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前田有一特集

「言の葉の庭」

前田有一氏が厳選 “クリぼっち”に贈る新旧映画大特集

“ひとり4役”を務めた力作

内村光良監督3作目「金メダル男」にシン・ゴジラ超えの評

映画批評家の前田有一氏はこう絶賛する。 「芸人の内村さんらしい、お客さんを楽しませようとする素晴らしい娯楽映画です。人生でムダなことや余計な回り道はないんだよというメッセージが、ストレートに伝わってきた。決して洗練されているわけではないですが、“泥くさくて”好感が持てる。“伏線”を次々に回収していくところは圧巻です。個人的には、大ヒットしている『シン・ゴジラ』や『君…

映画「永い言い訳」 (C)2016「永い言い訳」

口コミで評判ジワリ 「永い言い訳」に中年男が涙する理由

映画批評家の前田有一氏は彼女の映画の魅力をこう語る。 「男性キャラの内面描写がとにかくうまいんです。たとえば本作では、仕事で成功しながら子供ができず、徐々に妻との共通軸を失った主人公がひた隠す自信のなさを、容赦なく暴いていきます。彼女の監督作すべてに共通することですが、見ている男性はまるで隠し事を言い当てられたようなバツの悪さと、男の苦労を理解されたような安心感の間…

映画 「キャロル」

オスカー女優が渾身濡れ場…映画「キャロル」の迫真演技

映画批評家の前田有一氏もその体当たり演技を絶賛する。 「疎外感にさらされていた2人が互いを思いやるベッドシーンは映画史上屈指の名場面です。両者とも全裸をさらして絡みあい、下半身を口で愛撫するショットまである。抜群のスタイルで知られる30歳のルーニーはともかく、46歳のケイトには勇気がいるシーンでしょうが、実に堂々としていました」 今年の賞レースでも、2人の演技は高く…

映画「天空の蜂」の本木雅弘と江口洋介

松竹が原発タブー打ち破る 東野圭吾原作「天空の蜂」の衝撃度

映画はこうした原発タブーを、臆することなく描いています」(映画批評家・前田有一氏) 「天空の蜂」がすべての日本人へ警告した原発の抱える問題点は、2015年現在もまるで解決されていない。安全を保証できない技術をゴリ押しで進めようとするやからがはびこり、それを目の当たりにしても何も言わない大衆が多数を占める。 だがこの映画はそんな現状に強烈なパンチをくらわす。映像ならで…

20代で2度目の主演女優賞/(C)日刊ゲンダイ

2度目の「ブルーリボン」 安藤サクラの“特異性”に絶賛の声

これは凄いことです」(映画批評家の前田有一氏) 12日の「第57回ブルーリボン賞」授賞式で2年ぶり2度目の主演女優賞を受賞した安藤サクラ(28)。昨年公開の主演映画「0.5ミリ」「百円の恋」が評価されての受賞となった。 「安藤家」は言わずと知れた俳優一家。会場で娘の晴れ姿を見守っていた父は、俳優で映画監督の奥田瑛二(64)。母はエッセイストの安藤和津(66)、姉の安…

「ダンシング・ハバナ」(C)2004 HAVANA NIGHTS,LLC ALL RIGHTS RESERVED

評論家・前田有一氏が映画で読み解く「キューバ国交正常化」

「君を想って海をゆく」(発売元・販売元 株式会社KADOKAWA 角川書店)

映画評論家・前田有一選 「新時代のテロルを理解する」映画群

「ベイマックス」(C)2014 Disney. All Rights Reserved.

映画批評家・前田有一氏が厳選 「映画三昧」で行く年来る年

苦労人の福本清三/(C)日刊ゲンダイ

映画祭で脚光浴びた 絶滅寸前「時代劇」と日本一の斬られ役

そこを評価したのだから、すべての映画人が拍手を送っているのではないか」(映画批評家・前田有一氏)。 海外では、いまだにサムライやニンジャの人気が高い。ハリウッドでは、外国人監督による怪しい時代劇もつくられたりしている。 だが、本家の日本では絶滅寸前だ。遠山の金さんも暴れん坊将軍もすっかりごぶさただし、「銭形」といえば今や平次ではなくルパンである。熱心に時代劇をつくり…

© 2013 Bass Films, LLC and Monarchy Enterprises S.a.r.l. All Rights Reserved.

