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江川卓特集

巨人との契約のは1978年11月21日だった/(C)日刊ゲンダイ

巨人軍 あの日、あの時、あの事件

怪物江川卓が手にした5000万円の小切手

ドラフト会議を翌日に控えたこの日、作新学院職員として米国に留学していた怪物・江川卓(59=当時23)は、電撃的に巨人と入団契約を交わした。球界のみならず、大きな社会問題になった「空白の一日」である。創刊4年目を迎えた日刊ゲンダイは巨人の横暴、江川の身勝手を徹底的に批判し、空白の一日の裏側を暴き続けた。その後、巨人と江川の契約は無効とされ、ドラフトで阪神に1位指名され…

新監督候補の3氏と辞任会見での原監督

混迷する巨人監督人事 “本命”由伸現役続行希望で泥沼の様相

外部からの招聘でOBの江川卓(60)、内部昇格で川相昌弘ヘッドコーチ(51)、そして今季も代打の切り札として結果を残した高橋由伸(40)を抜擢する案だ。 このうち、読売首脳や球団幹部が「理想」と考えているのが、高橋由の就任である。 桃井球団会長に辞意を伝えた原監督が「巨人には新陳代謝が必要」と言ったように、計12年に及んだ原政権でチームにはマンネリ感が生じていた。い…

江川(左)の投球練習を見守る長嶋監督(中)/(C)日刊ゲンダイ

巨人軍 あの日、あの時、あの事件

当時の投手コーチが振り返る「地獄の伊東キャンプ」の真実

静岡県伊東市で行われた、「地獄の伊東キャンプ」に参加したのは投手が江川卓、西本聖、鹿取義隆ら6人、野手は中畑清、篠塚利夫(現・和典)ら12人。18人の平均年齢は23.7歳だった。 「シーズン終了後に集められたコーチがミスター(長嶋監督)から言われたのは一言、『巨人の将来を背負って立つ若手を徹底的に鍛えたい。血ヘドを吐かせるまでやる』ということでした。心技体というけ…

甲子園通算22勝の追田現如水館監督

マスク越しに見た珍プレー好プレー

広島商「打倒・江川卓」へのミーティング

栃木・作新学院の江川卓が初めて甲子園に出場した73年のセンバツ。事前情報で「バットにボールが当たらない、バントすらできない」と聞いていた怪物投手を攻略するため、我が広島商の迫田穆成監督(現広島・如水館監督)が考え出したのが偽装スクイズだった。 無死あるいは1死二、三塁のチャンスがきたらまず、打者がわざとスクイズを空振りする。飛び出した三塁走者が挟まれている間に二塁走…

清武氏は「控訴する」語ったが…/(C)日刊ゲンダイ

巨人vs清武氏の“不毛な内輪モメ”のワリを食った大物OB

■初入閣のチャンスがフイに そんな不毛な「清武騒動」で一番ワリを食ったのは、巨人OBの江川卓(59)だろう。そもそも、原辰徳監督(56)が渡辺最高顧問に「江川卓ヘッドコーチ案」を独断で提案したことが発端。これで一度は内定したコーチ人事をひっくり返されそうになった清武氏が激高し、“クーデター”の引き金となったのだ。 名前が表沙汰になったことで江川はその後、監督はもち…

フライデー誌面から

写真家・小原玲の「シャッター無頼」

巨人・定岡の小指が立った瞬間に「いまだ!」

■楽しんで撮影する「原点」の1枚 写真の2人は、江川卓と定岡正二。西本聖とともに1980年代のジャイアンツ投手陣を支えた3本柱です。85年のシーズン開幕まもなく、読売ジャイアンツ球場(神奈川県川崎市)で練習の合間に何やらゴニョゴニョと雑談している様子を撮影しました。当時、ナンパな野球選手として有名だった定岡が1、2、3……と指折り何かを数えていた。で、小指が立った…

2015年巨人秋季キャンプの様子

今は“地獄”なのか? G伊東キャンプを知るOBが当時を語る

『ここまでならできます』というところで終われば、その先には行けませんから」 ■「指導者が選手を追い込めるか」 79年のキャンプは、投手は江川卓、西本聖ら6人、野手は中畑清、篠塚利夫ら12人。若手ばかりで行われた。 「長嶋監督はメンタルと体力を強化してくれと。吐くまでやっていいと言った。だから技術のことは一切言わなかった。ランニングは、オートバイのモトクロス場として造…

親交のある川口和久とラウンド

ゴルフに熱狂中「一球入魂」

篠塚和典さんシャンクが止まらずグリーンを一周

ドローもフェードも同じ打ち方でヘッドの向きを変えるだけで、無理に手首を返さなくても自然にリストターンが入り、簡単にドローボールやフェードボールが打てるようになったのです」 コンペでは西本聖、江川卓、原辰徳らと優勝を競った。 「投手の方がゴルフはうまいといわれますが、投手は同じフォームで投げるため、腰の回転が一定している。体重移動せずにその場で打つ方が安定します。一方…

この体型では…

プロ野球人物研究 対岸のヤジ

“金持ちのデブ”松坂大輔には悲哀や同情を感じない

江夏豊や江川卓、野茂英雄のように、そもそも恰幅のいい体で活躍していた投手なら話は別だが、松坂には太って活躍した時期はない。だからこそ、現在の彼からは富裕と怠慢が透けて見えてしまう。 これは野球に限った話ではない。メディアに出てきたばかりのころの堀江貴文や、一時期ネットビジネスの寵児ともてはやされた与沢翼など、大衆の生理的な反感を買った金持ちの多くが、やはり太っていた…

