原監督が4番奪取を厳命…巨人・岡本は来季復活なら3年後にヤクルト村上と同時メジャー

公開日: 更新日:

 巨人原辰徳監督(64)が岡本和真(26)に「理想を言えば和真が4番。(中田)翔が若き大将を支える。松井を清原が守ったように」と来季から新主将となる主砲に4番の奪取を厳命した。23日付のスポーツ紙が一斉に報じている。

 今季は開幕から4番に座ったものの、調子が上がらず、8月11日の中日戦で今季初めて4番から降格した。その後も中田に譲ったまま、シーズン終了まで「定位置」を取り戻すことはなかった。

 今季は打率.252、82打点、30本塁打。年俸は今季の3億円から3000万円減の2億7000万円に減俸となり、「今シーズンはうまくいった時がないくらい。来年はいい方向に持って行けるように」と振り返っていた。

 さる巨人OBが言う。

「主将だった坂本は複数年契約中とはいえ、度重なる故障で3度も離脱。V逸どころか3位以内のCSにも出られなかった戦犯とされるのに、年俸は6億円の現状維持。一方で岡本は昨年まで2年連続で二冠王。球団では王、松井に次ぐ5年連続30本塁打以上を継続したのに、3000万円もダウンするのは気の毒という声もあった。本人も忸怩たる思いがあったでしょう。公言こそしていないが、メジャー志向を秘めている。これで5年間フルに働いたので、海外FA権取得まであと4シーズンの計算。その1年前に球団からポスティングを使ったメジャー挑戦が認められるとすると、Xデーは3年後の2025年オフということになります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    阪神球団内外でジワジワ広がる“岡田包囲網”…掛布雅之氏、福本豊氏も「異議あり!」

    阪神球団内外でジワジワ広がる“岡田包囲網”…掛布雅之氏、福本豊氏も「異議あり!」

  2. 2
    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3
    プロ初2ケタ勝利の西武・今井達也が語る“5.9にキレた”理由 降板後にベンチでブチ切れ

    プロ初2ケタ勝利の西武・今井達也が語る“5.9にキレた”理由 降板後にベンチでブチ切れ

  4. 4
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5
    用意する資金は青天井! 名門ヤンキースが朗希獲得でドジャースへの“リベンジ”画策

    用意する資金は青天井! 名門ヤンキースが朗希獲得でドジャースへの“リベンジ”画策

  1. 6
    協会の強硬姿勢が招いた「15大会消滅」の危機…杜撰なツアー改革構想が女子プロの職場を奪う

    協会の強硬姿勢が招いた「15大会消滅」の危機…杜撰なツアー改革構想が女子プロの職場を奪う

  2. 7
    万博スタッフに「時給2000円」大盤振る舞いの裏で…“格差拡大”に涙を飲む大阪府非常勤職員

    万博スタッフに「時給2000円」大盤振る舞いの裏で…“格差拡大”に涙を飲む大阪府非常勤職員

  3. 8
    西武・今井達也“堪忍袋の緒”はブチ切れ寸前? 好投まったく報われずメジャー志向は増す一方

    西武・今井達也“堪忍袋の緒”はブチ切れ寸前? 好投まったく報われずメジャー志向は増す一方

  4. 9
    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10
    藤川球児氏が岡田監督に「モノ申した」不穏…阪神球団内でも指揮官への“逆風”強まる

    藤川球児氏が岡田監督に「モノ申した」不穏…阪神球団内でも指揮官への“逆風”強まる