巨人もリストに 東海大・海野「外れ1位」筆頭候補に急浮上

公開日: 更新日:

 佐々木、奥川、森下の「ビッグ3」に人気が集中しそうなドラフトで、例年以上に重要になるのが「外れ1位」である。

 高校生投手では最速154キロ右腕の創志学園・西。同野手では今春センバツを制した東邦・石川、俊足巧打の遊撃手である桐蔭学園・森らが挙げられる。

 そんな中、東海大・海野隆司捕手(22=関西)の評価が急上昇している。

 身長は173センチと小柄だが、二塁送球は1・7秒台の強肩を誇る。今季限りで阿部が引退した巨人の長谷川スカウト部長は「捕ってからの速さとか実戦的に凄くいいものを持っている」と評価。4日の段階で1位候補の8人に入っていると明かした。

 今春の大学選手権時に同部長は「肩は強い。全体的に守備はいいんだけど、まだまだ打撃が弱い」と、自身の大学の後輩でもある海野に注文をつけていた。しかし、今夏に日本代表として日米大学野球で本塁打を放つなど打撃面も及第点に到達。今や阪神中日なども外れ1位候補にリストアップするまでに成長した。

 12球団を見渡しても捕手難にあえぐチームは多い。海野が高校生の西、石川、森らをしのいで、外れ1位の1番人気に躍り出る可能性は高い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

  2. 2
    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3
    悠仁さまは一般入試を一度も受けず難関名門高に入学…皇室でも“例外”は許されないのか?

    悠仁さまは一般入試を一度も受けず難関名門高に入学…皇室でも“例外”は許されないのか?

  4. 4
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    「アンチヒーロー」近藤華にブレークの予感…長谷川博己と互角の「泣きの演技」は両親譲りの“才能”か

    「アンチヒーロー」近藤華にブレークの予感…長谷川博己と互角の「泣きの演技」は両親譲りの“才能”か

  2. 7
    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

    悠仁さまが10年以上かけた秀作「トンボの論文」で東大入試に挑むのがナゼ不公平と言われるのか?

  3. 8
    女子バレー元日本代表・栗原恵“BIGカップル”昼下がりの目撃談…長身女性“独特の悩み”とは

    女子バレー元日本代表・栗原恵“BIGカップル”昼下がりの目撃談…長身女性“独特の悩み”とは

  4. 9
    マイナ保険証はトラブル続きなのに…河野デジタル相は紙廃止「問題なし」一点張りの厚顔不遜

    マイナ保険証はトラブル続きなのに…河野デジタル相は紙廃止「問題なし」一点張りの厚顔不遜

  5. 10
    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず

    巨人・岡本和真「急失速の真犯人」…19打席ぶり安打もトンネル脱出の気配いまだ見えず