原氏再々登板でついに実現? 巨人「江川ヘッド」が急浮上

公開日: 更新日:

「ヘッドコーチは誰になるんだ?」「村田さんがそのままってわけにはいかないだろう」

 巨人のチーム関係者も、ウの目タカの目だ。

 原辰徳前監督(60)の再々登板が決まっている巨人。ネット上で喧々囂々の論争になっているのが、第3次政権の参謀役を誰が担うのか、ということである。

 現職の村田真一ヘッド(54)は、以前から能力が疑問視されていた。高橋由伸監督(43)に請われる形でナンバー2の座に収まったものの、チームは4年連続のV逸。指導者経験のない指揮官を十分に補佐できず、チーム内外から批判にさらされている。

「村田は竹を割ったような性格で、現役時代から兄貴分タイプ。人望はあるものの、お世辞にも参謀役というタイプではない。由伸にとっては、野球理論より精神論という村田がヘッドを担ったのが最大の不幸だったかもしれない。本人が望んだこととはいえ、それを認めた球団の最大の人選ミスだと思う」

 と、手厳しいのは古株の巨人OB。本来なら、由伸監督と一蓮托生、責任をとって辞任という流れになるところだが、次期監督に内定しているのが原前監督である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

  2. 2
    86歳日枝久氏が居座り続けるフジテレビの未来…視聴率は低迷し営業利益は約30%減

    86歳日枝久氏が居座り続けるフジテレビの未来…視聴率は低迷し営業利益は約30%減

  3. 3
    立ち食いそば店の60代“深夜ワンオペ”は命がけ…敬遠されるのも無理はない

    立ち食いそば店の60代“深夜ワンオペ”は命がけ…敬遠されるのも無理はない

  4. 4
    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

  5. 5
    維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

    維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

  1. 6
    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 7
    ロッテ佐々木朗希「省エネ投球」の謎解き…フルパワーのシーズンフル稼働は到底無理

    ロッテ佐々木朗希「省エネ投球」の謎解き…フルパワーのシーズンフル稼働は到底無理

  3. 8
    協会はテレビ各社にケンカを売るように「放映権をよこせ」と迫り過去最高益「5億円超」を叩き出した

    協会はテレビ各社にケンカを売るように「放映権をよこせ」と迫り過去最高益「5億円超」を叩き出した

  4. 9
    「燕は戻ってこない」桐野夏生著

    「燕は戻ってこない」桐野夏生著

  5. 10
    なぜ大谷の評価は「いまひとつ」なのか…現地メディアの根底に「安打じゃ満足できない」米国人気質

    なぜ大谷の評価は「いまひとつ」なのか…現地メディアの根底に「安打じゃ満足できない」米国人気質