アカデミー3冠も不発 「それでも夜は明ける」苦戦の理由

それでも見る価値のある一本です」というのは、映画批評家の前田有一氏だ。 南北戦争以前、米北部で自由黒人だった男性が拉致され、南部の綿花農園で12年もの間、奴隷生活を強いられた実話を基にした作品。選考の投票権を持つアカデミー会員の9割以上は白人である。長い歴史を誇るアカデミー賞で、奴隷制度や黒人差別をテーマにした作品の受賞は“皆無”だが、黒人の父親を持つオバマ政権も7…

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「R100」大コケは当然か “松本人志監督”に足りないモノ

映画批評家の前田有一氏が言う。 「万人受けする映画とは正反対の、どう転んだってヒットするわけがないシュールな作品、普通の映画監督ならとても怖くて撮れないムチャな作品ですから、当然といえば当然の結果でしょう。ただ、逆に言えば、興行を気にせず、自分の好き勝手に撮れる松本監督は、恵まれた環境にいるわけです。だったら開き直ってわが道を突き進めばいい。そのうち、とんでもない名…

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二階堂ふみ 最新作で映画業界人をうならせた“タブーなき演技”

映画批評家の前田有一氏はこういう。 「今作で彼女は石橋蓮司演じる、妻を失って意気消沈している男の家に雑用バイトでやってくる訳あり女の役です。その二階堂演じる女が、男を励ます意味で、キャミソール姿で一緒に入浴するシーンには興奮しました。その胸のデカさと谷間の深さは特筆ものです」 二階堂は2011年の映画「ヒミズ」(園子温監督)でベネチア国際映画祭の最優秀新人賞にあた…

庵野秀明監督

男たちの挫折 栄光までの戦い

仮想敵は過去作品 庵野秀明が苦悩した「エヴァの呪縛 」

ところがファンが納得したとはいえない賛否両論のラストだったため、結局またエヴァをやり直そうとリブートさせた新劇場版シリーズも行き詰まってしまった」(映画批評家・前田有一氏) そんな庵野を救ったのが平野勝之監督の「監督失格」(11年)のプロデュースだ。特撮関係者が当時を振り返る。 「元恋人のAV女優・林由美香との不倫旅行を撮った平野監督の前作『由美香』を見た瞬間に、ア…

映画「ドント・ブリーズ」

正月ボケを吹き飛ばす…映画「ドント・ブリーズ」の衝撃

ホラー映画としては異例の大当たりですが、有名スターが出ているわけでもなく、ヒットの原動力はネットなどの口コミといわれています」(映画批評家の前田有一氏) 舞台は不況で荒廃したデトロイトの郊外。そこに1人で暮らす老人の家に大金があると知った不良若者3人は、老人が盲目と気づいて強盗に入る。楽勝かと思いきや、実は老人はイラク帰りの元軍人で白兵戦のプロ。思わぬ反撃にあった上…

14日放送回から

制作8年 NHK渾身の「ドラマ 東京裁判」を識者はどう見た

主張や描き方を注目したいところです」(映画批評家の前田有一氏) 初回放送の直後からSNS上では右派左派がそれぞれの観点で意見を書き込み、騒ぎになっている。祖父の岸信介がA級戦犯として裁かれた安倍首相の感想も聞いてみたいところだ。…

今もなお映画やテレビでひっぱりだこ

芸能界を生きる女のサバイバル術

松坂慶子は衰え知らず 最高傑作「死の棘」までの紆余曲折

映画批評家の前田有一氏は「松坂さんの最高傑作は間違いなく『死の棘』。正真正銘の国際派女優です」と絶賛する。 「類のない美貌とエロスで『愛の水中花』をヒットさせ、映画『五番町夕霧楼』や『蒲田行進曲』でブレーク。『火宅の人』『上海バンスキング』などで男性ファンをとりこにしたが、テレビでは視聴率を取れなかった。女性ファンがつかなかったせいです」(放送関係者) 数々の作品…

「のん」改名騒動も物ともせず

映画宣伝の常識変えた 「この世界の片隅に」ヒットの背景

映画批評家の前田有一氏はこう言う。 「今年は映画のプロモーションが大きく変わった1年だったと思います。『シン・ゴジラ』も『君の名は。』も、SNSを通じて評判が広がっていった。一方で、テレビや雑誌に出まくり大きな宣伝費を投入したにもかかわらず、大コケしたものもある。日本の映画界にとってはいいことだと思います。質が良くなければ、口コミも広がりませんから」 観客の目は正直…

清純派からの脱皮で女性ファンも獲得

芸能界を生きる女のサバイバル術

映画が転機に 長澤まさみ「真田丸」で“姉演技”開花の源泉

だが映画批評家・前田有一氏は、長澤の転機を「隠し砦の三悪人」(08年、監督・樋口真嗣)と明言する。「これまでのぶりっ子演技とお姫様笑顔をかなぐり捨て、男勝りの迫力ある役作り。勝ち気な雪姫役が似合っている」とベタ褒めだ。 雪姫の男勝りの演技に、仲間を思いやる姉のような優しさがにじみ出ていた。これが他の20代女優にない最大の魅力へとつながっていく。 ところで恋愛のほう…

24日の公開記念イベントには前作の主人公2人(藤原竜也、松山ケンイチ)が登場して大歓声だったが…

原作ファンから非難の嵐 新「デスノート」期待外れの要因

しかし、長年の原作ファンだという映画批評家の前田有一氏が、気になるその出来栄えをこう語る。 「原作では夜神月という図抜けた天才がデスノートを拾いますが、こちらの想像を超える使い方をして、たった一冊のノートで世の中を変えてしまう背徳的な面白さがあった。それを阻止するLとの天才対決も二転三転の工夫が凝らされていました。しかし今回のこの映画版では、犯人側にも警察側にも知…

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