SB新コーチ本多雄一はノックでも年上選手には「さん」付け

公開日: 更新日:

「ポンちゃーん!」

「本多さーん!」

 ファンの前に姿を現すや、黄色い声援がひっきりなし。もともと女性ファンが多いだけに、引退しても人気は現役選手以上だ。

 昨オフ、ソフトバンク本多雄一(34)は、周囲から「まだ現役を続けられるのに……」と惜しまれながらもユニホームを脱いだ。

「覚えることが多くて大変ですね。選手時代は自分のことだけでよかったのが、コーチとなると全体を見渡さなきゃいけない。逆に一歩引いて見ることでわかることもある。現役時代はとにかく一生懸命。でも、コーチになって選手らを外から見ると、『こんなときはこうすればよかったのかも』と気付くこともある」

 ベテランの多いチームだけに、自分より年上の選手も少なくない。高谷(37)、内川(36)、松田(35)、川島(35)と4人もいる。つい先日まで先輩後輩の間柄だったのが、コーチと選手になって違和感などはないのか。

「確かに彼らは先輩ですけど、グラウンドに出ればコーチと選手という立場。やりにくさなどはありませんよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発