巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

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 “あれ”から安打を量産中である。

 巨人のトレイ・キャベッジ(28)が11日の広島戦で初回に二塁打、二回に左前打。ここ4試合で3度目のマルチヒットをマークし、来日後の自己最長を更新する出場9試合連続安打とした。

 今季16本塁打はリーグ5位タイ。9月は月間.375、2本塁打と調子を上げているのだ。

 復調のきっかけとなったのが、8月29日の阪神戦。ドリスの直球を完璧に捉えた打球は、甲子園右中間フェンス最上部に当たってグラウンドへ大きく跳ね返った。その間に満塁の走者は次々と生還したが、本塁打だと思い、全力疾走を怠ったキャベッジは三進できず、二塁でストップ。その後、阪神に追い上げられ、辛くも5-4で勝利したものの、これに阿部監督が憤慨した。

「本塁打にならなくて二塁上で悔しがっていただけに見えちゃったので。5-1と4-1では全然違う。そういう(緩慢走塁)のが結構多い。日本の野球をなめるなって。細かいこともできないと成功しないよって言ってあげたい」

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