侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

公開日: 更新日:

 侍ジャパン井端弘和監督(50)は昨8日、東京ドームで行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」(11月15、16日)代表メンバー28人を発表。中でも注目を集めたのが、今季40本塁打、102打点でセ・リーグ打撃2冠を獲得した阪神佐藤輝明(26)が選出されなかった一方、巨人岡本和真(29)がメンバー入りしたことだ。

 井端監督は岡本について、「前回(2023年WBC)の優勝メンバーですし、年齢も30歳近く。若い選手も多いと思いますし、引っ張っていってほしい。主軸を期待したい」と評価。岡本も「チームの力になれるように頑張ります」と、これに応じた。

 その岡本は今オフ、ポスティングによるメジャー移籍が有力視されている。入札の申請時期は11月1日から12月5日。試合時期と丸かぶりだが、巨人OBはこう言う。

「故障のリスクはあるにせよ、強化試合に出ることでメジャーに存在をアピールしたいのではないか。打席の左右は違えど、同じ一、三塁手であるヤクルト村上が2億ドル(約300億円)級の大型契約を勝ち取る可能性が浮上。岡本は今季、左肘靱帯損傷の大ケガを負うなど、69試合出場にとどまったが、村上を獲得できなかった球団がこぞって岡本取りに動くはず。そもそも、強化試合終了後に入札申請するのであれば、米球団との交渉に支障はない。井端監督も、岡本のメジャー挑戦をアシストするつもりです」

 一方でこんな声も……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発