(海舟)らと知己を得る。やがて藩の貿易掛となった才助は、貿易商のグラバーを通じ、蒸気船や銃器などを購入して藩の富国強兵に尽力。文久2(1862)年、生麦事件が起き、イギリス戦艦が鹿児島湾に押し寄せてきた際には、戦争回避の道をさぐり、自ら捕虜となる。…

「五代ロス」の受け皿となるはずだったが…

“五代ロス”狙いも期待外れ 深田恭子「ダメ恋」なぜ低発進

ディーンは放送中のNHK朝ドラ「あさが来た」の元薩摩藩士・五代友厚役で大ブレークを果たした今をときめく色男である。朝ドラの出演は22日の放送回で最後になるため、今回の深キョンドラマは“五代ロス”が懸念される女性視聴者らの受け皿になり得ると期待されていたのだが……。 コラムニストの桧山珠美氏は、「内容に数字は伴っていた」とこう続ける。 「定番の胸キュンドラマですが、深…

ザッツエンターテインメント

時代小説でめぐる「東海道五十三次」編

しかし、おたきは薩摩藩の密偵だった。(廣済堂出版 686円+税) 語り手は、将軍吉宗に献上するため長崎から江戸まで陸路を運ばれた実在の象。 享保14(1729)年、「私」(カニシカ)は交趾国(ベトナム)から連れてこられたが、船が長崎に着いた夜、別の一頭が象使いに殺されてしまった。「私」は長崎市民の目の前で敵を踏み潰すという復讐を遂げるが、この一件から日本人は「私」を…

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ザッツエンターテインメント

今こそ知りたい大人のための日本の歴史本特集!

鴨川の三条大橋のそばで新選組の池田屋事件が勃発したこと、二本松の薩摩藩邸で薩長同盟が結ばれたこと、さらにそこからほど近い場所で行われた小御所会議などなど、町並みをたどることで幕末時代の京都の空気感まで伝わってきそうだ。 ほかにも、東アジアや世界全体と連動する日本の動きを概観するための各時代の東アジア全図と世界史概観地図、時代の特徴をつかむための絵画や史料、キーパー…

大臣就任に地元も驚いた/(C)日刊ゲンダイ

安倍内閣 お友だち・お飾り大臣を裸にする

有村治子女性活躍相は「蛍の光」3番、4番も歌える“超右翼”

さかのぼれば、東郷平八郎や桜田門外の変に関わった薩摩藩士、有村次左衛門まで出てくる家系。神社本庁の政治団体、神道政治連盟をバックにしており、最初の選挙ではマクドナルドの協力を取り付け、店舗にポスターがズラッと張られた。大臣就任は右翼思想が安倍に気に入られたのと、参院枠の有力入閣候補、橋本聖子がキス事件で自滅したため、とみられている。 ●経歴 ICU卒、米SIT大大学…

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正月休みは9連休! 旅行作家が勧める国内・海外「歴史の旅」

薩摩藩の在番奉行所跡は今もその面影をとどめています。貿易品として重要な黒糖を保管する砂糖座もあります。当時の名残を巡るのです」 年末年始の旅行予約はすでに始まっている。遅れたらいい旅行はできない。…

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