巨人投手陣が首位打者争いブチ壊し…泉口のライバル広島小園に大量安打献上の情けなさ

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 巨人の投手陣がせっせとライバルに安打を献上している。

 9日の広島戦で、巨人先発の戸郷が小園海斗(25)に3安打を打たれた。小園は今季10度目の猛打賞で5月1日以来の打率を3割に乗せた。試合前に2厘差だった巨人・泉口友汰(26)を逆に2厘差で上回り、打率リーグトップに浮上である。

 10日の広島戦も、巨人先発の森田が初回に安打を許した。先発が2試合で4安打を献上。小園の打率は.300、対する泉口は1安打ずつで.298とした。

 さる巨人OBがこう言う。

「森田が打たれたのは高めに抜けたチェンジアップ。前日の戸郷も高めの甘い直球を続けて痛打され、内角へは1、2球しか投げなかった。同僚の泉口が初の首位打者を狙っているというのに、お人よしにもほどがある。堀内(恒夫)さんが『V9時代なら罰金もの』と新聞紙上で怒ったのも当たり前。戸郷はエースだけに『いくらなんでもライバルに打たれすぎ』と大ブーイングですよ」

 巨人の広島戦は残り4試合。小園に気前よく安打を許すようでは、2位死守だって危うい。

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