山田隆道
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山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

メッセ、鳥谷の不在でどうしても外国人7人衆を見てしまう

公開日: 更新日:

 2月に入り、いよいよプロ野球の春季キャンプが始まった。私がひいきにしている阪神タイガースは、今年も沖縄県宜野座村にて一軍キャンプを張る。もうすっかり見慣れた光景だが、報道陣やファンの多さは12球団屈指。今年も大賑わいのキャンプインであった。

 だが、やはりちょっとした違和感はあった。なにしろ、メッセンジャーと鳥谷敬という長年投打の柱だった2人のスター選手が同時にいなくなったのだ。この存在感の消失はさすがに大きい。次代のスターの出現が待ち遠しくなって当然だ。

 その一方で、一軍メンバーに外国人選手が7人もいる(呂彦青は二軍スタート)。これは球団史上最多だという。今年は他球団からFAなどで移籍してきた大物日本人選手がいないことや、ドラフト1位の西純矢が二軍スタートということもあってか、いやが応でもその外国人7人衆に視線が向いてしまう。もちろん、藤川球児藤浪晋太郎ら他にも注目度の高い人気選手はいるのだが、エドワーズ、ガンケル、スアレス、ガルシア、マルテ、ボーア、サンズはやっぱり目立つ。こうやってカタカナ名を7人並べただけでも壮観である。

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