“低刺激”だからウケた? 吉高由里子「正義のセ」大健闘の謎
放送直後のSNS上でも「既視感がある」「一本調子」などと、やはりネガティブの意見が多かったのだが、それでもなぜか視聴率は大崩れしない。なぜか。
「凝った作りのドラマは他にいくらでもあるのに『正義のセ』が大崩れしないのは、もともと日テレ全体の視聴率のベースが他局より高いこともあるでしょうが、むしろ一本調子で"低刺激"な作風だからウケるのかも。主演の吉高をはじめ安田顕、三浦翔平、生瀬勝久などアクの強い脇役を揃えた割には、それぞれの演技が抑えめに映ります。それが逆に良かったのかもしれませんね」(亀井氏)
確かに「何だかホンワカした気分になれる」「安心して見ていられる」なんてプラスの意見も少なからずある。世の中は市長のセクハラとか監督のパワハラとか、連日、あきれ果て疲れ果てるニュースばかり。視聴者もドラマぐらいはホッとしたいか。