定岡(右写真=中央)、二岡(右写真=左)とは今でもよくラウンドする

ゴルフに熱狂中「一球入魂」

篠塚和典さん巨人日本一のハワイ旅行はゴルフ三昧

江川卓さん、原辰徳と一緒に参加することが多かった。そのころはまだ原より江川さんの方がうまくて、プロゴルファーとペアを組んで対決していました。とにかく負けるのが悔しいし、やはり打者なのでいい球を打った時の感触は何とも言えません。バッティングと似たところもあるから、いろいろ追求してかなり練習しました。同じレフティーの羽川プロからアドバイスしてもらって見よう見まねで振…

解説する原辰徳前巨人監督と中畑清前DeNA監督

どの口が言う? 原前監督が巨人に注文「若い選手欲しい」

これに江川卓が加わり、東京ドーム内のブースに“大物巨人OB”の顔が並んだ。 CS初出場を決めたDeNAの選手以上に興奮気味だった中畑前監督とは対照的に、落ち着いた語り口だった原前監督は時折、高橋監督の采配をチクリとやった。 例えば、巨人が1点を追う八回に無死二塁の好機をつかみ、ここで5番の長野が送りバントを2度失敗した末に三振に倒れた場面。アナウンサーから「原さんだ…

江口卓が巨人と契約ドラフト空白の1日、正力オーナーと

野球に食文化もちろん落語も

悩んでいた頃、電車で高校時代の教師とバッタリ

1978年のシーズンオフ、野球界は江川卓の巨人入団を巡る騒動で大騒ぎだった。コミッショナーの裁定により、ドラフトで江川の交渉権を得た阪神との間にトレードが行われ、江川との交換で小林繁が阪神に移籍した。米助はこの事件をネタにした。江川と小林の独り言でつづるモノローグの落語を作ったのだ。 「たとえば、『周りの大人たちに言われる通りにしただけなのに、俺だけ悪者になっちゃっ…

最有力候補の小笠原二軍監督(左)と落合GM

ウルトラCはあの大物…中日・次期監督選びに浮上する名前

先日から三塁にも挑戦中

プロ野球人物研究 対岸のヤジ

阪神・鳥谷の「年俸4億円」は過剰評価ではない

かつて江川卓が「20勝を5年続けるより、10勝を10年続けたほうが年俸は上がる」と言ってひんしゅくを買ったが、鳥谷はこれが正しかったことを証明した。彼の高年俸とは派手な昇給のたまものではなく、大減俸がなかった結果である。下げる理由がないからこそ、じわじわと上がり続けたのだ。 これは一般社会の処世術としても参考になるのではないか。目立った実績を挙げなくとも大きなミス…

31日の好投でプロの評価は不変に

甲子園Vでプロ決意か 作新学院も気を揉む今井達也の進路

過去にプロで活躍した八木沢荘六(早大)、江川卓(法大)、落合英二(日大)、岡田幸文(日大中退)も大学を経由している。作新は野球部をはじめとするスポーツ部は、大学進学に力を入れている。今井の同期で、甲子園で3戦連続本塁打を放ち、U18入りするなどプロ注目の入江大生(投手兼内野手)も、東京六大学への進学が有力視されているし、4学年先輩でドラフト候補だった石井一成も、早大…

夢を壊して悪いけど、と…

マスク越しに見た珍プレー好プレー

あのセンバツから30年後に聞いた江川の告白

難攻不落、不沈艦といわれた江川卓に土をつけたものの、この試合で8四球を出した怪物が本来の調子でないことは明らかじゃった。 「広商の機動力がどうの言われていたけど、オレは塁に出さなきゃ機動力もなにもないだろうと思ってた。実際、絶好調。それが前日に……」 そう言って、江川の口から“真相”を聞いたのは30年後の東京ドームの解説者席だった。今まで言ったことがないんだけど、と…

不沈艦、敗れる

マスク越しに見た珍プレー好プレー

ナマ江川の衝撃

江川卓という怪物投手を攻略しなければ、広商の日本一はない。大会前から、迫田穆成監督(現広島・如水館監督)考案の「江川練習」を繰り返したが、実際にこの目でナマの江川を見たときは、正直、勝てるわけがないと思った。 怪物の甲子園デビュー戦。1回戦の北陽戦は鮮烈じゃった。大阪の強豪を相手に4安打の完封勝利。初回を3者連続三振で切って取った江川は結局、19個の三振を積み上げた…

ほんまにスゴかった

マスク越しに見た珍プレー好プレー

元巨人・江川 今すぐプロに入っても20勝する化け物だった

そう、「怪物」の名をほしいままにした、江川卓(元巨人)とあいまみえた試合よ。 江川は秋の栃木大会と関東大会の全7試合に先発して7勝0敗。関東王者として自身初の甲子園に乗り込んできた。その間の防御率はなんと0.00。つまり、新チームになってから、ただの1点も失っていなかった。 とはいえ、今のようにビデオもインターネットもない時代。関東ではすでにとどろいていたらしい「怪…

8日の巨人戦では桂とのコンビで完封勝利

マスク越しに見た珍プレー好プレー

中日・大野 捕手サインに164回も首振りつくった2つのギネス記録

今から43年前のセンバツ甲子園で対戦した「怪物・江川卓」のことよ。…

ソフトバンク高橋は左足をかばう癖が

高橋純と小笠原で好対照…ドラ1位新人2人に早くも課題

江川卓は、手が小さくて変化球はカーブしか投げられなかったと本人も言っていて、小笠原が目指すとすれば江川のようなスタイルだろう。もっとも、小笠原のストレートが江川クラスのキレと威力があればいいが、そこまで求めるのは酷だろう」 どこまで投球の幅を広げられるかが小笠原の生命線になりそうだ。…

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