巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

公開日: 更新日:

 スポーツメディアは「激震」と書いた。

 28日に巨人から発表された、桑田真澄二軍監督(57)の退団。就任2年目の今季、2位の西武に8ゲームの大差をつけてイースタン・リーグを制覇した。つい先日はスポーツ報知の自身のコラムで、「3年、5年、10年後の巨人の将来を見据えつつ、これからも勝利と育成の両立を追求していきます」と書いたばかり。前日27日まで「みやざきフェニックス・リーグ」の指揮を執っており、本人が二軍監督3年目となる来季に向け、意欲を見せていたのは間違いない。

 それが一転、ユニホームを脱ぐ。激震には違いないが、「事実上のクビです」と巨人OBが続ける。

「フェニックス・リーグの最中に、球団から来季のフロント入りを打診されたと聞いています。経歴、実績からすれば、例えばGMとかGM補佐とか、編成の要職への“栄転”かと思ったら、まったく違った。プライドの高い本人は、それならば受けたと思う。でも、球団が用意したのは、助っ人外国人の調査を担当する『国際部』への異動だったといいます。さすがに本人もショックを受けていたようです。イースタンを制覇したにもかかわらず、『思うように若手が育っていない』というのが球団の評価だったとか。国際部への異動を含め、本人からすれば、事実上のクビ宣告と受け取ったはずです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発