滑るボール以外にも 大谷翔平の“右肘故障”これだけの理由

公開日: 更新日:

「前から悪かったところだけど、手術したわけではないから何とも言いようがない」

 スポーツ紙などによれば、カブスのダルビッシュは、右肘部分断裂で故障者リスト入りした大谷翔平(23)に関してこう言ったという。

 ダルは2015年に右肘靱帯を部分断裂。PRP注射による保存療法で様子を見る大谷とは違って、トミー・ジョンと呼ばれる靱帯再建手術を受けている。大谷は手術をしていないから「何とも言えない」のだろうが、重要なのは「前から悪かったところ」というくだりだ。

 大谷は昨年10月、右肘に今回と同じPRP注射をしている。代理人のネズ・バレロ氏はあくまでも予防的措置と強調したものの、「実はそれ以前から右肘に張りや痛みは何度か生じていた」とは日本ハムOB。16年のCSで日本最速の165キロを投げた直後に本人は「肘が飛ぶかと思った」と話したこともある。

 ダルはオフに共に自主トレを行うなど同じ日本ハムOBで、大谷は弟分のような存在だ。大谷が日本ハム時代に右肘を痛めたことを知っているからこそ、「前から悪かったところ」という発言になったのだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

  2. 2
    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3
    悠仁さまは一般入試を一度も受けず難関名門高に入学…皇室でも“例外”は許されないのか?

    悠仁さまは一般入試を一度も受けず難関名門高に入学…皇室でも“例外”は許されないのか?

  4. 4
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    「アンチヒーロー」近藤華にブレークの予感…長谷川博己と互角の「泣きの演技」は両親譲りの“才能”か

    「アンチヒーロー」近藤華にブレークの予感…長谷川博己と互角の「泣きの演技」は両親譲りの“才能”か

  2. 7
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

  3. 8
    女子バレー元日本代表・栗原恵“BIGカップル”昼下がりの目撃談…長身女性“独特の悩み”とは

    女子バレー元日本代表・栗原恵“BIGカップル”昼下がりの目撃談…長身女性“独特の悩み”とは

  4. 9
    マイナ保険証はトラブル続きなのに…河野デジタル相は紙廃止「問題なし」一点張りの厚顔不遜

    マイナ保険証はトラブル続きなのに…河野デジタル相は紙廃止「問題なし」一点張りの厚顔不遜

  5. 10
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず