キー局に強い野心 宮根誠司は「報道ステ」司会に色気丸出し

あり余る上昇志向／（C）日刊ゲンダイ

　宮根の指摘はいちいち正論なだけに誰も反論できない。これまでも、デーブ・スペクターのギャグに「順番が違う」とダメ出ししたり、お天気キャスターに「続きはＣＭの後って言ってるやん」と恫喝してネットで話題になった。最近では梅沢富美男と言い合いになり「親指の頭みたいな顔」と無駄にキレていたが、「台本通りじゃねえの」とネットで指摘されるほど日常的にキレまくっている。

「台本通りというより、宮根のサービス精神ですよ。番組を面白くしたいという彼の情熱は半端ないものがある。これまで鳥人間コンテストに出場したり、東京マラソンを走ったりしたのも、彼のサービス精神と目立ちたがりの性格のたまもの。モー娘の矢口の復帰出演もそう。話題作りのためなら何でもする。それには頭が下がる」（テレビ関係者）

　その、あり余る情熱と上昇志向が「ミヤネ屋」を同時間帯“独り勝ち”に導いたのも事実。さらなる上を目指したい宮根にとって、「報道ステーション」キャスターはまさに桧舞台といえるのだが……。