三田佳子が明かす「ドクターX」 西田敏行との“深い仲”

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 米倉涼子主演のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」(テレビ朝日系・木曜)で、次期院長候補の内科統括部長・馬淵一代を演じる三田佳子。大学病院本院という「白い巨塔」の中で、対立関係にあるのが西田敏行演じる外科統括部長・蛭間重勝だ。三田にドラマ撮影の舞台裏を聞いた――。

「西田さんとの出会いはもう40年前。多重人格者を描いたサスペンスドラマ『私という他人』(74年)でした。当時私は33歳、彼は25~26歳。有望株という触れ込みの新人役者でまだ幼さが残っていたから、ちょっと可愛くって。お会いするのも久しぶりだったので、このドラマの顔合わせの時に“随分大人になったわね~”と言ったら、“三田さぁ~ん、僕もう65歳ですよ”って(笑い)」

 西田とはその後、88年公開の映画「敦煌」で再共演する。

「撮影期間が3カ月以上の大作映画で、私はワンシーンだけの出演でしたが、中国の山奥まで10日間かけて向かいました。皆さんそろそろ日本の味が恋しいだろうなぁと、トランクケースいっぱいにそうめんを持っていったの。喜んでくれたわぁ。そして夜はお酒を飲んで皆でドンチャン騒ぎ。私、当時は酔うとキス魔で、西田さんとチークダンスを踊りながらチュッチュッて(笑い)。あの時の関係性が、ドクターXでも生きていると思います」

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