「半沢直樹2」のカギ握る 菅野美穂ドラマ「砂の塔」の成否

公開日: 更新日:

 菅野美穂の主演ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」の成否に「半沢直樹2」がかかっているという。このドラマが高視聴率を取れば、菅野の夫である堺雅人が気分を良くして、大ヒットドラマ「半沢直樹」の続編に前向きになるのではないか、といわれているのだ。

「堺サイドでは『半沢直樹』のイメージ定着を避けたいうえに、大河ドラマ『真田丸』など出演予定ドラマも重なっていた。そのため、なかなか続編に首を縦に振らなかったのですが、大河撮了を機に出演交渉の余地が生まれてきた。その際に妻の主演ドラマが好調なら気分良く引き受けてもらえるはずという狙いがTBSにはある。絶対に外すわけにはいかないという理由で松嶋菜々子を助演で起用したほどです」(テレビ関係者)

 ところが、肝心の視聴率は、初回9・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)から右肩下がり。もちろん、菅野にとっても4年半ぶりのドラマ主演。堺との結婚、第1子出産後の本格復帰作だけに負けられない事情がある。番宣活動も積極的にやらざるを得なかった。

 ドラマのクランクインは放送開始の1カ月前。菅野はNHK朝ドラ「べっぴんさん」にも出演中で、大阪と東京を子連れで往復する忙しい毎日。それでも放送前日にはTBSの情報番組をジャック。当日には「ぴったんこカン・カン」、第2話前には「櫻井・有吉THE夜会」に出演してドラマをPR。さらに座長として出演者を誘って食事会まで催しているという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  1. 6

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 9

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  5. 10

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後