元SMAP3人ジャニーズに反攻開始 福岡ローカルで地上波復帰

公開日: 更新日:

■「略してブリラク」出演の裏事情

 企画とスポンサーは決まっていたものの、出演者ありきの話ではなかったというわけだ。だが東京のキー局が「古巣であるジャニーズ事務所との関係を忖度して、様子見をしている」(某在京キー局の番組プロデューサー)中で、TBSの系列局であるRKBが“火中の栗”を拾ったのはなぜか。もしや及び腰の“中央”に業を煮やし、反旗を翻したのか。

「いえいえ、そんなことは全くございません(苦笑い)。純粋に『新しい地図』のお三方に福岡の街を歩いていただいたら地元の良いPRになるのではないかと考えたのです。われわれは視聴者の方々に楽しんでいただける番組作りが第一であり、忖度するといったことはありません。番組リリース後、TBSさまから苦情等の連絡もございません」(同担当者)

 しかし、日刊ゲンダイはさらなる舞台裏の話をキャッチした。元SMAPのチーフマネジャーで現在は3人が所属する「CULEN」社長の飯島三智氏が“仕掛け人”として奔走したというのだ。


 RKBに企画を持ち込んだというメルカリ社のCMには、草彅が起用されている。それゆえ「地上波復帰の番組スポンサーを飯島氏が同社に持ちかけた」(事情通)と聞けば合点がいく。おまけに「RKBの番組プロデューサーはキー局にも動じない胆力が備わっている。なかなかアツいテレビマン」(前出の事情通)とのこと。“新しい地図”に必要なピースが揃ったということなのだろう。

 同番組はメルカリのアプリ内でも無料配信されるという。全国各地にいる「新しい地図」ファンらはSNS上で歓喜の書き込みをしており、早くも番組のレギュラー化まで囁かれている。地方局を足がかりに、ジャニーズへの反転攻勢が始まった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    水原一平様には「ラウンダーズ」を…「勝負を始めて30分でカモを見つけなければ自分がカモになる」

    水原一平様には「ラウンダーズ」を…「勝負を始めて30分でカモを見つけなければ自分がカモになる」

  3. 3
    「嵐」新会社設立で企業はCM契約に虎視眈々も…故ジャニー喜多川氏との“広告料の約束事”はどうなる?

    「嵐」新会社設立で企業はCM契約に虎視眈々も…故ジャニー喜多川氏との“広告料の約束事”はどうなる?

  4. 4
    眞子さんが小室圭さんと手にした“40平米の自由”…ジーンズにTシャツの質素な装いがメインに

    眞子さんが小室圭さんと手にした“40平米の自由”…ジーンズにTシャツの質素な装いがメインに

  5. 5
    変わるグラビア業界の勢力図 老舗の大手事務所は破産、新興勢力が躍進

    変わるグラビア業界の勢力図 老舗の大手事務所は破産、新興勢力が躍進

  1. 6
    村雨辰剛さんが語る愛猫メちゃんとの日々「ともに自立して生きている 距離感が心地よい」

    村雨辰剛さんが語る愛猫メちゃんとの日々「ともに自立して生きている 距離感が心地よい」

  2. 7
    リプトン「イエローラベル」vs日東紅茶「デイリークラブ」 味比べ&意外にもそれぞれ入れ方が違う

    リプトン「イエローラベル」vs日東紅茶「デイリークラブ」 味比べ&意外にもそれぞれ入れ方が違う

  3. 8
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

  4. 9
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較