日本の不動産に群がる中国人が春節後に活発化? 投資家の9割近くが「買うなら“今”」と

公開日: 更新日:

 2月10~17日は中国では日本の正月にあたる春節の大型連休で、中国人は大移動だった。

 東京・銀座をはじめ日本全国に訪日中国人の姿が見られたが、この大型連休を利用した訪日旅行後に、日本の不動産購入を検討する中華圏の投資家の動きが活発化するというのだ。

 中国不動産市場は2021年秋以降、中国恒大集団をはじめ融創中国、碧桂園など中国不動産大手が相次いで経営危機に陥っている。こうしたなか、中華圏最大級の日本不動産プラットフォーム「神居秒算」(本社・東京都港区、趙潔代表)が、不動産に関心のある中華圏の投資家329人に「日本不動産への意識調査」を実施した。その結果、87.5%もの中華圏の投資家が「日本の不動産を買うタイミングは“今”」と回答しているのだ。

 日本の不動産の魅力についての質問には、「世界的に見て日本円は価値が落ちにくいため、不動産の価値も落ちにくい」という回答が59.0%と多く、次いで「空室率が低く、安定した収入源を作ることができる」(51.9%)、「他の先進国より不動産価格が安い」(42.0%)と回答している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    ソフトB山川穂高を直撃「古巣への不義理、SBファンの拒否反応をどう思っていますか?」

    ソフトB山川穂高を直撃「古巣への不義理、SBファンの拒否反応をどう思っていますか?」

  2. 2
    2018年から25年を調査!7年間で偏差値上昇の大きかった私立大学・学部は?

    2018年から25年を調査!7年間で偏差値上昇の大きかった私立大学・学部は?

  3. 3
    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

    巨人・菅野智之の忸怩たる思いは晴れぬまま…復活した先にある「2年後の野望」 

  4. 4
    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  5. 5
    立憲民主党・蓮舫参院議員が東京都知事選出馬へ! 首都決戦は「女の戦い」に

    立憲民主党・蓮舫参院議員が東京都知事選出馬へ! 首都決戦は「女の戦い」に

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    飯豊まりえは高橋一生との結婚で危機再燃?「新垣結衣の二番煎じ」懸念て何だ

    飯豊まりえは高橋一生との結婚で危機再燃?「新垣結衣の二番煎じ」懸念て何だ

  3. 8
    ヒデとロザンナの出門英 結腸がんで壮絶死

    ヒデとロザンナの出門英 結腸がんで壮絶死

  4. 9
    “ダメ大関の見本市”が後押し 新小結大の里「来場所で大関昇進」への期待と懸念

    “ダメ大関の見本市”が後押し 新小結大の里「来場所で大関昇進」への期待と懸念

  5. 10
    小池都知事「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!

    小池都知事「早期出馬表明」は3選への焦りそのもの SNSでは「#小池百合子落選運動」勃発!