歌手・加橋かつみが語る バーボン7本空け病院に運ばれた夜

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 来年、結成50年を迎えるザ・タイガース。2013年12月の再結成が大きな話題にもなったが、メンバーの加橋かつみさん(67)はソロやジョイントライブで精力的に活動している。年末までに20カ所以上のステージを予定。加橋さん、実はかなりイケる口で、初めて酒豪伝説を披露……。

■タニマチに連れられ毎晩のように祇園へ

 お酒を飲みだしたのは京都に住んでた高校時代だね。もう随分前のことだから時効にしちゃうけど、当時はタロー(森本太郎)、ピー(瞳みのる)、サリー(岸部修三=一徳)らと4人で「サリーとプレイボーイズ」ってバンドを組んでた。

 メーンはベンチャーズのコピーで、結構、人気があってね。それで、ある老舗呉服問屋の若旦那が僕らのタニマチになって、毎晩のように祇園に連れてってくれたんだ。

 居酒屋とかレストランとかじゃないよ。祇園でも指折りの料亭ばかり。もちろん、芸妓さんや舞妓さんを呼んでのお茶屋遊びだよ。5人だから、1回30万円以上はしたんじゃないかなあ。高校生の分際で、大人の夜の世界に接することができたのは貴重な経験だった。それと、当然、舌が肥えるし、酒の“きれいな”飲み方も覚えたね。

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