新庄監督の“奇襲奇策”が日本ハムのアキレス腱に…「フツーに戦えば勝てる」だけに選手はモヤモヤ

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「とらえるのが難しくなるので、内野安打とかポテンヒットでランナーをためられたら。ちょっとした隙を突けたら」

 リーグ戦再開初戦の西武戦で先発してくる今井(27)に対し、日本ハムの新庄監督(53)はこう言っている。

 今井はここまで勝ち星(6勝)、防御率(1.17)ともにリーグ2位と、日本球界を代表する右腕だ。難攻不落の投手だけに「内野安打やポテンヒットでランナーをためたい」と打開策を明かしたのだが、「新庄監督が戦う前に戦略を明かしたり、策を弄したりするのは少し心配です」とは日本ハムOBだ。

 例えば4月15日、開幕15試合で犠打ゼロの日本記録をつくると自身のインスタグラムで「明後日(18日のオリックス戦)からは毎イニング毎試合バント仕掛けようかにゃ~」と宣言。18日に犠打はなかったものの、試合は敗れた。

 5月13日のオリックス戦は2ランスクイズが成功して勝ったが、翌日は負け。27日のソフトバンク戦でも同様の2ランスクイズを仕掛けて三塁走者は生還、二塁走者は本塁憤死。この日は勝利したとはいえ、翌日の同カードは敗れた。

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