鈴木照雄 — 著者のコラム一覧

鈴木照雄

１９４６年、長野・阿智村生まれ。塚原学園天竜高（現松川高）、大東文化大、河合楽器を経て、７１年ドラフト１１位で阪神入団。７６年に太平洋クラブ（現西武）に移籍。７８年クラウンライターが西武鉄道へ身売りするタイミングで引退、スカウトに転身。２００６年までの２８年間、関西と北信越の一部を担当。担当選手は清原和博、垣内哲也、和田一浩、松井稼頭央、中島宏之、栗山巧、中村剛也、炭谷銀仁朗ら逸材多数。現在は長野・飯田ボーイズの監督を務める。

伝説の凄腕スカウトは見た！

協約違反で契約無効になった小島弘務を巡る根本陸夫流「親分の後始末」

公開日：2024/04/20 17:00　更新日：2024/04/20 17:10

中日時代に完封勝利を挙げた小島（Ｃ）共同通信社

　1989年12月、西武はドラフト外で投手の小島弘務（現・浜松修学舎高監督）を獲得した。鈴木にとっての「隠し玉」だった。

　平安高（現・龍谷大平安）から駒大へ進学するも、1年夏に中退。その後、かつて和歌山を拠点にした住友金属（当時）に入社していた。

　契約金4500万…

この記事は会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに会員登録すると続きをお読みいただけます。

今すぐ登録ログイン

■関連記事

■関連キーワード

野球