弁護士・菅野朋子氏に共感 思慮深さと分かりやすさが魅力
診断結果は…【良】
まさにワイドショー向きの分かりやすいキャラクターで、連日各局の情報番組を賑わせてきた日本ボクシング連盟の山根明会長。8日の記者会見で辞任を発表したが、前日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で菅野朋子が「まともな会見になるとは思わない」と言っていた通りの展開になった。会長サイドは「記者会見」と言わずに「声明発表」との位置づけで「辞任」を明言したのはいいが、会長辞任なのか、理事を含め全役職を辞めるのか、はっきりしなかった。番組では理事の半数の賛成で可決できる解任をするのか、理事30人に47都道府県代表を含めた人数の3分の2が必要な除名にするのかも話題になった。「基本的には解任を目指すのだろうが、3分の2はどうなのか」とコメント。多くの関係者が山根会長の呪縛から解き放たれるのは容易ではないと感じていたので、うなずきながら聞いていた。
94年立教大学社会学部卒。東大法科大学院在学中に出産・離婚という事態に直面しながら、司法試験に合格している。高校時代はイジメも経験した。そんな経歴が想像力や創造力、共感力を磨いたのか、思慮深さと分かりやすさが魅力だ。