年下男子とのデートは「ヌン活」に限る? 彼らを誘うと「即OK」するワケ

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コクハク

そもそもアフタヌーンティーって?

 アフタヌーンティーが人気です。色とりどりのスイーツとおいしいお茶を味わいながらの午後のティータイム女子会は格別な心地良さですが、近ごろ「僕もアフタヌーンティーしたい」と考える男子が増えています。
 それはなぜなのでしょうか。

【内藤みかのあたらしいのがお好き】

 アフタヌーンティーとは、その名の通り、午後のお茶なのですが、スイーツや軽食がついて、それを食べながらゆったりと語り合って優雅な時間を過ごすお茶会というような意味合いです。イギリスの貴族が始めたのが発祥といわれています。

 日本ではシティーホテルやスイーツカフェなどにアフタヌーンティーのメニューがあります。

 3つほどの段にたっぷり盛られたスイーツはインスタ映えもするので、以前より人気が増し、季節ごとにさまざまなテーマのアフタヌーンティーメニューが楽しめるようになりました。

ヌン活の楽しさとは
 最近はアフタヌーンティーのことを「ヌン活」と呼ぶようにもなりました。推し活のように、あちこちのアフタヌーンティーを楽しむ趣味のことをそう呼びます。

 おしゃべり好きな女性には、ゆっくり過ごすことができるアフタヌーンティーはとても楽しい時間なのです。

 筆者もこれまで、チョコレート尽くし企画、動物性食品抜きの体に優しい企画など、あちこちでヌン活に励んできました。

 一人でも楽しめますが、やはり誰かと「これ、おいしいね」なんて言い合いながら楽しみたいので、時には年下の男の子を誘って出かけますが、これがすごく喜ばれるのです。

ヌン活って男性には敷居が高いの?

 特にスイーツ好き男子に「アフタヌーンティー一緒に行ってくれない?」と聞くと、超即答で「絶対行きます!」と返ってくるのです。たぶん、焼肉に誘う以上に大喜びしてくれます。

 これはなぜかというと、彼らも前からアフタヌーンティーが気になっていたから。でも、なかなか敷居が高いし、どんな風に振る舞ったらいいのかもわからなくて不安もあり、試すことができないままだったのだとか。

年上のお姉さんに教わりたい
 アフタヌーンティーという、豪華で映えるスイーツセットが気になっていた彼らにとって、年上の女性からのお誘いはとてもありがたいものだったのです。

 アフタヌーンティーでの振る舞いを教えてもらいつつ、スイーツにありつくことができるので即OKだったのですね。

 確かに、3段に盛られたスイーツをどれから食べていいか、どのスイーツにはどのお茶が合うのかなど、彼らには勝手がわからないことが多いのでしょう。

「下の段から取って行くといいわよ」などと、ちょっとしたことを教えるだけでもとても喜ばれます。

年下の男の子の誘い方に迷っているなら…

 そして彼らは「アフタヌーンティーに誘われた」ということに自分の価値を感じるそうです。「自分には高級なお店のスペシャルメニューにふさわしい男だと思われた」、つまり特別な人だと思われていると感じるのですね。

 確かにこちらも、シティーホテルに合うようなきれいめな格好をしている男の子を選んでいるところはあるかもしれません。

 ホテルといっても午後のひとときだしお酒も飲まないので、妖しい雰囲気になることもなく、とても健全なひと時を過ごせるのもお互いに気楽でいいものです。

おすすめスポットは
 もし年下の男の子の誘い方に迷っているのなら、彼が甘いもの好きならば、アフタヌーンティーデートはかなりお勧めです。お店によってメニューが違うので、彼が好きそうなところを選ぶのも楽しいですね。

 個人的なお勧めは、庭があるホテルでのアフタヌーンティーです。窓からの眺めもいいですし、お茶の後に一緒に散歩することができて、さらに時間を過ごすことができるかもしれません。

 お庭はなくても2、3時間は語り合えるので、“深い話”もできてかなり仲良くなれますよ。

(内藤みか/作家)

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