鈴木誠也はMLBキャンプ出遅れ確実…ロックアウト越年決定的の不運と待ち受ける試練

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 大リーグ機構(MLB)が全ての契約交渉を凍結するロックアウト(LО)の越年が決定的になった。

 米スポーツサイト「ジ・アスレチック」は15日、選手会関係者の話として年俸総額やFA取得期間の短縮など「経済に関わる主要議題は1月まで先送りされる」と報じた。今月1日の交渉決裂後もMLBと選手会は話し合いを重ねているが、進展は見られないまま平行線。週明けにはクリスマス休暇に入るため、主要議題に関しては1月から話し合いが再開される見込みだという。

 記事によると、機構、選手会とも2月のキャンプイン、レギュラーシーズン開幕(3月31日)を遅らせない方針で一致。新労使協定合意のデッドラインは2月1日に設定しているそうで、遅くともバッテリー組が始動する2月15日前後には妥結するとみられている。

 LОの影響をもろに受けているのが、広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也(27)だ。MLBが11月21日に獲得可能選手と公示してから10日後にLОに突入。交渉期間は20日間残っているとはいえ、一日でも早く合意するに越したことはない。なぜなら、契約書にサインを交わしてからの渡米手続きが何かと煩雑だからだ。

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