マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

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 マエケンの新天地は横浜

 今オフ、日本球界復帰の意向を示している前田健太(37)の移籍先にDeNAが浮上しているというのだ。

 今季は米大リーグ、ヤンキース傘下のマイナー3Aスクラントンなどで6勝7敗、防御率5.40で、米球界10年目のシーズンを終えた。

 広島で長くエースを張り、メジャー1年目の2016年にドジャースで16勝をマーク。17、18年はワールドシリーズにも登板した。コロナ禍による短縮シーズンとなったツインズ時代の20年はサイ・ヤング賞の投票で2位。メジャー通算226試合に登板し、68勝56敗6セーブ、防御率4.20。本人は先日、「たぶん経験できる全てのことを経験した。9年ちょっとメジャーで生き残れたのは誇れること。メジャーでやり切って日本に帰るのがベストな形なので悔しいが、今の状態であればチームの勝利に貢献できる。自信を取り戻すことができた」と手応えを口にしていた。

 11日に巨人とのCSファーストステージ初戦を迎えるDeNAは、今季限りで三浦監督が辞任する。昨年はセ・リーグ3位からCSを勝ち上がり、26年ぶりに日本シリーズを制覇。南場オーナーは今年1月、「今年は去年のあの時期だけ、たまたま強かったのか、本当に強いチームなのかが試される大事な年」とハッパをかけたものの、球団監督史上初の4年連続Aクラス入りの2位が精いっぱい。阪神に史上最速優勝を許し、12球団最長ブランクとなる27年連続V逸となったことで、責任を取る形で三浦監督が辞任を申し入れたという。さる球界関係者がこう言う。

「大補強を行って戦力を厚くしたはずが、なかなかかみ合わなかった。23年に10勝を挙げたバウアーを年俸9億3000万円で2年ぶりに復帰させ、7月には藤浪、ビシエドと実績のある選手を獲得した。ただ、24年首位打者のオースティンはケガで何度も離脱。主力の牧や宮崎の長期離脱も痛かった。特に破格の好待遇で迎えたバウアーが4勝10敗と機能しなかったどころか、采配批判とも受け取られかねない言動をするなど、懸念されていた問題児ぶりを発揮。今季限りでの退団が濃厚となっている。そのバウアーの代わりに白羽の矢が立ったのが、実績十分の前田なのです」

 すでに子ども2人と帰国している早穂夫人の影響も大きいという。

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