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吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<68>早貴被告のAV出演歴はなぜ分かった…写真でしか見たことない女性をどう発見?

公開日: 更新日:

■会ったこともない知人が発見!?

「従業員の知人」は実物の早貴被告と会ったこともない。それなのに“見つけた”とは、どういうことなのか。何万本もあるAVから、会ったこともなく写真でしか見たことがない女性をどうやって見つけ出せるのか? 奇跡でも起こり得ない出来事だろう。

 マコやんから彼女が出ているAVのタイトルを聞いて、私はパソコンでチェックしてみたが、本人で間違いなかった。これはアプリコの従業員全員に共有されていて、みんなのスマホにビデオが転送されていた。それと私と大下さんも情報を共有していた。

 問題は、このことをドン・ファンが知っていたのか、ということだ。

「私は社長に言っていないわよ。そんなことを言ったら大変なことになりそうだから」

 大下さんはドン・ファンが死亡して解剖に運ばれていった時に、そのように私に言った。もちろん従業員たちは誰もこのことを社長に伝えていないと言うし、私も一切口にしなかった。しかし、ドン・ファンは亡くなる3日ほど前から「会いたいんで(田辺に)来てもらえませんか?」と何回も電話をかけてきていた。理由については「会ってから」と言葉を濁す。

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