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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

フジ「ぽかぽか」はバラエティーに振り切った “すべてがざっくりユルユル”がウケる秘訣

公開日: 更新日:

 メインコーナーは「ぽいぽいトーク」というゲストとのトーク。「〇〇っぽい」というイメージでゲストをいじりつつトークを盛り上げる。初日はこの日スタートの月9「女神の教室」の北川景子山田裕貴、火曜がマツコ・デラックス、水曜が岸谷五朗と続いた。

 新ドラマが始まる時期はその番宣もできるし、映画の公開や写真集発売など世に宣伝のタネは尽きないから、出演者には困らないだろう。

 初回だけかと思ったら違ったのが「目指せ300g牛肉ぴったんこチャレンジ」コーナー。2キロの高級牛肉の塊から300グラムぴったりをカットできれば、お持ち帰りできるというものだ。初回ゲストの北川景子が真剣に肉の塊と対峙する姿はレアもの。気合を入れたものの、残念ながら失敗して悔しがっていた。こういうチャレンジ企画は単純だがつい見入ってしまう。お肉といえば、「ライオンちゃんと行く!肉食さんぽ」というコーナーも。ライオンちゃんの着ぐるみとゲストがおいしい肉の店を食べ歩くものだ。それにしても、この番組のスタッフは高級牛肉がお好きなようだ。今のうちに思いっきり食べだめしておこうという寸法か。

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