リッキーこと岡博之さんは芸人からサンミュージック社長に 「この30年紅白出場歌手がいない。音楽を頑張ろう」

公開日: 更新日:

 現役の芸人ながら、昨年11月から大手プロダクションの社長になり、話題のリッキーこと岡博之さん。社長就任を言われた瞬間から今後の芸能界改革までを聞いた。

  ◇  ◇  ◇

 ──大手プロダクションの副社長になったのも大きなニュースでしたが、あっという間に社長に就任です。

 21年の4月に副社長になり、社長に就任したのは23年11月ですから2年7カ月。その間に相澤(正久)から「そういう立場(社長)になると心の中では思っていてほしい」とは言われていました。「まさか僕が」と疑っていましたが、去年の11月、サンミュージックの創業55周年のタイミングに合わせて就任しました。

 ──「社長になってくれ」と言われた瞬間は?

 瞬間という劇的なことはなくて、フニャッとした感じでしたよ。9月に相澤から「わかってると思うけど、社長やってもらうよ」と軽く言われて(笑)。僕は「あ、やっぱり僕が社長やるんですね?」ととぼけた感じで答えて。しばらくしてから「俺が社長か……」としみじみ思いましたが。

 ──芸人が独立して事務所をつくり、社長になるケースはよくありますが、所属している大手プロダクションの社長になる例は初ですね。

 副社長の前も取締役、常務と務め、10年以上は段階を踏んできたのですが、「芸人がいきなり社長?」と思っている方もいるみたいですね。

 会社の話で恐縮ですが、僕が社長になるタイミングで、番組制作やCM部やサンミュージック出版とかいくつかある部門をまとめてサンミュージックグループホールディングスにして、相澤がトップになり、その中のプロダクション部門の社長を僕がやることになったんです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「実際のところ二刀流を勧める立場でもなければ、考えたことも、その発想すらなかった」

    「実際のところ二刀流を勧める立場でもなければ、考えたことも、その発想すらなかった」

  2. 2
    入団直後から“普通でなかった”思考回路…完封を褒めても「何かありましたか?」の表情だった

    入団直後から“普通でなかった”思考回路…完封を褒めても「何かありましたか?」の表情だった

  3. 3
    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  4. 4
    「結婚はまったく予想していませんでした。野球をやっている間はしないと思っていた」

    「結婚はまったく予想していませんでした。野球をやっている間はしないと思っていた」

  5. 5
    「銀河英雄伝説」大ヒットの田中芳樹さんは71歳 執筆47年で120~130冊…どのくらい稼いだの?

    「銀河英雄伝説」大ヒットの田中芳樹さんは71歳 執筆47年で120~130冊…どのくらい稼いだの?

  1. 6
    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議

  2. 7
    GLAYのTERU“ホテル不満ツイート”が物議…ツアー最終日「気持ちが上がらない」にファン失望

    GLAYのTERU“ホテル不満ツイート”が物議…ツアー最終日「気持ちが上がらない」にファン失望

  3. 8
    木村拓哉「Believe」にさらなる逆風 粗品の“あいさつ無視”暴露に続き一般人からの告発投稿

    木村拓哉「Believe」にさらなる逆風 粗品の“あいさつ無視”暴露に続き一般人からの告発投稿

  4. 9
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10
    小池百合子都知事の“元側近”小島敏郎氏が激白! 2020年都知事選直前に告げられた「衝撃の言葉」

    小池百合子都知事の“元側近”小島敏郎氏が激白! 2020年都知事選直前に告げられた「衝撃の言葉」