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「三島由紀夫 事件」に関する記事

ザッツエンターテインメント

文豪の意外な素顔に触れる本

(国書刊行会 2200円+税) 三島由紀夫と谷崎潤一郎、ノーベル文学賞候補にもなった2人の巨星をサディズムとマゾヒズムの視点から論じた文学評論。 三島は「残酷な暴力を愛好するサディズムの作家」のように見えるが、必ずしもそうではなく、その本領は、加虐と被虐、SとMの要素が複雑に絡んでいるところであるという。一方のマゾヒズムの作家といわれる谷崎のマゾヒズムは、生来のもの…

グリコ・森永事件で注目を集めたノンフィクション作家・宮崎学氏

私の四十年前から今を見る

宮崎学氏は「キツネ目の男」と疑われ週刊誌記者時代がアダに

私自身も、記者を始めて2カ月の駆け出しの頃、三島由紀夫の割腹自殺の内幕を「楯の会」に食い込んでスクープしました。 普段の主な担当は株式欄。“空売りの達人”と呼ばれた旧山一証券の町田恒雄さんらとよくメシを食いました。しかし、この経験が後にアダとなるのです。 40年前の1975年、私は「戻ってきてくれ」と懇願され、家業の解体屋を手伝うために記者をヤメて京都に戻ります。そ…

潮匡人氏(右)と二木氏

二木啓孝の一服一話

潮匡人さん長い髪を切って就活する先輩の姿に疑問を抱き、興味のあった防衛庁に

三島由紀夫事件、自衛隊在官時代の思い出、安倍内閣が進める南スーダンへの駆け付け警護問題、喫煙問題などについて存分に語っていただいた。 二木 潮さんは早稲田でしたよね。なぜ自衛隊に入られたのですか。 潮 当時、先輩の就職活動話を聞いていると、午前中に鉄鋼、午後は石油企業を回って内定をもらったという、どこにでも入れた時代でした。長い髪を切ってネクタイ締めて口からでまかせ…

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喜怒哀楽のサラリーマン時代

荒俣宏さん 「日魯漁業に入社して1カ月はまだ学生でした」

その年の11月には、三島由紀夫が割腹自殺を図る。会社のトイレには、「三島割腹」を報じる朝日の号外が散乱していました。 入社の経緯も含めて、この先どうなるんだろうということを強く感じた一年でした。…

ザッツエンターテインメント

心揺さぶる評伝特集

(平凡社 2000円+税) 世に三島由紀夫についての評伝は数あるが、その多くは割腹自決という衝撃的な最期から遡行して彼の文学を見ていくものとなっている。しかし本書は、三島の幼い頃や青年期の生活史、オスカー・ワイルドから受けた文学体験を掘り起こし、その源泉に回帰するために不可避な運命としての自決という論を展開している点が新しい。 著者は、三島の文学のベースにワイルドの…

「あしたのジョー、の時代」 練馬区立美術館編

そしてジョーと同じ年にデビューし、「山谷」「ボクシング」とキーワードが重なる岡林信康など同時代に聞かれた音楽をはじめ、立てこもった学生たちがマガジンを持ち込んだという東大安田講堂事件(1969年)、あしたのジョーの熱烈なファンだったという三島由紀夫の割腹自殺(1970年11月)などを題材にした洋画家古沢岩美の作品、写真家・渡辺克巳が撮影した当時の新宿の人々、そして…

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